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【5月13日①】球技大会です…。
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待ちに待った(私は待ってない!)球技大会の初日。
もうね、ゴールデンウィーク明けから、何が何だかってぐらいに球技大会に向けて練習しましたよ!
でも、持って生まれた運動神経っていうのはどうにもならなくて、最初のサーブがラケットに当たればそれでいいとクラス全員に許可を貰いましたが、何か?
そんな私は秒で敗退。
さっさと卓球台を明け渡しましたよ!
ヒロインは江守君達と順調に勝ち進んでるみたいだから、影ながら応援しておく。
今日の日程は講堂で卓球。
体育館でバスケットとバレー。
運動場ではサッカーが行われている。
負けた面子は各競技ごとに応援チームが決められているので、さっさと他の試合の応援に散っていった。
私と実行委員の女子がバスケット選手のマネージャー役なので、2人で体育館に向かう。
途中にあった階段は、実行委員のクラスメートと、待機してくれている霜月ちゃんファンクラブのお姉さま方が手を繋いでくれて難なくクリア。
ありがとうございますと、お礼のお菓子と霜月ちゃんの秘蔵写真を渡しながら体育館に到着。
去年も同じ事があって、後からお礼行脚したので、今年はあらかじめお礼を用意しておいたのだ。
クラスメートには後でお菓子を渡す約束をしてあるので、とにかく体育館に急ぐ。
中に入ると丁度秀臣くんが控えとしてベンチに座ろうとしていた。
あれ?
「時雨もベンチにいるんだけど何で?」
「俺達ポンコツだからねー」
私の疑問に答えてくれたのは秀臣くん。
項垂れた長身の2人組を横目にコートを見れば、詠斗くんがユニフォームを着ていた。
詠斗くんが選手として出るの?
どーなってるの?
試合が始まると、なるほど!
素人の私から見ても詠斗くん上手い!
征二くんといいコンビだし、チームプレーもすごい。
あっという間に点取るとか、詠斗くんてホント文武両道のハイスペック男子だわ。
…めちゃくちゃ可愛らしい美少女顔だけどw
時雨は運動が出来ない訳じゃないんだけど、個人派なもんだから団体戦に向かない。
球技とかだと、誰にパスしていいのか解らなくなり、その内にボールを取られているという不器用さん。
なのに選ばれたのはやっぱり身長のせい。
それから、秀臣くんが自他ともに認める程の運動音痴だと解っていたクラスの皆は、秀臣くんが怪我をしないようにとバスケットの控えの選手に推薦していた。
やらないわけにはいかない練習で、2人のポンコツぶりには笑わせて頂きましたが、まさか戦力外でベンチ暖め役とは思わなかったわw
怪我しなくて良かったって事にしておこう。
「詠斗くんって何気にチートよね」
「「ホントそれな!」」
時雨と秀臣くんの声がハモりましたw
順調に勝ち進んでいた霜月ちゃんと大翔先輩のチームは、準決勝戦で同じ3年のD組に負けてしまった。
ウチのクラスは決勝戦まで行ったけど、やっぱり3年のD組に負けてしまった。
うん。
安定のシナリオクラッシュだわw
もうね、ゴールデンウィーク明けから、何が何だかってぐらいに球技大会に向けて練習しましたよ!
でも、持って生まれた運動神経っていうのはどうにもならなくて、最初のサーブがラケットに当たればそれでいいとクラス全員に許可を貰いましたが、何か?
そんな私は秒で敗退。
さっさと卓球台を明け渡しましたよ!
ヒロインは江守君達と順調に勝ち進んでるみたいだから、影ながら応援しておく。
今日の日程は講堂で卓球。
体育館でバスケットとバレー。
運動場ではサッカーが行われている。
負けた面子は各競技ごとに応援チームが決められているので、さっさと他の試合の応援に散っていった。
私と実行委員の女子がバスケット選手のマネージャー役なので、2人で体育館に向かう。
途中にあった階段は、実行委員のクラスメートと、待機してくれている霜月ちゃんファンクラブのお姉さま方が手を繋いでくれて難なくクリア。
ありがとうございますと、お礼のお菓子と霜月ちゃんの秘蔵写真を渡しながら体育館に到着。
去年も同じ事があって、後からお礼行脚したので、今年はあらかじめお礼を用意しておいたのだ。
クラスメートには後でお菓子を渡す約束をしてあるので、とにかく体育館に急ぐ。
中に入ると丁度秀臣くんが控えとしてベンチに座ろうとしていた。
あれ?
「時雨もベンチにいるんだけど何で?」
「俺達ポンコツだからねー」
私の疑問に答えてくれたのは秀臣くん。
項垂れた長身の2人組を横目にコートを見れば、詠斗くんがユニフォームを着ていた。
詠斗くんが選手として出るの?
どーなってるの?
試合が始まると、なるほど!
素人の私から見ても詠斗くん上手い!
征二くんといいコンビだし、チームプレーもすごい。
あっという間に点取るとか、詠斗くんてホント文武両道のハイスペック男子だわ。
…めちゃくちゃ可愛らしい美少女顔だけどw
時雨は運動が出来ない訳じゃないんだけど、個人派なもんだから団体戦に向かない。
球技とかだと、誰にパスしていいのか解らなくなり、その内にボールを取られているという不器用さん。
なのに選ばれたのはやっぱり身長のせい。
それから、秀臣くんが自他ともに認める程の運動音痴だと解っていたクラスの皆は、秀臣くんが怪我をしないようにとバスケットの控えの選手に推薦していた。
やらないわけにはいかない練習で、2人のポンコツぶりには笑わせて頂きましたが、まさか戦力外でベンチ暖め役とは思わなかったわw
怪我しなくて良かったって事にしておこう。
「詠斗くんって何気にチートよね」
「「ホントそれな!」」
時雨と秀臣くんの声がハモりましたw
順調に勝ち進んでいた霜月ちゃんと大翔先輩のチームは、準決勝戦で同じ3年のD組に負けてしまった。
ウチのクラスは決勝戦まで行ったけど、やっぱり3年のD組に負けてしまった。
うん。
安定のシナリオクラッシュだわw
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