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第二楽章 久しぶり吹奏楽部
集まった新入部員②
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「じゃあ、改めて。新入部員の一年生。入部ありがとうございます!まぁコンサートでもたびたび挨拶をしましたが部長の中畑です!僕は高校から初心者でわからないことがいっぱいだったんですけどでもやっていくうちにどんどん楽しくなっていくんでわからないことがあったらじゃんじゃん聞いてね。」
「部長。担当楽器は?」
部員の先輩方の誰かはわからないが部長に質問する。
「あっ忘れてた。サックスやってます。テナーサックス。」
部員たち全員が笑い合う。
「それじゃあ、最初に新入部員の子達から自己紹介してもらおうかな?じゃあ僕から見て右から行こうかな。」
すると部長は小林の方を見つめる。
「はい。わかりました。」
そう言われて小林は返事をし、席を立つ。
「小林俊輔です。中学は藤浜中で吹奏楽部に所属しててフルートを担当してました。よろしくお願いします。」
部員が全員で拍手する。
「そうか!思い出した。藤浜中って強豪高じゃないか。」
「何?強いの?」
「めちゃくちゃ強い。全国に何度も出場してる。」
「へーそうなんだ。」
大海が反応する。もしかして結構な粒揃いなんじゃないかと思った洸だった。
「1–Dの伊藤愛斗です。初心者ですがよろしくお願いします。」
少し目つきが上がってて背は170センチくらいあるかな?かなりひょろ長い男子が発表する。後で話しかけるか。
「金子英介です。1–Eです!初心者ですがよろしくお願いします!ちなみにトランペットの有村さんに拉致られてここに来ました。よろしくお願いします!」
大きな笑い声が部室に響く。有村先輩というトランペットの人に勧誘されたらしい。
身長は雨宮より少し高いくらいだろうか。顔も整っておりコミュニケーションが高そうな感じだ。俺とは真逆。
「絢辻明です。よろしくお願いします。
ロックバンドが好きでギターをずっと弾いてました。吹奏楽部はやったことないですが高校では新しいことをやりたいと思いこの部活に入りました!よろしくお願いします!」
短く綺麗に切り揃えられたショートヘアが風に靡く。少し青みのあるダークアッシュっぽい綺麗な髪が光に反射する。
「おぉーー!すげー!」
「ギター?ベース?」
次々に先輩たちが質問する。
「はいはい。また後で各個人で質問してください。さぁどんどんいいこう。隣の子いいかな?」
部長が話を切り替えて話を進める。
慌てて次の席の子が起立し、発表する。
「百瀬梓です。北中で吹奏楽部やってました。クラリネットを担当してました。よろしくお願いします。」
真面目に挨拶してその場に座った。あっさりした発表だったが先輩方がみんな拍手する。
そして雨宮の隣の女子が席を立つ。
「川口優実です。1–Fです。東中でトロンボーンをやってました。小学校の時に金管バンド部に入ってました。中学は帰宅部でしたがもう一度やりたいと思い入りました!よろしくお願いします。」
肩につかるか、かからないくらいの長さの茶髪で背が少し雨宮より低い身長で小柄な少女が席に座る。
新たなメンバーとともに一緒にやっていくことが不安もありつつも隣の川口さんが座るのと同時に席を立った。
「部長。担当楽器は?」
部員の先輩方の誰かはわからないが部長に質問する。
「あっ忘れてた。サックスやってます。テナーサックス。」
部員たち全員が笑い合う。
「それじゃあ、最初に新入部員の子達から自己紹介してもらおうかな?じゃあ僕から見て右から行こうかな。」
すると部長は小林の方を見つめる。
「はい。わかりました。」
そう言われて小林は返事をし、席を立つ。
「小林俊輔です。中学は藤浜中で吹奏楽部に所属しててフルートを担当してました。よろしくお願いします。」
部員が全員で拍手する。
「そうか!思い出した。藤浜中って強豪高じゃないか。」
「何?強いの?」
「めちゃくちゃ強い。全国に何度も出場してる。」
「へーそうなんだ。」
大海が反応する。もしかして結構な粒揃いなんじゃないかと思った洸だった。
「1–Dの伊藤愛斗です。初心者ですがよろしくお願いします。」
少し目つきが上がってて背は170センチくらいあるかな?かなりひょろ長い男子が発表する。後で話しかけるか。
「金子英介です。1–Eです!初心者ですがよろしくお願いします!ちなみにトランペットの有村さんに拉致られてここに来ました。よろしくお願いします!」
大きな笑い声が部室に響く。有村先輩というトランペットの人に勧誘されたらしい。
身長は雨宮より少し高いくらいだろうか。顔も整っておりコミュニケーションが高そうな感じだ。俺とは真逆。
「絢辻明です。よろしくお願いします。
ロックバンドが好きでギターをずっと弾いてました。吹奏楽部はやったことないですが高校では新しいことをやりたいと思いこの部活に入りました!よろしくお願いします!」
短く綺麗に切り揃えられたショートヘアが風に靡く。少し青みのあるダークアッシュっぽい綺麗な髪が光に反射する。
「おぉーー!すげー!」
「ギター?ベース?」
次々に先輩たちが質問する。
「はいはい。また後で各個人で質問してください。さぁどんどんいいこう。隣の子いいかな?」
部長が話を切り替えて話を進める。
慌てて次の席の子が起立し、発表する。
「百瀬梓です。北中で吹奏楽部やってました。クラリネットを担当してました。よろしくお願いします。」
真面目に挨拶してその場に座った。あっさりした発表だったが先輩方がみんな拍手する。
そして雨宮の隣の女子が席を立つ。
「川口優実です。1–Fです。東中でトロンボーンをやってました。小学校の時に金管バンド部に入ってました。中学は帰宅部でしたがもう一度やりたいと思い入りました!よろしくお願いします。」
肩につかるか、かからないくらいの長さの茶髪で背が少し雨宮より低い身長で小柄な少女が席に座る。
新たなメンバーとともに一緒にやっていくことが不安もありつつも隣の川口さんが座るのと同時に席を立った。
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