44 / 600
第三楽章 新生北浜高校吹奏楽部
一年生で合奏をしてみよう。①
しおりを挟む
部活に入部して3日ほど過ぎた。
4月の中旬の金曜日。
金曜日というのは最高だ。土日前で憂鬱な授業もない。そんな中テンションも上がるが
土日は残念ながら練習がある。
そんなことを思いながら2–Aで楽器ケースを開けてホルンを取り出す。
隣には篠宮先輩。3日ほどずっと基礎練習だ。
ひたすら基礎。ひたすら基礎。
「うわーーーーー。」と雨宮は叫んでしまった。
「びっくりした。どうしたの?」
と篠宮先輩。それもそのはずだ。びっくりしたに決まってる。
ふっと我にかえり雨宮は尋ねる。
「あの、篠宮先輩。僕らずっと基礎練じゃないですか。ロングトーン。タンギング。そろそろ他のことをやりたいんですけど。」と雨宮は篠宮先輩に質問する。
ロングトーンとは音を伸ばす練習。息を安定させたり、音程を取る練習のことである。
タンギングとはメロディーを作る上で重要な舌ベロの動き。イメージは太鼓の連打みたいな感じだ。あれを舌ベロで行う。
音が出るだけでは曲はできない。
「そろそろ言うと思ったよ。もう少し頑張りなよ。今日はいいことあるよ。」
「いいことですか?」
「さぁ。今回は基礎が大事だから。やるよ。」
「はい。」仕方なく雨宮は返事をした。
すると2人で練習をしていると部屋の扉が開く。すると横山先輩が部屋に入ってくる。
「練習中すみません。篠宮先輩。
今日、そろそろ一年生だけでもいいかなと思って。」
「おっ!横山ちゃん。お疲れ。わかった。じゃあぼちぼち向かわせるよ。」と篠宮先輩は返事をさせる。要件だけ伝え横山先輩は横山先輩は雨宮に
「頑張ってね。」と一言伝えてその場を去った。
「えっ。なんですか。」横山先輩に軽く会釈をし、雨宮は篠宮先輩に尋ねる。
「ちなみに私は参加しないけど音程だけ合わせて部室戻りなよ。」と伝える。
なんだろうと思いつつ音程だけ合わせて
教室を出る。また戻ってくるだろうと思いつつホルンと持ってきた教本と譜面台を持ち部室に戻った。
4月の中旬の金曜日。
金曜日というのは最高だ。土日前で憂鬱な授業もない。そんな中テンションも上がるが
土日は残念ながら練習がある。
そんなことを思いながら2–Aで楽器ケースを開けてホルンを取り出す。
隣には篠宮先輩。3日ほどずっと基礎練習だ。
ひたすら基礎。ひたすら基礎。
「うわーーーーー。」と雨宮は叫んでしまった。
「びっくりした。どうしたの?」
と篠宮先輩。それもそのはずだ。びっくりしたに決まってる。
ふっと我にかえり雨宮は尋ねる。
「あの、篠宮先輩。僕らずっと基礎練じゃないですか。ロングトーン。タンギング。そろそろ他のことをやりたいんですけど。」と雨宮は篠宮先輩に質問する。
ロングトーンとは音を伸ばす練習。息を安定させたり、音程を取る練習のことである。
タンギングとはメロディーを作る上で重要な舌ベロの動き。イメージは太鼓の連打みたいな感じだ。あれを舌ベロで行う。
音が出るだけでは曲はできない。
「そろそろ言うと思ったよ。もう少し頑張りなよ。今日はいいことあるよ。」
「いいことですか?」
「さぁ。今回は基礎が大事だから。やるよ。」
「はい。」仕方なく雨宮は返事をした。
すると2人で練習をしていると部屋の扉が開く。すると横山先輩が部屋に入ってくる。
「練習中すみません。篠宮先輩。
今日、そろそろ一年生だけでもいいかなと思って。」
「おっ!横山ちゃん。お疲れ。わかった。じゃあぼちぼち向かわせるよ。」と篠宮先輩は返事をさせる。要件だけ伝え横山先輩は横山先輩は雨宮に
「頑張ってね。」と一言伝えてその場を去った。
「えっ。なんですか。」横山先輩に軽く会釈をし、雨宮は篠宮先輩に尋ねる。
「ちなみに私は参加しないけど音程だけ合わせて部室戻りなよ。」と伝える。
なんだろうと思いつつ音程だけ合わせて
教室を出る。また戻ってくるだろうと思いつつホルンと持ってきた教本と譜面台を持ち部室に戻った。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる