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氾濫
855日目 そんなに変わった?
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8日後には、無事、注文量+αの高速治療薬が完成した。
私は早速、『空間転移』を使ってソレを『しまう君』で運搬……してきたフリをする為にエルドランの程近い場所に移動する。
前に、アスラーダさんと2人で貧乏旅行モドキをした時に、荷車を引いてくれた牛さんが、ここで改めて活躍するチャンスがやってきたとなんだかご満悦そうだ。
流石に1人で……と言うのは無茶なので、今回はセリスさんが同伴してくれている。
「エルドランの周辺は、少し肌寒いのねぇ。」
「山からの吹き下ろしが冷えるんですよ。」
私の故郷であるエルドランは、北に切り立った岩山がある。
結構な高さのある山からの吹き下ろしの風と、南にあるジェルボア湖の方から上がってくる風のお陰で、結構寒いんだよね。
秋も後ひと月もすれば終わってしまうと言う時期だから、もうこの辺りは冬になり掛けている。
まだ、アトモスの方が暖かいかもしれない。
ちなみに、この岩山の中を抉る様にしてグラムナードがあるんだけれども、あそこは何故か年間通じて割と暑いんだよね。
熱がこもるのかなぁ?
「あの山の中にグラムナードがあるんでしょう? 不思議ねぇ……。」
セリスさんはそう呟きながら、おっとりと首を傾げる。
そんな彼女の様子が可愛らしくて、思わず笑ってしまう。
彼女は、グラムナードから出るのは初めてだそうで、周りの風景も空気の動きも何もかもが珍しくて仕方が無いらしい。
牛さんの歩みに合わせてのんびりと歩く、騎乗ウサギのディーの背中に揺られながら終始ニコニコしながら周囲を見回している。
ちなみに、相乗りです!
なんて素敵なまったりデート!
考えてみたら、なんのかんので互いに忙しくて、グラムナード内でもあんまり2人でお出かけしたりした事が無かったんだよね。
普段交わす機会のない話題に盛り上がりつつ、エルドランに向かった。
エルドランの町の門で荷物を引き渡すと、そのまま一緒に町に入る。
今日は、このまま孤児院に向かってお泊まりする予定だ。
貸し馬屋にディーを預けて、ぶらぶらとお買い物をしながら目的地に向かうと、道中やたらと男の人に声を掛けられた。
勿論、声を掛けられるのは私じゃなくてセリスさん。
私は一目で既婚者だと分かるし、そもそもがそんな対象に見られないからね。
それはさておき、セリスさんをナンパするなんて、なんて不届きな!
「でも、町の案内でしたら彼女がしてくれていますから……。」
「その彼女だって、この町の人間じゃないんだから俺らの方が詳しいって。」
「そーそー。」
「それに、綺麗なお姉さんは色々と物騒な事もあるからさ、俺らに任せてくれよ。」
おっとりと微笑みつつも戸惑った様子の彼女に、押せば何とかなるとでも思ったらしく男達は自分に案内を任せろと口々に捲し立てる。
「あら。でも、こう見えて私も彼女も以外と強いんですのよ?」
「またまた~!」
コテンと首を傾げて悪戯っぽく微笑む姿に、彼等は鼻の下を伸ばしながら面白い冗談を聞かされたと言う風にケラケラと笑う。
実際セリスさんの言葉は嘘でも誇張でも無いんだけど、きっと理解できないんだろう。
彼女だって、グラムナード人の端くれ。
水と森の迷宮の2層位なら、1人で問題なく往復できるだけの腕前なのだ。
流石にアスラーダさんには敵わないんだけど、それでも偶に腕が鈍らない様にと2人で手合わせしているのを見た時には、その流麗な剣さばきにウットリしてしまった程。
強く、優しく、美しく!
正にお姉さまの鑑と言えるセリスさんは、やっぱり今でも私の心を掴んで離さない永遠のお姉さまだ。
それにしても解せない事がある。
今、セリスさんをナンパしている2人組。
私の知っている相手なんだけど……?
