56 / 56
最終話 報告
しおりを挟む
「おい師匠、いるか?」
何しに来やがったこのポンコツが。そんな罵声が飛んでくるかと思ったが、師匠は鍛冶場の片隅で静かに煙管をふかしていた。
「……良かったじゃねえか。ちゃんと身内が出来たみてえだな」
こっちに背中を見せたまま、師匠は静かにそう語る。
「ああ。俺の大事な人達だ。で、今日はその人達の紹介と、どうしても聞きたい事があって来たんだよ」
すると、師匠がこっちに向き直り、頭を下げた。
「不肖の弟子がご迷惑をおかけしていると存ずる。私はしがない刀匠の前原と申す」
すると、桃が小太刀を差し出した。
「前原殿。これをご覧下さい」
「これは……随分と懐かしい。昔、私が打ったものですな」
「この小太刀が私と弥五郎を巡り合わせてくれました。それも前原殿のお陰です」
「あなたは……?」
俺の側から片時も離れず寄り添っている桃を見て、師匠が怪訝な顔をしている。
「これは申し遅れました。私は伊豆下田城主、戸田忠次が娘、桃にございます。この度、弥五郎と祝言をあげ、養父であられる前原殿にこうしてご挨拶に伺った次第です」
それを聞いた師匠が、目を見開いてあんぐりしている。
この顔を見ただけで、なんだか今までの苦労が報われた気がしたぜ。
「おいポンコツてめえ! どんな八百長仕掛けたらお姫様を嫁に出来るんだ!」
「八百長なんてするかよ! 俺がイイ男だから決まってんじゃねえか!」
危うく取っ組み合いの喧嘩になるところで、桃、そしておなつさん、孫左衛門が仲裁に入った。なぜこの二人も一緒にいるかってえと、まあ後で話すわ。
俺だと全く会話が進まないので、桃が出会いから馴れ初めなどを説明していく。
「そうでしたか。姫様、何卒このバカモンを宜しくお願い致します。それで、こちらの二人は?」
俺と桃の話が終わったところで今度はおなつさんと孫左衛門の方に話題が移った。
「なあ、俺を拾った時の話、詳しく教えてくれねえか? 実はこのおなつさんも俺と同じく賊に両親を殺されて、連れ去られたみたいなんだ。で、幼い弟がいたらしい。もしかしたら、と思ってよ」
「ふむ……」
師匠は立ち上がると、どこからか小さな小箱を持って来た。その中には、古びてボロボロになった布切れが入っていた。
「おめえがビービー泣いてたのは、小田原あたりの街道の外れだ。そこには惨い姿の男女二人の遺体といくらかの旅の道具、そしてこの布切れが落ちていた。何か手掛かりになればいいんだが」
おなつさんはハッとした顔でその布切れを見ると、いきなり自分の胸元に手を突っ込んだ。いきなり何をするのかと思ったら、首からかけていたお守りを取り出したらしい。
そしてそのお守りを開いて中身を取り出す。そして同じように古ぼけている布切れを出して見比べる。
「――っ!!」
おなつさんは見開いた目に涙をいっぱいに溜め、思わず叫び出したい衝動を抑える為か、口を手で押さえている。
師匠が持ってきた布切れと、おなつさんがお守りに入れていた布切れは、全く同じものだった。
限りなく低い確率で偶然という事もあるかもしれないが、限りなく高い確率でこれは……
「やっぱ姉ちゃんだったんだな」
「……弥五郎!」
おなつさん……いや、姉ちゃんが俺の頭を抱えて抱きしめた。柔らかさに圧し潰されて息苦しいが、ここは我慢するトコだな。
「おう、今日は泊まってけ。せめえトコだが何とかなんだろ」
え? あの小さくてボロボロの小屋にか?
「弥五郎、今日はよい日ですね。私にもあなたにも、家族が増えました!」
そうだな。桃の言う通りだ。桃にとっては師匠は俺の養父に当たる訳だし、父親同然だろう。そしておなつ――姉ちゃんだな。俺達二人の姉ちゃんだ。
そしてもう一人。
「おい、孫の字。そろそろハッキリしろや」
俺のその一言で、孫左衛門が照れ臭そうにソッポを向く。そしておなつ――姉ちゃんも恥ずかしそうに俯いた。
ふふ。そして新しく兄貴も出来そうだ。
▼△▼
戸田の殿様からお許しをいただいた俺は、無事に桃と祝言をあげて夫婦になった。
と言っても、俺にお城の武将たちみたいなお勤めが出来るとは思えず、城内の俺の屋敷兼鍛冶場で鍛冶師として仕事をしている。
お城の備品の手入れや、大人気の弥五郎印の鉄瓶の制作依頼などでそれなりに毎日忙しく暮らしているが、二の丸のお屋敷から桃がこっちに越してきたんで、随分と華やかになったな。
「ねえ、おなつ。味付けはこんな感じ?」
「んー、もうちょっとお出汁を効かせた方がいいですねえ」
そんな桃は、姉ちゃんと二人で台所に立ち、絶賛花嫁修業中だ。
まあ、剣術修行に明け暮れた日々を送っていた桃が、一般的な『女房』の仕事が出来る訳もなく、俺ンとこに嫁いで来てから、こうして姉ちゃんから教わってる訳だ。
ところで、孫の字のヤツも、海賊討伐の一件で殿様の覚えが良くなって、ちょっとしたご褒美を頂いている。
それが、俺の屋敷に隣接した一軒家。それほど大きいモンじゃないが、二人で住むには十分な大きさだ。二人ってのはほらアレだ。姉ちゃんな。
姉ちゃんと孫の字も、師匠に挨拶に行った後で祝言をあげたんだ。必死で口説いたらしいな、孫の字。
そんな姉ちゃんと孫の字はってえと、名目は『桃姫様の護衛』って立ち位置になンのかな。
ほらアレだ。城下に盗賊が出たー! なんて事になったら桃はすっ飛んで行っちまう。だから、単独行動させないように、俺も含めて側にいる訳だ。
「おう、兄貴。コイツを伊東の義父殿ンとこへ持ってってくれよ」
「……なんだかなぁ。あんたに兄貴呼ばわりされるのは、どうも落ち着かないねえ……」
そんな護衛も、桃が台所で鍋をかき混ぜてる間は暇な訳で、俺の助手として都合よく使っている。
都合よく使われている実感があるのかないのか、きな臭い顔をしながら、俺の研いだ包丁を受け取った孫の字はそう呟いた。
――ドンドンドン!
そこへ、けたたましく戸板を叩く音がした。
『弥五郎殿! 桃姫様! 野盗が出ました!』
「よし、行くか!」
桃が、姉ちゃんが、孫の字が、それぞれ表情を引き締めた。
表向きはお城のお抱え鍛冶師。けど、その裏の顔は、城下の平和を守る正義の味方ってな!
今日も甕割で賊の奴らを一刀両断だぜ。
――完――
何しに来やがったこのポンコツが。そんな罵声が飛んでくるかと思ったが、師匠は鍛冶場の片隅で静かに煙管をふかしていた。
「……良かったじゃねえか。ちゃんと身内が出来たみてえだな」
こっちに背中を見せたまま、師匠は静かにそう語る。
「ああ。俺の大事な人達だ。で、今日はその人達の紹介と、どうしても聞きたい事があって来たんだよ」
すると、師匠がこっちに向き直り、頭を下げた。
「不肖の弟子がご迷惑をおかけしていると存ずる。私はしがない刀匠の前原と申す」
すると、桃が小太刀を差し出した。
「前原殿。これをご覧下さい」
「これは……随分と懐かしい。昔、私が打ったものですな」
「この小太刀が私と弥五郎を巡り合わせてくれました。それも前原殿のお陰です」
「あなたは……?」
俺の側から片時も離れず寄り添っている桃を見て、師匠が怪訝な顔をしている。
「これは申し遅れました。私は伊豆下田城主、戸田忠次が娘、桃にございます。この度、弥五郎と祝言をあげ、養父であられる前原殿にこうしてご挨拶に伺った次第です」
それを聞いた師匠が、目を見開いてあんぐりしている。
この顔を見ただけで、なんだか今までの苦労が報われた気がしたぜ。
「おいポンコツてめえ! どんな八百長仕掛けたらお姫様を嫁に出来るんだ!」
「八百長なんてするかよ! 俺がイイ男だから決まってんじゃねえか!」
危うく取っ組み合いの喧嘩になるところで、桃、そしておなつさん、孫左衛門が仲裁に入った。なぜこの二人も一緒にいるかってえと、まあ後で話すわ。
俺だと全く会話が進まないので、桃が出会いから馴れ初めなどを説明していく。
「そうでしたか。姫様、何卒このバカモンを宜しくお願い致します。それで、こちらの二人は?」
俺と桃の話が終わったところで今度はおなつさんと孫左衛門の方に話題が移った。
「なあ、俺を拾った時の話、詳しく教えてくれねえか? 実はこのおなつさんも俺と同じく賊に両親を殺されて、連れ去られたみたいなんだ。で、幼い弟がいたらしい。もしかしたら、と思ってよ」
「ふむ……」
師匠は立ち上がると、どこからか小さな小箱を持って来た。その中には、古びてボロボロになった布切れが入っていた。
「おめえがビービー泣いてたのは、小田原あたりの街道の外れだ。そこには惨い姿の男女二人の遺体といくらかの旅の道具、そしてこの布切れが落ちていた。何か手掛かりになればいいんだが」
おなつさんはハッとした顔でその布切れを見ると、いきなり自分の胸元に手を突っ込んだ。いきなり何をするのかと思ったら、首からかけていたお守りを取り出したらしい。
そしてそのお守りを開いて中身を取り出す。そして同じように古ぼけている布切れを出して見比べる。
「――っ!!」
おなつさんは見開いた目に涙をいっぱいに溜め、思わず叫び出したい衝動を抑える為か、口を手で押さえている。
師匠が持ってきた布切れと、おなつさんがお守りに入れていた布切れは、全く同じものだった。
限りなく低い確率で偶然という事もあるかもしれないが、限りなく高い確率でこれは……
「やっぱ姉ちゃんだったんだな」
「……弥五郎!」
おなつさん……いや、姉ちゃんが俺の頭を抱えて抱きしめた。柔らかさに圧し潰されて息苦しいが、ここは我慢するトコだな。
「おう、今日は泊まってけ。せめえトコだが何とかなんだろ」
え? あの小さくてボロボロの小屋にか?
「弥五郎、今日はよい日ですね。私にもあなたにも、家族が増えました!」
そうだな。桃の言う通りだ。桃にとっては師匠は俺の養父に当たる訳だし、父親同然だろう。そしておなつ――姉ちゃんだな。俺達二人の姉ちゃんだ。
そしてもう一人。
「おい、孫の字。そろそろハッキリしろや」
俺のその一言で、孫左衛門が照れ臭そうにソッポを向く。そしておなつ――姉ちゃんも恥ずかしそうに俯いた。
ふふ。そして新しく兄貴も出来そうだ。
▼△▼
戸田の殿様からお許しをいただいた俺は、無事に桃と祝言をあげて夫婦になった。
と言っても、俺にお城の武将たちみたいなお勤めが出来るとは思えず、城内の俺の屋敷兼鍛冶場で鍛冶師として仕事をしている。
お城の備品の手入れや、大人気の弥五郎印の鉄瓶の制作依頼などでそれなりに毎日忙しく暮らしているが、二の丸のお屋敷から桃がこっちに越してきたんで、随分と華やかになったな。
「ねえ、おなつ。味付けはこんな感じ?」
「んー、もうちょっとお出汁を効かせた方がいいですねえ」
そんな桃は、姉ちゃんと二人で台所に立ち、絶賛花嫁修業中だ。
まあ、剣術修行に明け暮れた日々を送っていた桃が、一般的な『女房』の仕事が出来る訳もなく、俺ンとこに嫁いで来てから、こうして姉ちゃんから教わってる訳だ。
ところで、孫の字のヤツも、海賊討伐の一件で殿様の覚えが良くなって、ちょっとしたご褒美を頂いている。
それが、俺の屋敷に隣接した一軒家。それほど大きいモンじゃないが、二人で住むには十分な大きさだ。二人ってのはほらアレだ。姉ちゃんな。
姉ちゃんと孫の字も、師匠に挨拶に行った後で祝言をあげたんだ。必死で口説いたらしいな、孫の字。
そんな姉ちゃんと孫の字はってえと、名目は『桃姫様の護衛』って立ち位置になンのかな。
ほらアレだ。城下に盗賊が出たー! なんて事になったら桃はすっ飛んで行っちまう。だから、単独行動させないように、俺も含めて側にいる訳だ。
「おう、兄貴。コイツを伊東の義父殿ンとこへ持ってってくれよ」
「……なんだかなぁ。あんたに兄貴呼ばわりされるのは、どうも落ち着かないねえ……」
そんな護衛も、桃が台所で鍋をかき混ぜてる間は暇な訳で、俺の助手として都合よく使っている。
都合よく使われている実感があるのかないのか、きな臭い顔をしながら、俺の研いだ包丁を受け取った孫の字はそう呟いた。
――ドンドンドン!
そこへ、けたたましく戸板を叩く音がした。
『弥五郎殿! 桃姫様! 野盗が出ました!』
「よし、行くか!」
桃が、姉ちゃんが、孫の字が、それぞれ表情を引き締めた。
表向きはお城のお抱え鍛冶師。けど、その裏の顔は、城下の平和を守る正義の味方ってな!
今日も甕割で賊の奴らを一刀両断だぜ。
――完――
0
お気に入りに追加
492
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(130件)
あなたにおすすめの小説
大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜
佐倉 蘭
歴史・時代
★第9回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
「近頃、吉原にて次々と遊女の美髪を根元より切りたる『髪切り』現れり。狐か……はたまた、物の怪〈もののけ〉或いは、妖〈あやかし〉の仕業か——」
江戸の人々が行き交う天下の往来で、声高らかに触れ回る讀賣(瓦版)を、平生は鳶の火消しでありながら岡っ引きだった亡き祖父に憧れて、奉行所の「手先」の修行もしている与太は、我慢ならぬ顔で見ていた。
「是っ非とも、おいらがそいつの正体暴いてよ——お縄にしてやるぜ」
※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」に関連したお話でネタバレを含みます。
空母鳳炎奮戦記
ypaaaaaaa
歴史・時代
1942年、世界初の装甲空母である鳳炎はトラック泊地に停泊していた。すでに戦時下であり、鳳炎は南洋艦隊の要とされていた。この物語はそんな鳳炎の4年に及ぶ奮戦記である。
というわけで、今回は山本双六さんの帝国の海に登場する装甲空母鳳炎の物語です!二次創作のようなものになると思うので原作と違うところも出てくると思います。(極力、なくしたいですが…。)ともかく、皆さまが楽しめたら幸いです!
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
故郷、甲賀で騒動を起こし、国を追われるようにして出奔した
若き日の滝川一益と滝川義太夫、
尾張に流れ着いた二人は織田信長に会い、織田家の一員として
天下布武の一役を担う。二人をとりまく織田家の人々のそれぞれの思惑が
からみ、紆余曲折しながらも一益がたどり着く先はどこなのか。
【武田家躍進】おしゃべり好きな始祖様が出てきて・・・
宮本晶永(くってん)
歴史・時代
戦国時代の武田家は指折りの有力大名と言われていますが、実際には信玄の代になって甲斐・信濃と駿河の部分的な地域までしか支配地域を伸ばすことができませんでした。
武田家が中央へ進出する事について色々考えてみましたが、織田信長が尾張を制圧してしまってからでは、それができる要素がほぼありません。
不安定だった各大名の境界線が安定してしまうからです。
そこで、甲斐から出られる機会を探したら、三国同盟の前の時期しかありませんでした。
とは言っても、その頃の信玄では若すぎて家中の影響力が今一つ足りませんし、信虎は武将としては強くても、統治する才能が甲斐だけで手一杯な感じです。
何とか進出できる要素を探していたところ、幼くして亡くなっていた信玄の4歳上の兄である竹松という人を見つけました。
彼と信玄の2歳年下の弟である犬千代を死ななかった事にして、実際にあった出来事をなぞりながら、どこまでいけるか想像をしてみたいと思います。
作中の言葉遣いですが、可能な限り時代に合わせてみますが、ほぼ現代の言葉遣いになると思いますのでお許しください。
作品を出すこと自体が経験ありませんので、生暖かく見守って下さい。
札束艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
生まれついての勝負師。
あるいは、根っからのギャンブラー。
札田場敏太(さつたば・びんた)はそんな自身の本能に引きずられるようにして魑魅魍魎が跋扈する、世界のマーケットにその身を投じる。
時は流れ、世界はその混沌の度を増していく。
そのような中、敏太は将来の日米関係に危惧を抱くようになる。
亡国を回避すべく、彼は金の力で帝国海軍の強化に乗り出す。
戦艦の高速化、ついでに出来の悪い四姉妹は四一センチ砲搭載戦艦に改装。
マル三計画で「翔鶴」型空母三番艦それに四番艦の追加建造。
マル四計画では戦時急造型空母を三隻新造。
高オクタン価ガソリン製造プラントもまるごと買い取り。
科学技術の低さもそれに工業力の貧弱さも、金さえあればどうにか出来る!
暁のミッドウェー
三笠 陣
歴史・時代
一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。
真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、アメリカ海軍空母部隊の撃滅。
一方のアメリカ海軍は、暗号解読によって日本海軍の作戦を察知していた。
そしてアメリカ海軍もまた、太平洋にある空母部隊の総力を結集して日本艦隊の迎撃に向かう。
ミッドウェー沖で、レキシントン、サラトガ、ヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットが、日本艦隊を待ち構えていた。
日米数百機の航空機が入り乱れる激戦となった、日米初の空母決戦たるミッドウェー海戦。
その幕が、今まさに切って落とされようとしていた。
(※本作は、「小説家になろう」様にて連載中の同名の作品を転載したものです。)
戦国終わらず ~家康、夏の陣で討死~
川野遥
歴史・時代
長きに渡る戦国時代も大坂・夏の陣をもって終わりを告げる
…はずだった。
まさかの大逆転、豊臣勢が真田の活躍もありまさかの逆襲で徳川家康と秀忠を討ち果たし、大坂の陣の勝者に。果たして彼らは新たな秩序を作ることができるのか?
敗北した徳川勢も何とか巻き返しを図ろうとするが、徳川に臣従したはずの大名達が新たな野心を抱き始める。
文治系藩主は頼りなし?
暴れん坊藩主がまさかの活躍?
参考情報一切なし、全てゼロから切り開く戦国ifストーリーが始まる。
更新は週5~6予定です。
※ノベルアップ+とカクヨムにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
楽しい時間を過ごせました♪
ご活躍を楽しみにしております。
はじめまして。スルスルと一気に読みました。大変素晴らしい作品です。ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
ボリューム的には単行本1冊程度ですが、読みやすさは意識して書いたつもりの作品なので、一気に読んでいただいたのは嬉しい限りです。
主人公も脇役も、そしてその舞台も、無理なく自ずと容易く思い浮かび、動きだす。絵が浮かぶとはこのことですね。ラノベにありがちな説明過剰も無く少ない文章で状景を感じられ、大変良い流れで、爽快に読むことが出来ました。
面白かったです!
感想ありがとうございます!
こういった褒め殺しのような感想をいただいて、大変恐縮です。しかしモチベーションは爆上がりしたので、今後の執筆にも活かしたいと思います。
ありがとうございました。