93 / 263
二年目 いざ、グラムナードへ!
制約
しおりを挟む
物入れから出てきた大小さまざまなクッションは、大きいのは人一人が埋もれてしまうくらいの大きさ。
座ってみたら、本当に文字通り半ば埋もれてちゃう。
そして、それがやたらと気持ちいい。
これに座るのに慣れちゃうと、なんだかヤバいかも。
大きいクッションを全部で八つだすと、みんなの荷物を詰め込む場所が開いたけど、小さいクッションも取り敢えず出しておくことにした。
後で欲しくなった時に、荷物の下にあったりなんかしたら出すのが大変だもんね。
私がクッションを適当に並べている間に、ポッシェは他の人から荷物を受け取ってクッションが無くなった場所に次々に仕舞いこんでく。
お陰で、みんなあっという間に腰を落ち着ける事ができた。
「このクッションが座席替わりなのですね。
なんだか、座り心地が面白いのです。」
「そうよね。
私も最初はびっくりしたもの。」
「それに、座り心地がいいんですのね。」
みんなが座ったところで、ソルさんが御者さんにお願いしたからもう馬車が動き出してるんだけど、驚いたことに体に感じる振動が極々わずか。
これって、クッション効果なのかな?
「時間まだ早いから、一眠りして大丈夫よ。」
イリスさんが、引き取ってきた狐耳族の三つ子ちゃんにそう伝えると、眠そうな顔をしていた彼等はあっという間に夢の中へと旅立っていく。
ひときわ大きなクッションに三人並んで眠ってる姿は、まるでにゃんこの様で、思わず頬が緩んじゃう。
「可愛いのです……。」
子供好きなアッシェは、もう表情が崩れっぱなし。
その辺は、イリスさんやソルさんも大差ないけど。
みんなデレッデレな表情になっててヤバイ。
むしろ、そうじゃないのはポッシェ位なもんだよ。
なにせ、子供たちが眠るのとほぼ同時に寝ちゃってるからね。
――幸せそうに口開けて寝ちゃって……。
そんなポッシェを可愛いなぁと思いながら頬を緩めて眺めてたら、ニヤニヤしながらこっちを見てるアッシェと目が合った。
その隣には、訳知り顔で頷くエリザちゃん。
二人に生暖かい目で見守られてたのに気付いたとたん、ほっぺが急に熱くなる。
――恥ずかしすぎる!
その後、暫くの間イリスさんも含む三人に散々からかわれたのは言うまでもない。
これって、どんな羞恥プレイ?!
散々からかわれた後、あれやこれやと世間話をしているうちに魔法の話になった。
何がきっかけだったのかって、それは馬車の側面に大きく開いた場所に、イリスさんが魔法を使って水で薄い膜を作ってくれた事が発端。
水の膜って透明だから、外の景色も普通に見えるんだよ。
凄すぎる。
少し外側に膨らませた形にしてあるから、ちょっと景色が歪んでそうなんだけどあんまり気にならない。
外より暖かいだけでも、もう十分すぎる。
なにはともあれ、そこからリエラちゃんって言う私達の先輩になる子の話になったんだよ。
彼女が、孤児院のシスター達に魔法を教えたらしいって話も聞いてたしね。
アッシェも私も興味津々。
そうしたら、なんとグラムナードの耳長族の人は全員が魔法を使う事が出来るんだって!
そこから、この道中で魔法を教えて貰うことは出来ないのかって話になるのは、ある意味当然の流れだと思う。
「そうねぇ……。
教えてあげたい気持ちはあるんだけど、私達には制約があるから教えてあげることは出来ないのよ……。」
「制約?」
今までの彼女の雰囲気から、当然のように教えて貰えるに違いないと思っていた私達は、その言葉に驚いた。
だって、その『制約』って言うのがなければ教えてもいいって話じゃない。
私達の問いに答えてくれたのは、それまで相槌を打ったり補足をしたりしてたソルさん。
「『制約』って言うのは、僕達グラムナードの民に掛けられた、ある種の呪いのようなものだよ。」
なんだか、物騒な言葉が飛び出してきたもんだから、私達は言葉を失う。
だって、呪いってなんだか怖い。
「その『制約』は、グラムナードの地の外での魔法の習得方法を伝える事を禁じるってだけのモノなんだけどね。
先代錬金術師様が、血族全員に掛けたものだよ。
リエラ様は、グラムナードの民ではないからね。
だから、孤児院の人達に教えることが出来たんだと思う。」
「あなた……。」
ソルさんは何でもない事のように、その『制約』についての説明をしてくれた。
ただ、イリスさん的にはそれは何かの禁忌のようなものにあたるみたい。
青くなって、身を乗り出すと彼の言葉を遮ろうとその口元に手を伸ばす。
そんな彼女に対して、ソルさんは伸ばされてきた手を捕まえて、指先に口づけを落とすと肩を竦める。
「錬金術師様の下に弟子入りするのなら、その内分かる事だから問題ないでしょう。」
「でも……。」
尚も、それ以上の言葉をソルさんが口にするのを諫めようとするのには取り合わずに、彼は言葉をつづけた。
「ちなみに、教えようとすることは問題なくできる。
魔法を使うのにはまず、&%$を#ΘΔΦλ%事が&$になるんだよ。」
「あなた……!」
青いを通り越して色を失って倒れそうになってる彼女の頭を撫でながら、ソルさんは片頬を歪める。
「どう?
魔法を使う為の基礎について口にしてみたけど、理解は出来たかな?」
訳が分からないながらも、私達は揃って首を横に振る。
だって、多分、肝心の部分だけがなんだか良く分からない言葉に置き換わったみたいな感じだったんだもん。
分かる訳がない。
「これが、猫神様が遣わした管理者、輝影の支配者が遺した『制約』。
ただし先代の、だけど。」
だから教えてあげられなくてごめんね、と言ってソルさんは優し気な笑みを浮かべた。
――とりあえず、管理者とか、輝影の支配者とかって一体何の話??
座ってみたら、本当に文字通り半ば埋もれてちゃう。
そして、それがやたらと気持ちいい。
これに座るのに慣れちゃうと、なんだかヤバいかも。
大きいクッションを全部で八つだすと、みんなの荷物を詰め込む場所が開いたけど、小さいクッションも取り敢えず出しておくことにした。
後で欲しくなった時に、荷物の下にあったりなんかしたら出すのが大変だもんね。
私がクッションを適当に並べている間に、ポッシェは他の人から荷物を受け取ってクッションが無くなった場所に次々に仕舞いこんでく。
お陰で、みんなあっという間に腰を落ち着ける事ができた。
「このクッションが座席替わりなのですね。
なんだか、座り心地が面白いのです。」
「そうよね。
私も最初はびっくりしたもの。」
「それに、座り心地がいいんですのね。」
みんなが座ったところで、ソルさんが御者さんにお願いしたからもう馬車が動き出してるんだけど、驚いたことに体に感じる振動が極々わずか。
これって、クッション効果なのかな?
「時間まだ早いから、一眠りして大丈夫よ。」
イリスさんが、引き取ってきた狐耳族の三つ子ちゃんにそう伝えると、眠そうな顔をしていた彼等はあっという間に夢の中へと旅立っていく。
ひときわ大きなクッションに三人並んで眠ってる姿は、まるでにゃんこの様で、思わず頬が緩んじゃう。
「可愛いのです……。」
子供好きなアッシェは、もう表情が崩れっぱなし。
その辺は、イリスさんやソルさんも大差ないけど。
みんなデレッデレな表情になっててヤバイ。
むしろ、そうじゃないのはポッシェ位なもんだよ。
なにせ、子供たちが眠るのとほぼ同時に寝ちゃってるからね。
――幸せそうに口開けて寝ちゃって……。
そんなポッシェを可愛いなぁと思いながら頬を緩めて眺めてたら、ニヤニヤしながらこっちを見てるアッシェと目が合った。
その隣には、訳知り顔で頷くエリザちゃん。
二人に生暖かい目で見守られてたのに気付いたとたん、ほっぺが急に熱くなる。
――恥ずかしすぎる!
その後、暫くの間イリスさんも含む三人に散々からかわれたのは言うまでもない。
これって、どんな羞恥プレイ?!
散々からかわれた後、あれやこれやと世間話をしているうちに魔法の話になった。
何がきっかけだったのかって、それは馬車の側面に大きく開いた場所に、イリスさんが魔法を使って水で薄い膜を作ってくれた事が発端。
水の膜って透明だから、外の景色も普通に見えるんだよ。
凄すぎる。
少し外側に膨らませた形にしてあるから、ちょっと景色が歪んでそうなんだけどあんまり気にならない。
外より暖かいだけでも、もう十分すぎる。
なにはともあれ、そこからリエラちゃんって言う私達の先輩になる子の話になったんだよ。
彼女が、孤児院のシスター達に魔法を教えたらしいって話も聞いてたしね。
アッシェも私も興味津々。
そうしたら、なんとグラムナードの耳長族の人は全員が魔法を使う事が出来るんだって!
そこから、この道中で魔法を教えて貰うことは出来ないのかって話になるのは、ある意味当然の流れだと思う。
「そうねぇ……。
教えてあげたい気持ちはあるんだけど、私達には制約があるから教えてあげることは出来ないのよ……。」
「制約?」
今までの彼女の雰囲気から、当然のように教えて貰えるに違いないと思っていた私達は、その言葉に驚いた。
だって、その『制約』って言うのがなければ教えてもいいって話じゃない。
私達の問いに答えてくれたのは、それまで相槌を打ったり補足をしたりしてたソルさん。
「『制約』って言うのは、僕達グラムナードの民に掛けられた、ある種の呪いのようなものだよ。」
なんだか、物騒な言葉が飛び出してきたもんだから、私達は言葉を失う。
だって、呪いってなんだか怖い。
「その『制約』は、グラムナードの地の外での魔法の習得方法を伝える事を禁じるってだけのモノなんだけどね。
先代錬金術師様が、血族全員に掛けたものだよ。
リエラ様は、グラムナードの民ではないからね。
だから、孤児院の人達に教えることが出来たんだと思う。」
「あなた……。」
ソルさんは何でもない事のように、その『制約』についての説明をしてくれた。
ただ、イリスさん的にはそれは何かの禁忌のようなものにあたるみたい。
青くなって、身を乗り出すと彼の言葉を遮ろうとその口元に手を伸ばす。
そんな彼女に対して、ソルさんは伸ばされてきた手を捕まえて、指先に口づけを落とすと肩を竦める。
「錬金術師様の下に弟子入りするのなら、その内分かる事だから問題ないでしょう。」
「でも……。」
尚も、それ以上の言葉をソルさんが口にするのを諫めようとするのには取り合わずに、彼は言葉をつづけた。
「ちなみに、教えようとすることは問題なくできる。
魔法を使うのにはまず、&%$を#ΘΔΦλ%事が&$になるんだよ。」
「あなた……!」
青いを通り越して色を失って倒れそうになってる彼女の頭を撫でながら、ソルさんは片頬を歪める。
「どう?
魔法を使う為の基礎について口にしてみたけど、理解は出来たかな?」
訳が分からないながらも、私達は揃って首を横に振る。
だって、多分、肝心の部分だけがなんだか良く分からない言葉に置き換わったみたいな感じだったんだもん。
分かる訳がない。
「これが、猫神様が遣わした管理者、輝影の支配者が遺した『制約』。
ただし先代の、だけど。」
だから教えてあげられなくてごめんね、と言ってソルさんは優し気な笑みを浮かべた。
――とりあえず、管理者とか、輝影の支配者とかって一体何の話??
1
お気に入りに追加
1,713
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
この度、双子の妹が私になりすまして旦那様と初夜を済ませてしまったので、 私は妹として生きる事になりました
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
*レンタル配信されました。
レンタルだけの番外編ssもあるので、お読み頂けたら嬉しいです。
【伯爵令嬢のアンネリーゼは侯爵令息のオスカーと結婚をした。籍を入れたその夜、初夜を迎える筈だったが急激な睡魔に襲われて意識を手放してしまった。そして、朝目を覚ますと双子の妹であるアンナマリーが自分になり代わり旦那のオスカーと初夜を済ませてしまっていた。しかも両親は「見た目は同じなんだし、済ませてしまったなら仕方ないわ。アンネリーゼ、貴女は今日からアンナマリーとして過ごしなさい」と告げた。
そして妹として過ごす事になったアンネリーゼは妹の代わりに学院に通う事となり……更にそこで最悪な事態に見舞われて……?】
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃
紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。
【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。