と言うか、学校の同級生だし。
「ギーもエクトルも、5年やそこらでなんで私の事が分からないかな……?」
「へ??」
「何で俺らの名前知ってんの?」
キョトンとした顔で私を見る様子は、しらばっくれているとかそういう感じではない。
……そんなに変わったんだろうか??
「セリスさん、私ってそんなに見た目変わりましたか?」
「そうねぇ……。リエラちゃんはあの頃よりもふっくらして、そばかすが消えたから変わったと言えば変わってるかも知れないわね。」
「そう言えば、グラムナードに行く前はガリガリでしたね。」
「え?」
「リエラ?」
セリスさんに確認してみていると、ソレを聞いていた2人が顔を合わせて素っ頓狂な叫び声を上げた。
「ガリガリがり勉の、あのリエラ~~~~~~~~?!」
ああ、その仇名もなんだか懐かしいね。
その後、ギー達から聞いたところによると、ディナト大森林から魔物が出てくるかもしれないと言う話は結構広まっているらしかった。
領主様から、臨時の徴兵があったのがその話が広まった原因だ。
探索者が主に徴兵されているんだけれども、その他にも任意ではあるけれど家を継げない次男以降の男性がその徴兵に応じているらしい。
手に職を持ってる人とかは居ないらしいけれど。
ギー達も、3男と4男だったから徴兵に応じているんだそうで、魔獣相手に命を落とす可能性もあるからと羽目を外しているとこだったらしい。
その対象にセリスさんを選ぶ辺り、見る目があるのか、やはり身の程知らずなのか……。
やっぱり、身の程知らずの方だな。
そう結論を出すのに、然程の時間掛る事ではなかった。
元々、やんちゃな2人組だったしその辺は変わってないんだろうなぁ。
再びナンパする相手を探しに行く彼等を見送りながらそう思う。
「楽しいお友達だったわね。」
「相変わらずみたいです。」
そう言葉を交わし、大量のお土産と共に孤児院へと向かった。
きっと、今日の孤児院は大層なお祭り騒ぎになるに違いない。
私は早速、『空間転移』を使ってソレを『しまう君』で運搬……してきたフリをする為にエルドランの程近い場所に移動する。
前に、アスラーダさんと2人で貧乏旅行モドキをした時に、荷車を引いてくれた牛さんが、ここで改めて活躍するチャンスがやってきたとなんだかご満悦そうだ。
流石に1人で……と言うのは無茶なので、今回はセリスさんが同伴してくれている。
「エルドランの周辺は、少し肌寒いのねぇ。」
「山からの吹き下ろしが冷えるんですよ。」
私の故郷であるエルドランは、北に切り立った岩山がある。
結構な高さのある山からの吹き下ろしの風と、南にあるジェルボア湖の方から上がってくる風のお陰で、結構寒いんだよね。
秋も後ひと月もすれば終わってしまうと言う時期だから、もうこの辺りは冬になり掛けている。
まだ、アトモスの方が暖かいかもしれない。
ちなみに、この岩山の中を抉る様にしてグラムナードがあるんだけれども、あそこは何故か年間通じて割と暑いんだよね。
熱がこもるのかなぁ?
「あの山の中にグラムナードがあるんでしょう? 不思議ねぇ……。」
セリスさんはそう呟きながら、おっとりと首を傾げる。
そんな彼女の様子が可愛らしくて、思わず笑ってしまう。
彼女は、グラムナードから出るのは初めてだそうで、周りの風景も空気の動きも何もかもが珍しくて仕方が無いらしい。
牛さんの歩みに合わせてのんびりと歩く、騎乗ウサギのディーの背中に揺られながら終始ニコニコしながら周囲を見回している。
ちなみに、相乗りです!
なんて素敵なまったりデート!
考えてみたら、なんのかんので互いに忙しくて、グラムナード内でもあんまり2人でお出かけしたりした事が無かったんだよね。
普段交わす機会のない話題に盛り上がりつつ、エルドランに向かった。
エルドランの町の門で荷物を引き渡すと、そのまま一緒に町に入る。
今日は、このまま孤児院に向かってお泊まりする予定だ。
貸し馬屋にディーを預けて、ぶらぶらとお買い物をしながら目的地に向かうと、道中やたらと男の人に声を掛けられた。
勿論、声を掛けられるのは私じゃなくてセリスさん。
私は一目で既婚者だと分かるし、そもそもがそんな対象に見られないからね。
それはさておき、セリスさんをナンパするなんて、なんて不届きな!
「でも、町の案内でしたら彼女がしてくれていますから……。」
「その彼女だって、この町の人間じゃないんだから俺らの方が詳しいって。」
「そーそー。」
「それに、綺麗なお姉さんは色々と物騒な事もあるからさ、俺らに任せてくれよ。」
おっとりと微笑みつつも戸惑った様子の彼女に、押せば何とかなるとでも思ったらしく男達は自分に案内を任せろと口々に捲し立てる。
「あら。でも、こう見えて私も彼女も以外と強いんですのよ?」
「またまた~!」
コテンと首を傾げて悪戯っぽく微笑む姿に、彼等は鼻の下を伸ばしながら面白い冗談を聞かされたと言う風にケラケラと笑う。
実際セリスさんの言葉は嘘でも誇張でも無いんだけど、きっと理解できないんだろう。
彼女だって、グラムナード人の端くれ。
水と森の迷宮の2層位なら、1人で問題なく往復できるだけの腕前なのだ。
流石にアスラーダさんには敵わないんだけど、それでも偶に腕が鈍らない様にと2人で手合わせしているのを見た時には、その流麗な剣さばきにウットリしてしまった程。
強く、優しく、美しく!
正にお姉さまの鑑と言えるセリスさんは、やっぱり今でも私の心を掴んで離さない永遠のお姉さまだ。
それにしても解せない事がある。
今、セリスさんをナンパしている2人組。
私の知っている相手なんだけど……?
と言うか、学校の同級生だし。
「ギーもエクトルも、5年やそこらでなんで私の事が分からないかな……?」
「へ??」
「何で俺らの名前知ってんの?」
キョトンとした顔で私を見る様子は、しらばっくれているとかそういう感じではない。
……そんなに変わったんだろうか??
「セリスさん、私ってそんなに見た目変わりましたか?」
「そうねぇ……。リエラちゃんはあの頃よりもふっくらして、そばかすが消えたから変わったと言えば変わってるかも知れないわね。」
「そう言えば、グラムナードに行く前はガリガリでしたね。」
「え?」
「リエラ?」
セリスさんに確認してみていると、ソレを聞いていた2人が顔を合わせて素っ頓狂な叫び声を上げた。
「ガリガリがり勉の、あのリエラ~~~~~~~~?!」
ああ、その仇名もなんだか懐かしいね。
その後、ギー達から聞いたところによると、ディナト大森林から魔物が出てくるかもしれないと言う話は結構広まっているらしかった。
領主様から、臨時の徴兵があったのがその話が広まった原因だ。
探索者が主に徴兵されているんだけれども、その他にも任意ではあるけれど家を継げない次男以降の男性がその徴兵に応じているらしい。
手に職を持ってる人とかは居ないらしいけれど。
ギー達も、3男と4男だったから徴兵に応じているんだそうで、魔獣相手に命を落とす可能性もあるからと羽目を外しているとこだったらしい。
その対象にセリスさんを選ぶ辺り、見る目があるのか、やはり身の程知らずなのか……。
やっぱり、身の程知らずの方だな。
そう結論を出すのに、然程の時間掛る事ではなかった。
元々、やんちゃな2人組だったしその辺は変わってないんだろうなぁ。
再びナンパする相手を探しに行く彼等を見送りながらそう思う。
「楽しいお友達だったわね。」
「相変わらずみたいです。」
そう言葉を交わし、大量のお土産と共に孤児院へと向かった。
きっと、今日の孤児院は大層なお祭り騒ぎになるに違いない。
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