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第六楽章 北浜高校の夏合宿
夕食当番
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「雨宮くん、そのジャガイモ切っといて」
「あっはい!」
なぜ俺は合宿に来て目の前にあるジャガイモを切ってるんだろうか、、
「ちゃんとやってる?」
隣で若菜はにんじんを切っている。
「わかってるよ。」
「あ、だめだよ。もう少し細かい方がいいよ、」
「別にいいじゃねぇかよ、大きさくらい。
大きい方がたくさん食べた感じするだろ。」
「はぁ?よくないし、小さく切った方が食べやすいし。」
「、、、、チッ。」
「今舌打ちした?」
「してない。」
「うそだ、したでしょ。」
「わぁーーーーもういい!!」
雨宮は素早く包丁を動かす。
別に料理は不得意ではない。
家では親がいない時はご飯を作ることもあるし妹にご飯を作ったりする。
「あのね。2人とも、仲良いのはいいんだけど喧嘩しないで早くやろうね。」
雨宮と若菜は後ろを振り向く。
するとものすごい怒りを抑えている
鈴木先輩が鍋を持ちながらニコニコしながら
後ろに立っていた。
「す、すみません!」
2人は謝りそのまますぐ作業に戻った。
こんなに怒っていた鈴木先輩は初めてだ。
「はぁー!カレーは甘口でしょ。
わからないなぁー。甘口だからこそおいしさが引き立つでしょ。」
「いいや!辛口!カレーは普通辛いものだから。わからないかなぁ、お子様には!
これだから本当に!」
「甘口!」
「辛口!」
カレーは甘口派の縦石先輩と辛口派の横山先輩が大きな声で喧嘩をしている。
あの2人息はぴったりなんだが仲がいいのか悪いのか。
「まぁまぁ」
睦月先輩が2人をなだめている。
別にカレーはどっちでもいいと思うが。
「それでもなんでカレーなんだろうか。」
「私、カレーはあまり食べなかったから楽しみ。インドの人やタイの人しか食べないと思ってた。」
「それ、いつの時代だよ。」
「は?まぁいいや、でもみんなでご飯作るのも楽しいね。」
ニコッと若菜は笑う。
それを見て雨宮は何故かこっちが照れくさくなった。
それを悟られないようににやけないように
黙々と作業を続ける。
先輩達の方を見る。
すると縦石先輩と横山先輩は
鈴木先輩にお叱りを受けていた。
「あっはい!」
なぜ俺は合宿に来て目の前にあるジャガイモを切ってるんだろうか、、
「ちゃんとやってる?」
隣で若菜はにんじんを切っている。
「わかってるよ。」
「あ、だめだよ。もう少し細かい方がいいよ、」
「別にいいじゃねぇかよ、大きさくらい。
大きい方がたくさん食べた感じするだろ。」
「はぁ?よくないし、小さく切った方が食べやすいし。」
「、、、、チッ。」
「今舌打ちした?」
「してない。」
「うそだ、したでしょ。」
「わぁーーーーもういい!!」
雨宮は素早く包丁を動かす。
別に料理は不得意ではない。
家では親がいない時はご飯を作ることもあるし妹にご飯を作ったりする。
「あのね。2人とも、仲良いのはいいんだけど喧嘩しないで早くやろうね。」
雨宮と若菜は後ろを振り向く。
するとものすごい怒りを抑えている
鈴木先輩が鍋を持ちながらニコニコしながら
後ろに立っていた。
「す、すみません!」
2人は謝りそのまますぐ作業に戻った。
こんなに怒っていた鈴木先輩は初めてだ。
「はぁー!カレーは甘口でしょ。
わからないなぁー。甘口だからこそおいしさが引き立つでしょ。」
「いいや!辛口!カレーは普通辛いものだから。わからないかなぁ、お子様には!
これだから本当に!」
「甘口!」
「辛口!」
カレーは甘口派の縦石先輩と辛口派の横山先輩が大きな声で喧嘩をしている。
あの2人息はぴったりなんだが仲がいいのか悪いのか。
「まぁまぁ」
睦月先輩が2人をなだめている。
別にカレーはどっちでもいいと思うが。
「それでもなんでカレーなんだろうか。」
「私、カレーはあまり食べなかったから楽しみ。インドの人やタイの人しか食べないと思ってた。」
「それ、いつの時代だよ。」
「は?まぁいいや、でもみんなでご飯作るのも楽しいね。」
ニコッと若菜は笑う。
それを見て雨宮は何故かこっちが照れくさくなった。
それを悟られないようににやけないように
黙々と作業を続ける。
先輩達の方を見る。
すると縦石先輩と横山先輩は
鈴木先輩にお叱りを受けていた。
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