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【5月4日】モデルさんの本気!
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意気投合して3日間観光しまくった私達。
ホントに行きたいところに行きまくったw
気になっていた詠斗くんと十夜さんのそっくりの訳も教えてもらった。
始業式当日にその疑問を持った秀臣くんが詠斗くんに聞いて、それから調べたんだって。
十夜さんのおじいさんが言うには、おばあさん同士が姉妹だったと。
ただ、その2人が鬼籍に入ってしまっているので、戸籍謄本で確認して確定したんだって。
なるほど。
親戚なら、似てるのも頷けるね。
そして、今日は秀臣くんのお仕事に同行させてもらっています。
というかバイトしてますw
今回の撮影内容が“西洋と和洋の大和撫子と侍”という事で、着物を着る事が前提だと聞いていた私達は、前日に着物の話で盛り上がった。
私と霜月ちゃんはお正月に自分で着物を着るので、本職の竜也さんと十夜さんに着崩れない着方を教わっていた。
そして本日、準備と打ち合わせで早めに現場に行っていた高千穂さんからヘルプが入りました。
またまた現地のスタッフさんがやらかしたらしく、雇っていた着付けのスタッフはド素人。
着付けが出来るのは竜也さんと十夜さんだけとなってしまったらしい。
ただ、十夜さんはモデルとして着付けられる側なので、とてもじゃないが手が足りないとの事で、私に外国人女性の、霜月ちゃんに外国人男性の着付けをお願いしたいと言ってきた。
ちなみに、意外と不器用さんな時雨は、着方は解っても着付けられないので見学している。
私より大分背の高い人に着付けるのは大変だったけど、着付けた後の細かい調整は竜也さんが指示してくれたのでなんとかなった。
全ての準備が整った秀臣くんと十夜さんがパーテーションの向こうから現れると、私達は固まった。
秀臣くんにエスコートされて出てきた十夜さんの可愛らしさと可憐さが神レベル!
クライアントさんが壊れたレコードみたいに“ビューティフル”とか“オリエンタル”とか“ファンタスティック”しか言葉を発しなくなったのには噴いたけど、十夜さんが可愛いすぎてヤバイのには賛成しかない。
所作もとても綺麗。
超が3つぐらい付いてもいい程、大和撫子!!
昨日、十夜さんがユー○ューブで舞子さんとか舞踊の動画をかぶり付きで見てた意味がやっと解ったw
女である自信はすでに砕かれましたが、この十夜さんを間近に見れたので悔いはない!
なんだ、この人のこの可愛さと綺麗のコラボの大渋滞はっ!
半端じゃない!
私は携帯を握りしめて唇を噛んだ。
写真撮りたぁぁぁぁぁいっっっ!!!!
個人で楽しむならと、この3日間で沢山写真を取らせて貰った。
主に可愛い十夜さんを!
秀臣くん達には全ての写真のデータを渡す事を約束している。
しかし、今日のはお仕事なので我慢しなければならない。
さすがに時と場合ぐらい弁えておりますとも!
ただし、瞼と心のシャッターは超連写中よ!
後、取って付けたかのようで申し訳ないけど、秀臣くんもカッコいいです。
ポニーテールみたいなエクステが、侍というか着流しの浪人みたいな感じでとても似合っている。
外国人男性も袴姿で凛々しい出で立ちだ。
…問題は外国人女性。
十夜さんを見た彼女は、自分の出で立ちに納得がいかないと言い出して、せっかく着付けた着物を脱いでしまったのだ。
…苦労したのに~。
彼女が早口で何か喚いているんだけど、生憎私にそこまでのヒヤリングスキルはない。
聞き取れていた全員が困った顔をしているから、何か理不尽な事を言っているのかな?
時々私を指差しているから、私の着付け方が悪いとかそんな事だろう。
聞き取れている時雨はもちろん、霜月ちゃんは眉間に皺を寄せてるし、誰も私に通訳してくれないって事は、私への非難で当たりかな?
それじゃあ仕事にならないからと、竜也さんが着付けをし直してくれたんだけど、やっぱり納得がいかないのか、また脱ぎだしてしまう始末。
結局、その日は秀臣くんと十夜さんの2人だけで撮影が行われた。
一応、明日も撮影をする事が決まったけれど、もし同じような事が起きてもこっちの仕事はこなしたんだからそれ以上付き合う義理はないし、着付けもそちらで用意するようにと、高千穂さんがにっこり笑ってクライアント側に話していたのがとても印象的だった。
確かに、これ以上撮影が押しても私達の帰国日は変わらないからね。
後で聞いた話。
外国人女性モデルは、クライアントが十夜さんを褒めちぎるのが許せなかったって事と、十夜さんが綺麗なのを認めたくなかったんだって。
いや、うん。
確かに女としての自信はズタボロにやられましたが、こっそり写真を撮らせてくれたので私は大満足ですよ?
ホントに行きたいところに行きまくったw
気になっていた詠斗くんと十夜さんのそっくりの訳も教えてもらった。
始業式当日にその疑問を持った秀臣くんが詠斗くんに聞いて、それから調べたんだって。
十夜さんのおじいさんが言うには、おばあさん同士が姉妹だったと。
ただ、その2人が鬼籍に入ってしまっているので、戸籍謄本で確認して確定したんだって。
なるほど。
親戚なら、似てるのも頷けるね。
そして、今日は秀臣くんのお仕事に同行させてもらっています。
というかバイトしてますw
今回の撮影内容が“西洋と和洋の大和撫子と侍”という事で、着物を着る事が前提だと聞いていた私達は、前日に着物の話で盛り上がった。
私と霜月ちゃんはお正月に自分で着物を着るので、本職の竜也さんと十夜さんに着崩れない着方を教わっていた。
そして本日、準備と打ち合わせで早めに現場に行っていた高千穂さんからヘルプが入りました。
またまた現地のスタッフさんがやらかしたらしく、雇っていた着付けのスタッフはド素人。
着付けが出来るのは竜也さんと十夜さんだけとなってしまったらしい。
ただ、十夜さんはモデルとして着付けられる側なので、とてもじゃないが手が足りないとの事で、私に外国人女性の、霜月ちゃんに外国人男性の着付けをお願いしたいと言ってきた。
ちなみに、意外と不器用さんな時雨は、着方は解っても着付けられないので見学している。
私より大分背の高い人に着付けるのは大変だったけど、着付けた後の細かい調整は竜也さんが指示してくれたのでなんとかなった。
全ての準備が整った秀臣くんと十夜さんがパーテーションの向こうから現れると、私達は固まった。
秀臣くんにエスコートされて出てきた十夜さんの可愛らしさと可憐さが神レベル!
クライアントさんが壊れたレコードみたいに“ビューティフル”とか“オリエンタル”とか“ファンタスティック”しか言葉を発しなくなったのには噴いたけど、十夜さんが可愛いすぎてヤバイのには賛成しかない。
所作もとても綺麗。
超が3つぐらい付いてもいい程、大和撫子!!
昨日、十夜さんがユー○ューブで舞子さんとか舞踊の動画をかぶり付きで見てた意味がやっと解ったw
女である自信はすでに砕かれましたが、この十夜さんを間近に見れたので悔いはない!
なんだ、この人のこの可愛さと綺麗のコラボの大渋滞はっ!
半端じゃない!
私は携帯を握りしめて唇を噛んだ。
写真撮りたぁぁぁぁぁいっっっ!!!!
個人で楽しむならと、この3日間で沢山写真を取らせて貰った。
主に可愛い十夜さんを!
秀臣くん達には全ての写真のデータを渡す事を約束している。
しかし、今日のはお仕事なので我慢しなければならない。
さすがに時と場合ぐらい弁えておりますとも!
ただし、瞼と心のシャッターは超連写中よ!
後、取って付けたかのようで申し訳ないけど、秀臣くんもカッコいいです。
ポニーテールみたいなエクステが、侍というか着流しの浪人みたいな感じでとても似合っている。
外国人男性も袴姿で凛々しい出で立ちだ。
…問題は外国人女性。
十夜さんを見た彼女は、自分の出で立ちに納得がいかないと言い出して、せっかく着付けた着物を脱いでしまったのだ。
…苦労したのに~。
彼女が早口で何か喚いているんだけど、生憎私にそこまでのヒヤリングスキルはない。
聞き取れていた全員が困った顔をしているから、何か理不尽な事を言っているのかな?
時々私を指差しているから、私の着付け方が悪いとかそんな事だろう。
聞き取れている時雨はもちろん、霜月ちゃんは眉間に皺を寄せてるし、誰も私に通訳してくれないって事は、私への非難で当たりかな?
それじゃあ仕事にならないからと、竜也さんが着付けをし直してくれたんだけど、やっぱり納得がいかないのか、また脱ぎだしてしまう始末。
結局、その日は秀臣くんと十夜さんの2人だけで撮影が行われた。
一応、明日も撮影をする事が決まったけれど、もし同じような事が起きてもこっちの仕事はこなしたんだからそれ以上付き合う義理はないし、着付けもそちらで用意するようにと、高千穂さんがにっこり笑ってクライアント側に話していたのがとても印象的だった。
確かに、これ以上撮影が押しても私達の帰国日は変わらないからね。
後で聞いた話。
外国人女性モデルは、クライアントが十夜さんを褒めちぎるのが許せなかったって事と、十夜さんが綺麗なのを認めたくなかったんだって。
いや、うん。
確かに女としての自信はズタボロにやられましたが、こっそり写真を撮らせてくれたので私は大満足ですよ?
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