36 / 572
第三楽章 新生北浜高校吹奏楽部
担当楽器はなんだろうか①
しおりを挟む
「メロンパン最高。ありがとね。雨宮!」
と若菜が食堂の自販機の前で感謝を込めて返事する。
「べ、別にいいけどね。」の「ね」を強くして大崎に言い返す。ちゃんとこれからしっかり授業を聞こうと思った雨宮だった。
するとこちらに1人の女子生徒が向かってくる。
「おっす!元気!」とこっちに挨拶をしてきたのは昨日雨宮に話しかけてくれた子だった。
「絢辻さんか。ここで昼飯?」
「うん!そうそう。ここのシュークリーム美味しいんだよ。」
「雨宮。私も食べたい。」
「もう奢らない。」
すぐに若菜は舌打ちする。
「あ!お前今。舌打ちしたろ」
「してない」
すると絢辻さんは2人を見て
「ねぇ2人とも仲良いね。もしかして付き合ってるの?」
「付き合ってない。」2人が口を揃えていう。
「だよね!
全然そんな感じに見えないもん。ねぇねぇ暇だったらみんなでご飯食べようよ。」
「いいけど雨宮はどこか行ってよ。」
若菜が雨宮を省こうとする。
失礼にも程がある。
「おいなんだそれ。」
「まぁまぁ喧嘩しない!2人とも経験者なんでしょ!私ギターとかベースしかやったことないからさ。ちょっと吹奏楽部のこと教えてよ」
「私はいいよ!よろしくね。明ちゃん!」
「まぁそういこうことなら。」と雨宮はつぶやく。
教室で大海にジャンケンで負けてカレーパンを買ってくる予定があったがまぁいいか。
そのあと3人で昼飯を食べ戻ってきたら
大海に怒られたのはそのあとの話。
と若菜が食堂の自販機の前で感謝を込めて返事する。
「べ、別にいいけどね。」の「ね」を強くして大崎に言い返す。ちゃんとこれからしっかり授業を聞こうと思った雨宮だった。
するとこちらに1人の女子生徒が向かってくる。
「おっす!元気!」とこっちに挨拶をしてきたのは昨日雨宮に話しかけてくれた子だった。
「絢辻さんか。ここで昼飯?」
「うん!そうそう。ここのシュークリーム美味しいんだよ。」
「雨宮。私も食べたい。」
「もう奢らない。」
すぐに若菜は舌打ちする。
「あ!お前今。舌打ちしたろ」
「してない」
すると絢辻さんは2人を見て
「ねぇ2人とも仲良いね。もしかして付き合ってるの?」
「付き合ってない。」2人が口を揃えていう。
「だよね!
全然そんな感じに見えないもん。ねぇねぇ暇だったらみんなでご飯食べようよ。」
「いいけど雨宮はどこか行ってよ。」
若菜が雨宮を省こうとする。
失礼にも程がある。
「おいなんだそれ。」
「まぁまぁ喧嘩しない!2人とも経験者なんでしょ!私ギターとかベースしかやったことないからさ。ちょっと吹奏楽部のこと教えてよ」
「私はいいよ!よろしくね。明ちゃん!」
「まぁそういこうことなら。」と雨宮はつぶやく。
教室で大海にジャンケンで負けてカレーパンを買ってくる予定があったがまぁいいか。
そのあと3人で昼飯を食べ戻ってきたら
大海に怒られたのはそのあとの話。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる