78 / 92
布団の中は天国?地獄?
しおりを挟む
「ミヤ…!ミヤ…!どうしたの?大丈夫?」
「ミ、ミヤさん…僕、窓から…」
「ダメよ…!ここ二階だから…どちらにしても見つかるわ…!」
「ミヤ…入るわよ…いい?…」
ジュンはゆっくりドアのノブを下げて…押し開ける…
「ミヤ…?」
ジュンがゆっくり部屋を見渡すとまだ食べていない夕食が残っていた…
ミヤはベッドの中で雑誌を読んでいる…
「ミヤ…どう?調子は…」
「あっ…はい!少しマシになってきたかも…」
ジュンは手書きのメモをテーブルの隅に置いた。
「そう…?明日もあるからゆっくり休養しないとね。ミーティングの内容を書いておいたから後で目を通してね…それから何だか話し声がしたけど…」
「あっ、ああ…友達から激励の着信があって寝ながらスピーカーフォンで話していたんです!!」
「何だ!そうだったの…」
ダイスケはミヤが入っているベッドの布団の中に慌てて隠れていた…
慌てて隠れたから布団の中ではミヤの両足の間に右腕が挟まった形となっていた。
「う、うぐぐ…なんとか腕を抜かないと…」
見つからないようにゆっくりとミヤのパジャマの内もも部分を擦りながら腕を抜いていく…
「ひゃうん…!」
ミヤはたまらず顔を真っ赤にして可愛い声を上げる…
「ど、どうしたの?モゾモゾして…気持ち悪いの…?」
「いえ…何でも…アハハハハ…」
ダイスケが腕を抜こうとした時、パジャマに小指が引っかかってパジャマ自体が引っ張られて下のパジャマはズリズリと下にずり下がろうとしている…
「し、しまった…」
「ダ、ダイスケさん…ダメよ…そんなに引っ張ったら…ぬ、脱げちゃう…」
ミヤはパジャマを一生懸命手で引き上げようとしていた…
ジュンはミヤの様子を変に思って「ミヤ…本当に大丈夫?足に怪我でもしたの?見せてみなさい…!」
そう言ってベッドの側に歩み寄った。
ミヤは慌てて身体を起こして
「ああああ…!大丈夫…大丈夫ですよ…私、元気いっぱいですから…ウフフ…心配しないでください…」
「痛ててて…!」
ミヤが身体を起こしてダイスケの腕は更に捻《ねじ》れてしまった…
グイッッッ…
『ああっ…』
腕を戻そうと態勢を少し変えた結果…ミヤのパジャマは完全に下がって下着が露わになってしまった…
『ああ……ダイスケさん…恥ずかしい…』
「ダメよ…ミヤ…足を出しなさい…少しマッサージするわ…!」
コーチが言っている以上、これ以上拒むことも出来ない…
「じゃ、じゃあ…片足ずつでいいですか…」
「良いわよ…早く出しなさい…」
ミヤは一度布団の中で四つん這いになった…
絡まっていた腕が解けてダイスケはホッとした…
その瞬間自分の顔の上に柔らかな布と感触が乗っかって来た…
「ウプッ!」
ミヤは自分の下着がダイスケの顔に当たった事を瞬間的に悟った…
「ひゃっ!息が当たる…くすぐったい…」
真っ赤になってモゾモゾしているミヤをマッサージしながらジュンは
「…こっちの足は大丈夫みたいね…まあいいわ…逆の足を出しなさい…」
「ええっ!」
「どうしたの?何かマズい事でもあるの?」
「い、いえ…」
今度は下着の前がダイスケの顔に当たる…
「…うん…こちらも大丈夫ね…分かったわ…
でも何処かおかしい所があったらちゃんと言うのよ…分かった?」
「は、はい…ありがとうございます…コーチ…」
「……?」
少し首を捻りながらジュンは部屋を出て行った…
ミヤは安堵の表情を浮かべた…が、自分の下着にダイスケの顔が当たっている事をすぐに思い出した…
「キャーッ!ダイスケさん…」
布団の中でグッタリしているダイスケをミヤは一生懸命揺り起こした…
「ミ、ミヤさん…僕、窓から…」
「ダメよ…!ここ二階だから…どちらにしても見つかるわ…!」
「ミヤ…入るわよ…いい?…」
ジュンはゆっくりドアのノブを下げて…押し開ける…
「ミヤ…?」
ジュンがゆっくり部屋を見渡すとまだ食べていない夕食が残っていた…
ミヤはベッドの中で雑誌を読んでいる…
「ミヤ…どう?調子は…」
「あっ…はい!少しマシになってきたかも…」
ジュンは手書きのメモをテーブルの隅に置いた。
「そう…?明日もあるからゆっくり休養しないとね。ミーティングの内容を書いておいたから後で目を通してね…それから何だか話し声がしたけど…」
「あっ、ああ…友達から激励の着信があって寝ながらスピーカーフォンで話していたんです!!」
「何だ!そうだったの…」
ダイスケはミヤが入っているベッドの布団の中に慌てて隠れていた…
慌てて隠れたから布団の中ではミヤの両足の間に右腕が挟まった形となっていた。
「う、うぐぐ…なんとか腕を抜かないと…」
見つからないようにゆっくりとミヤのパジャマの内もも部分を擦りながら腕を抜いていく…
「ひゃうん…!」
ミヤはたまらず顔を真っ赤にして可愛い声を上げる…
「ど、どうしたの?モゾモゾして…気持ち悪いの…?」
「いえ…何でも…アハハハハ…」
ダイスケが腕を抜こうとした時、パジャマに小指が引っかかってパジャマ自体が引っ張られて下のパジャマはズリズリと下にずり下がろうとしている…
「し、しまった…」
「ダ、ダイスケさん…ダメよ…そんなに引っ張ったら…ぬ、脱げちゃう…」
ミヤはパジャマを一生懸命手で引き上げようとしていた…
ジュンはミヤの様子を変に思って「ミヤ…本当に大丈夫?足に怪我でもしたの?見せてみなさい…!」
そう言ってベッドの側に歩み寄った。
ミヤは慌てて身体を起こして
「ああああ…!大丈夫…大丈夫ですよ…私、元気いっぱいですから…ウフフ…心配しないでください…」
「痛ててて…!」
ミヤが身体を起こしてダイスケの腕は更に捻《ねじ》れてしまった…
グイッッッ…
『ああっ…』
腕を戻そうと態勢を少し変えた結果…ミヤのパジャマは完全に下がって下着が露わになってしまった…
『ああ……ダイスケさん…恥ずかしい…』
「ダメよ…ミヤ…足を出しなさい…少しマッサージするわ…!」
コーチが言っている以上、これ以上拒むことも出来ない…
「じゃ、じゃあ…片足ずつでいいですか…」
「良いわよ…早く出しなさい…」
ミヤは一度布団の中で四つん這いになった…
絡まっていた腕が解けてダイスケはホッとした…
その瞬間自分の顔の上に柔らかな布と感触が乗っかって来た…
「ウプッ!」
ミヤは自分の下着がダイスケの顔に当たった事を瞬間的に悟った…
「ひゃっ!息が当たる…くすぐったい…」
真っ赤になってモゾモゾしているミヤをマッサージしながらジュンは
「…こっちの足は大丈夫みたいね…まあいいわ…逆の足を出しなさい…」
「ええっ!」
「どうしたの?何かマズい事でもあるの?」
「い、いえ…」
今度は下着の前がダイスケの顔に当たる…
「…うん…こちらも大丈夫ね…分かったわ…
でも何処かおかしい所があったらちゃんと言うのよ…分かった?」
「は、はい…ありがとうございます…コーチ…」
「……?」
少し首を捻りながらジュンは部屋を出て行った…
ミヤは安堵の表情を浮かべた…が、自分の下着にダイスケの顔が当たっている事をすぐに思い出した…
「キャーッ!ダイスケさん…」
布団の中でグッタリしているダイスケをミヤは一生懸命揺り起こした…
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる