9 / 105
ミスとリル
しおりを挟む
「おめでとうございます!!
良かったですね…可愛い双子ちゃんですよ!」
「優也…本当に良かったね!」
「優也さんもティナちゃんも本当に幸せもんだよ!」
病院に一緒に駆けつけてくれた母親と管理人さんと一緒に感動と喜びを分かち合う事が出来た。
僕は子供達もすごく愛おしかったが、
ティナに心から感謝の言葉を伝えたかった…
「ティナ…本当にありがとう。愛してるよ。」
「ダーリン…私も…」
二人とも言葉にならない想いが自然に握り合った手から伝わっていく…
僕達だけでなく、そこにいるみんなの目に涙が溢れ出た…
僕とティナは世界で一番幸せな家族を手に入れたのだった…
そしてさらに三年の月日が流れた…
「リルったら…それあたしのだよ…」
「いいじゃん…ちょっとくらいさ…」
「こら!ダメでしょ!二人とも…ケンカしないの!!」
「はーい!」
「ねえ…パパ!かたぐるましてよ!」
「あーずるーい!あたしも…」
「うーん…
パパの肩車は一人乗りだから順番だよ!!」
「ねぇ…ダーリン…私もその…」
「はいはい!!」僕はティナに口づけた…
「あ!パパとママがキスした!」
「キスだキスだ!わーい!」
「だってパパはママが世界で一番大好きだからさ!」
「まあ!うふふふふ…」
僕は照れるティナを思いきり抱きしめた…
僕とティナ…娘の美珠、息子の理珠の四人で幸せに暮らしていたある日の夜…
その日もティナと初めて出会ったあの日のように雨が降っていた…
仕事が終わって車で愛する家族の元へ向かって急いでいた僕は丁度、ティナを見つけた辺りで不思議な人影を目撃した…
その人影は男性か女性かも分からない…というのも初夏にも関わらず分厚そうなフード付きのローブを着て何かを探しているような様子だった。
車で通り過ぎる一瞬だったが、その人影と目が合ったような気がした…
「あれは魔法の因子…やっと見つけたぞ…プラティナ…」
良かったですね…可愛い双子ちゃんですよ!」
「優也…本当に良かったね!」
「優也さんもティナちゃんも本当に幸せもんだよ!」
病院に一緒に駆けつけてくれた母親と管理人さんと一緒に感動と喜びを分かち合う事が出来た。
僕は子供達もすごく愛おしかったが、
ティナに心から感謝の言葉を伝えたかった…
「ティナ…本当にありがとう。愛してるよ。」
「ダーリン…私も…」
二人とも言葉にならない想いが自然に握り合った手から伝わっていく…
僕達だけでなく、そこにいるみんなの目に涙が溢れ出た…
僕とティナは世界で一番幸せな家族を手に入れたのだった…
そしてさらに三年の月日が流れた…
「リルったら…それあたしのだよ…」
「いいじゃん…ちょっとくらいさ…」
「こら!ダメでしょ!二人とも…ケンカしないの!!」
「はーい!」
「ねえ…パパ!かたぐるましてよ!」
「あーずるーい!あたしも…」
「うーん…
パパの肩車は一人乗りだから順番だよ!!」
「ねぇ…ダーリン…私もその…」
「はいはい!!」僕はティナに口づけた…
「あ!パパとママがキスした!」
「キスだキスだ!わーい!」
「だってパパはママが世界で一番大好きだからさ!」
「まあ!うふふふふ…」
僕は照れるティナを思いきり抱きしめた…
僕とティナ…娘の美珠、息子の理珠の四人で幸せに暮らしていたある日の夜…
その日もティナと初めて出会ったあの日のように雨が降っていた…
仕事が終わって車で愛する家族の元へ向かって急いでいた僕は丁度、ティナを見つけた辺りで不思議な人影を目撃した…
その人影は男性か女性かも分からない…というのも初夏にも関わらず分厚そうなフード付きのローブを着て何かを探しているような様子だった。
車で通り過ぎる一瞬だったが、その人影と目が合ったような気がした…
「あれは魔法の因子…やっと見つけたぞ…プラティナ…」
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後
空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?
夫から国外追放を言い渡されました
杉本凪咲
恋愛
夫は冷淡に私を国外追放に処した。
どうやら、私が使用人をいじめたことが原因らしい。
抵抗虚しく兵士によって連れていかれてしまう私。
そんな私に、被害者である使用人は笑いかけていた……
旦那様に離縁をつきつけたら
cyaru
恋愛
駆け落ち同然で結婚したシャロンとシリウス。
仲の良い夫婦でずっと一緒だと思っていた。
突然現れた子連れの女性、そして腕を組んで歩く2人。
我慢の限界を迎えたシャロンは神殿に離縁の申し込みをした。
※色々と異世界の他に現実に近いモノや妄想の世界をぶっこんでいます。
※設定はかなり他の方の作品とは異なる部分があります。
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる