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第三楽章 新生北浜高校吹奏楽部
パートナー
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三つの楽器を持ち出し雨宮は篠宮先輩と
本校舎へ向かっていた。
吹奏楽部はパートごとに散らばって練習する。
「ここが私たちが使うホルンパートの練習場所ね。」
そこは本校舎2階の一番奥の角部屋だった。
2–A。北浜高校は19時までに吹奏楽部の生徒が鍵を閉めることになっている。
それまでは自由に使える。
掃除も終わっており椅子が机の上に乗っていた。
篠宮先輩は教室の後ろ側の席に椅子を2つ並べて机に楽器を置く。
「よしとりあえず楽器見てみて。」と雨宮に楽器を見せる。
一通り見た感じ楽器は綺麗にされており特に整備不良などは見た感じ見つかってない。
ホルンたくさんの管がある。一つでもかけていては音が出ない。
三つとも見たが雨宮は自分が持参したケースを開けて自分が中学のときに買ってもらった楽器を取り出す。
「すみません。やっぱりこれ使います。」
「うん。その方がいいよ。」と篠宮先輩。
「じゃあそのホルンで練習しようか。」
「はい。お願いします。」
「じゃあはいこれ。」
すると篠宮先輩は一つの本を差し出す。
緑色のホルンと英語で書かれていた教本だった。ホルンの基礎。音。ドレミファソラシドの音階が描かれていた。
「ありがとうございます」
吹奏楽部をやっていくのに重要な教科書的なテキストのようなものであった。
「それで基礎練。やっていこうか。」
「わかりました。」
篠宮先輩は雨宮の右隣に席を作り座る。2人とも前を向く感じで座る。
「じゃあB♭音階で8拍伸ばして4拍休み。
ロングトーンやっていこうか。」
「わかりました。」
「私はビシバシいくからね!よろしく。」
きついのはやめて欲しいが。
基礎練は大事にやっていこう。
本校舎へ向かっていた。
吹奏楽部はパートごとに散らばって練習する。
「ここが私たちが使うホルンパートの練習場所ね。」
そこは本校舎2階の一番奥の角部屋だった。
2–A。北浜高校は19時までに吹奏楽部の生徒が鍵を閉めることになっている。
それまでは自由に使える。
掃除も終わっており椅子が机の上に乗っていた。
篠宮先輩は教室の後ろ側の席に椅子を2つ並べて机に楽器を置く。
「よしとりあえず楽器見てみて。」と雨宮に楽器を見せる。
一通り見た感じ楽器は綺麗にされており特に整備不良などは見た感じ見つかってない。
ホルンたくさんの管がある。一つでもかけていては音が出ない。
三つとも見たが雨宮は自分が持参したケースを開けて自分が中学のときに買ってもらった楽器を取り出す。
「すみません。やっぱりこれ使います。」
「うん。その方がいいよ。」と篠宮先輩。
「じゃあそのホルンで練習しようか。」
「はい。お願いします。」
「じゃあはいこれ。」
すると篠宮先輩は一つの本を差し出す。
緑色のホルンと英語で書かれていた教本だった。ホルンの基礎。音。ドレミファソラシドの音階が描かれていた。
「ありがとうございます」
吹奏楽部をやっていくのに重要な教科書的なテキストのようなものであった。
「それで基礎練。やっていこうか。」
「わかりました。」
篠宮先輩は雨宮の右隣に席を作り座る。2人とも前を向く感じで座る。
「じゃあB♭音階で8拍伸ばして4拍休み。
ロングトーンやっていこうか。」
「わかりました。」
「私はビシバシいくからね!よろしく。」
きついのはやめて欲しいが。
基礎練は大事にやっていこう。
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