2 / 5
託されし者へ
しおりを挟む
神となった我は
不死身でありながら、
その力は、弱まりつつあり
信仰を捨てる者も日々増えつつある
神を崇めることで受ける恩恵は
確かに有り、失ってしまうと
世の中が闇に包まれるであろう
それは、我にとっても深い悲しみである
活気を帯びた楽しい世の中こそ
我が望む理想の世界なのじゃ
そこで力の弱まった我に変わる後継者に
その思いを託すことにした
我の信者の中からその力を見いだし
選ばれし唯一無二の者
それが、其方じゃ
其方には、我を超えるほどの
マナが存在する
其方がその力を発揮し
強い信仰心もつ者達に
崇められる様になった時
それは、其方が神となったことを
意味する
崇められるためには
神としてやらねばならないこともある
けれど、その力が元々弱い我が
神として崇めらるようになったのには
秘策がある
それをこれから伝授しよう
神として崇められる為には
強い信仰心を持つ信者が必要で
まずは、信者を集めることから
始めねばならぬ
そのためにする事
それは、
自ら書き記した聖典『アンプル』渡すこと
かなりのものが
我を崇めるようになったことを
其方も目にしていたであろう
そして、偶然な事とはいえ
其方にも思い当たることが
あるはずじゃ
それが、1番効果的であることは
否定出来ない事実である
一言付け加えておくが
我の心は清く美しい為
邪な心など、持ってはおらぬ
聖典は、あくまでも広く民衆に
向け書いたものであることは
紛う事なき真実だと受け止めよ
其方が殿方であるからして
ターゲットは、娘達が良かろう
但し、上流貴族はハードルが高いから
中流階級以下の娘達が良い
そして、揺るがない信仰心を持たせるのじゃ
その道は、耐久力が必要で
時間がかかるものかもしれぬ
それでも、選び抜かれし其方なら
必ずや成し遂げると
我は期待している
全ては
其方にかかっておる
強く肝に銘じ、道を進むことを望む
けれど、
くれぐれも邪な心を持たぬよう忠告しておく
夢を与えるのは良いことだが、後々苦しみを与えるのは、避けねばならない
不死身でありながら、
その力は、弱まりつつあり
信仰を捨てる者も日々増えつつある
神を崇めることで受ける恩恵は
確かに有り、失ってしまうと
世の中が闇に包まれるであろう
それは、我にとっても深い悲しみである
活気を帯びた楽しい世の中こそ
我が望む理想の世界なのじゃ
そこで力の弱まった我に変わる後継者に
その思いを託すことにした
我の信者の中からその力を見いだし
選ばれし唯一無二の者
それが、其方じゃ
其方には、我を超えるほどの
マナが存在する
其方がその力を発揮し
強い信仰心もつ者達に
崇められる様になった時
それは、其方が神となったことを
意味する
崇められるためには
神としてやらねばならないこともある
けれど、その力が元々弱い我が
神として崇めらるようになったのには
秘策がある
それをこれから伝授しよう
神として崇められる為には
強い信仰心を持つ信者が必要で
まずは、信者を集めることから
始めねばならぬ
そのためにする事
それは、
自ら書き記した聖典『アンプル』渡すこと
かなりのものが
我を崇めるようになったことを
其方も目にしていたであろう
そして、偶然な事とはいえ
其方にも思い当たることが
あるはずじゃ
それが、1番効果的であることは
否定出来ない事実である
一言付け加えておくが
我の心は清く美しい為
邪な心など、持ってはおらぬ
聖典は、あくまでも広く民衆に
向け書いたものであることは
紛う事なき真実だと受け止めよ
其方が殿方であるからして
ターゲットは、娘達が良かろう
但し、上流貴族はハードルが高いから
中流階級以下の娘達が良い
そして、揺るがない信仰心を持たせるのじゃ
その道は、耐久力が必要で
時間がかかるものかもしれぬ
それでも、選び抜かれし其方なら
必ずや成し遂げると
我は期待している
全ては
其方にかかっておる
強く肝に銘じ、道を進むことを望む
けれど、
くれぐれも邪な心を持たぬよう忠告しておく
夢を与えるのは良いことだが、後々苦しみを与えるのは、避けねばならない
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お漏らし・おしがま短編小説集 ~私立朝原女学園の日常~
赤髪命
大衆娯楽
小学校から高校までの一貫校、私立朝原女学園。この学校に集う女の子たちの中にはいろいろな個性を持った女の子がいます。そして、そんな中にはトイレの悩みを持った子たちも多いのです。そんな女の子たちの学校生活を覗いてみましょう。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる