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第四章
4-37
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※微R18シーンです
「ひぃっ……!」
と雪は悲鳴を上げる。
覆い被さられて、右耳の孔に舌先を入れられた。それは久しぶりの感触でゾゾッと鳥肌が立つ。
耳孔の奥を抉るように舌先で犯されて男の顔が近距離にあるせいか頬にじょりじょりとした感触が襲い、ゾクゾクする。この感覚が髭の精なのか、それとも舌のせいなのか分からなかった。
男の身体を押しのけようとしたがびくともしなかった。しかも体重を掛けられて自分の身体も動かない。股の間に男の膝を入れられて、膝でグリッと股を押された。帯も巻かずに男の着物一枚の雪の鎧は脆く、いとも簡単に男の手は開(はだ)けてしまった双丘へ伸びていた。
ふにっとした感触が久賀の手に伝わり、乳房を揉むと手に吸い付くように柔らかい。乳輪に触れないように指を動かすと、少女の口から文句が洩れた。
「まぐあわないって、言った……っ!」
「でも証明するにはこれしかない」
「自分がしたいだけ」だという言葉は飲み込んで、雪の右耳全部を口に含むと軽く歯を立てて舌先で全部舐めた。
「嘘吐き、嘘吐き! 嘘吐きは嫌い! 大嫌いっ……!」
「嫌い」とひたすら連呼されて、耳から口を離し雪の顔を覗き込んだ。
目と鼻の先に雪の顔がある。自信の鼻先を雪の鼻先へ付けた。あと少し近付ければ唇を奪える距離だった。男がここまで体重を乗せて身動きできないようにしてあるのだ。簡単に奪える距離だった。
「大嫌い!」とその目を睨みつける。
心の準備が出来ていないというのに、三カ月前のあの行為をされてしまうなんてたまったものじゃなかった。
あれは、すればするほど何も考えられなくなった。
今以上に——この男の事しか、考えられなくなる。
躰が男に埋めて欲しくて堪らなくなる、のだ。
「あぁ、雪……そんな覚えたての言葉みたいに連呼しないで」
涙を浮かべ切なげに目を細めれば、雪の瞳に戸惑いが浮かぶ。
この騙されやすさに男は内心苦笑した。
「雪に俺の秘密を教えてあげる」
と久賀は雪の右耳にそう囁いた。
その囁いた瞳が真剣で雪はその瞳をじっと見つめ返したが
「俺、この三ヶ月間、勃起不全で」
「ぼっ……きふぜ……?」
男の言う言葉の意味を理解しきれず、きょとんとして男を見ると、男に自分の股間を服越しに開けた蜜口へと当てられて、男の言う意味が分かりボッと音を立てて赤面をした。
「勃ってないでしょ?」
そう囁いて雪を見れば口をパクパクと開閉しながら久賀を見た。
何を言い出すのか分からず、雪の頭の中は渦がグルグルと蠢いている。
確かに――自分の股に当たっている物はふにゃりとして柔らかい感触だった。
「この三ヶ月間、俺は勃起不全に陥っていて誰も抱いていないし、中出しなんて今まで雪以外にした事ない」
「く、口付はしてた」
唯一、それだけは雪は言えた。
突然の告白に頭が追い付かずにいても、久賀は雪の右耳に相変わらず告白を続けた。
「口付はしてしまったけど――誰ともしてない。する気が起きなかったから――でも今は凄くしたい。雪の中に出したいんだけど」
「た、た、たたな、いのに!?」
声が裏返ってしまう。
詳しい仕組みは分からないが、興奮したらそこは硬くなるというのは経験上分かる。しかし、硬くならないのなら、興奮していないという事だから、入らないのでは――
「口を吸わせてくれたら、勃つ筈だから」
「意味わかんっ――ひゃっ!」
ぐりぐりと男の硬さがない自身を雪の蜜口に擦り付けると、布が敏感な場所に当たって少女は声を上げた。
体重を掛けてくる男の肩を押してもやはりうんともすんとも言わなかった。
「――少し、勃ったかも」と男が雪の耳へ囁く。
囁く前に笑い声が洩れたから、これはもしやわざと言っているのでは? という疑問が雪の中で生まれそうになるが、確かに少しだけ硬さを取り戻したような気がして口を噤んでしまった。
「んっ……! あっ、んっ」
久賀は布越しで少女の敏感な恥核を腰を擦り付けて刺激して、必死に悶えるのを我慢する雪を見た。
自分の下で、男の手によって善がる姿は本当に可愛い。
首を振って雪の伸びた髪の揺れ方にも色気を感じてしまう。
久賀は目を閉じて刺激に耐える雪の隙を狙って小声で声を漏らす雪の唇を奪おうとした。
「だ、駄目! 絶交する!」
男の微かな動きに気付いたのか、目の前でそう叫び唇を真一文字に強く結んだ。
ぎゅっと結んだ姿があまりにも可愛らしく、男には悪戯心しか浮かんでこなかった。
乳房を揉んでいた指で乳輪に触れて、その先の小さな蕾を指二本で挟んでグニグニと動かすと、悶えるようにして首を左右に振った。
硬さを持ち始めて指先で弾けば、両眼を閉じて声を出さないようにする。
法悦として揉みしだいていたが、雪の顔が真っ赤から青くなりつつあった為、男は手の動きを止めた。
「雪——息は鼻でして」
口を閉じる時に鼻で呼吸しないように耐えたらしい雪は顔を青褪めて額に汗を掻いていた。
ここまで拒絶されるとは思わず「しない」と言えば、雪は安心仕切ったように口を大きく開けると息を吸い込んで吐く。
自分の「しない」という言葉に素直に信じる雪を見て、何も変わっていないのだと、男は思った。
「何故そんなに拒否するの?」
純粋に疑問に思い雪に問う。
過去にあの女に言われたからだと言っていたが、その本人も普通は唇よりも躰を守れと言うべきではないだろうか。
無理矢理奪いはしたが、二度目は拒否はされたがすんなりと許して貰えた記憶がある。
「た——ましいを、吸われるからって……」
「それをずっと信じているの?」という言葉を飲み込んで、雪の目を見て戸惑う瞳に微笑みかけた。
「もし、魂が吸われちゃったら、その愛は偽物で、そのせいで、地獄に堕ちるって……私じゃなくて、その、相手の人が……地獄に堕ちるんです……」
「私のせいで地獄に堕ちちゃう……」と言った。
自分ではなくて、他人が、か。
何故か雪の言うあの女(人)が雪の性格を把握して言っているように思える。『お前のせいで相手が地獄に堕ちる』と言えば雪は頑なに拒絶するだろう。
いや——把握していた訳じゃない。それらが全て雪を作り出したのだ。
父親からの暴言と母親からの忠告全てでこの雪を作り出そうとした。
作り出して、どうしようとしたのだろうか。
考えても分かる事ではない。
雪の傍に居るのは誰でもない、俺だ。
ふっと男は笑い、そんな男を雪は見上げた。
いつの間にか揉まれていた乳房から手は慣れていて、その手は雪の頬を撫でている。
身体も軽くなっていて、男は体重を掛けていなかった。
「俺と口付を交わそう」と頬を撫でていた指で下唇に触れられて、指の腹で軽く下に引っ張られた。そのせいで唇を隠せなかった。
下唇を指の腹で引っ張ると、形の良い小さな歯が並んでいて、その歯列を舌先で抉じ開けたいと男は思った。
何を聞いていたの、と雪は顔を顰めるが、男があまりにも熱を持った瞳で見つめてくるものだから視線を外してしまった。
「俺は——地獄に堕ちる身だよ。雪のせいで地獄に堕ちる筈がないでしょう?」
「今まで数え切れない程、人を斬って、雪以外の女を騙しているんだから」と視線を外した雪の顎を持ち、男の方を向かせると雪の顔を見て男は微笑んだ。
「地獄行きはとっくに決まっている。じゃあ、そんな俺と交わしても何の問題もないだろ?」
「そ、そんなの分からない、もん。久賀さんは私を助けてくれたから、地獄じゃないかもしれない」
「それで帳消しになれば最高に嬉しいけど——俺は地獄へ行くよ」
「雪。もし俺が口付をして、捨てるようなことは絶対にないけれど。
もしそんな事をしようとするなら、その脇差で刺しても構わないから」
「またそんな事」とくしゃりと顔を歪ませると、男の顔が近付いてきた。
咄嗟の事で避け切れず、思わず目を閉じてしまうと——急に体重を掛けられ逃げられなくなり——…。
目を閉じたままだったが、何も起こらなかった。
「久賀さん……?」
と名前を呼んでも返事がなく、ただ男の体重だけを感じるだけだった。
恐る恐る目を開けると自分の首筋に顔を埋めた男に視線をやると、目を閉じていてビクともしなかった。
わ、たしのせいで地獄に堕ちた——…?
まだ口付してないのに……?
肩に触れて揺さぶってもびくともせず、名前を呼んでも返事をせず——
「久賀さん……っ!」と強く名前を呼びながら揺さぶると、男の寝息が首筋に当たり、耳に入った——男は熟睡していた。
良ーく見れば健やかな寝顔である。
雪はほっとして胸を撫で下ろして、男の寝息を肌で感じくすぐったさに思わず小さく身悶えた。
男は六日間食べず寝ずの生活を送っていた為に、疲労で倒れてしまったのである。
「ひぃっ……!」
と雪は悲鳴を上げる。
覆い被さられて、右耳の孔に舌先を入れられた。それは久しぶりの感触でゾゾッと鳥肌が立つ。
耳孔の奥を抉るように舌先で犯されて男の顔が近距離にあるせいか頬にじょりじょりとした感触が襲い、ゾクゾクする。この感覚が髭の精なのか、それとも舌のせいなのか分からなかった。
男の身体を押しのけようとしたがびくともしなかった。しかも体重を掛けられて自分の身体も動かない。股の間に男の膝を入れられて、膝でグリッと股を押された。帯も巻かずに男の着物一枚の雪の鎧は脆く、いとも簡単に男の手は開(はだ)けてしまった双丘へ伸びていた。
ふにっとした感触が久賀の手に伝わり、乳房を揉むと手に吸い付くように柔らかい。乳輪に触れないように指を動かすと、少女の口から文句が洩れた。
「まぐあわないって、言った……っ!」
「でも証明するにはこれしかない」
「自分がしたいだけ」だという言葉は飲み込んで、雪の右耳全部を口に含むと軽く歯を立てて舌先で全部舐めた。
「嘘吐き、嘘吐き! 嘘吐きは嫌い! 大嫌いっ……!」
「嫌い」とひたすら連呼されて、耳から口を離し雪の顔を覗き込んだ。
目と鼻の先に雪の顔がある。自信の鼻先を雪の鼻先へ付けた。あと少し近付ければ唇を奪える距離だった。男がここまで体重を乗せて身動きできないようにしてあるのだ。簡単に奪える距離だった。
「大嫌い!」とその目を睨みつける。
心の準備が出来ていないというのに、三カ月前のあの行為をされてしまうなんてたまったものじゃなかった。
あれは、すればするほど何も考えられなくなった。
今以上に——この男の事しか、考えられなくなる。
躰が男に埋めて欲しくて堪らなくなる、のだ。
「あぁ、雪……そんな覚えたての言葉みたいに連呼しないで」
涙を浮かべ切なげに目を細めれば、雪の瞳に戸惑いが浮かぶ。
この騙されやすさに男は内心苦笑した。
「雪に俺の秘密を教えてあげる」
と久賀は雪の右耳にそう囁いた。
その囁いた瞳が真剣で雪はその瞳をじっと見つめ返したが
「俺、この三ヶ月間、勃起不全で」
「ぼっ……きふぜ……?」
男の言う言葉の意味を理解しきれず、きょとんとして男を見ると、男に自分の股間を服越しに開けた蜜口へと当てられて、男の言う意味が分かりボッと音を立てて赤面をした。
「勃ってないでしょ?」
そう囁いて雪を見れば口をパクパクと開閉しながら久賀を見た。
何を言い出すのか分からず、雪の頭の中は渦がグルグルと蠢いている。
確かに――自分の股に当たっている物はふにゃりとして柔らかい感触だった。
「この三ヶ月間、俺は勃起不全に陥っていて誰も抱いていないし、中出しなんて今まで雪以外にした事ない」
「く、口付はしてた」
唯一、それだけは雪は言えた。
突然の告白に頭が追い付かずにいても、久賀は雪の右耳に相変わらず告白を続けた。
「口付はしてしまったけど――誰ともしてない。する気が起きなかったから――でも今は凄くしたい。雪の中に出したいんだけど」
「た、た、たたな、いのに!?」
声が裏返ってしまう。
詳しい仕組みは分からないが、興奮したらそこは硬くなるというのは経験上分かる。しかし、硬くならないのなら、興奮していないという事だから、入らないのでは――
「口を吸わせてくれたら、勃つ筈だから」
「意味わかんっ――ひゃっ!」
ぐりぐりと男の硬さがない自身を雪の蜜口に擦り付けると、布が敏感な場所に当たって少女は声を上げた。
体重を掛けてくる男の肩を押してもやはりうんともすんとも言わなかった。
「――少し、勃ったかも」と男が雪の耳へ囁く。
囁く前に笑い声が洩れたから、これはもしやわざと言っているのでは? という疑問が雪の中で生まれそうになるが、確かに少しだけ硬さを取り戻したような気がして口を噤んでしまった。
「んっ……! あっ、んっ」
久賀は布越しで少女の敏感な恥核を腰を擦り付けて刺激して、必死に悶えるのを我慢する雪を見た。
自分の下で、男の手によって善がる姿は本当に可愛い。
首を振って雪の伸びた髪の揺れ方にも色気を感じてしまう。
久賀は目を閉じて刺激に耐える雪の隙を狙って小声で声を漏らす雪の唇を奪おうとした。
「だ、駄目! 絶交する!」
男の微かな動きに気付いたのか、目の前でそう叫び唇を真一文字に強く結んだ。
ぎゅっと結んだ姿があまりにも可愛らしく、男には悪戯心しか浮かんでこなかった。
乳房を揉んでいた指で乳輪に触れて、その先の小さな蕾を指二本で挟んでグニグニと動かすと、悶えるようにして首を左右に振った。
硬さを持ち始めて指先で弾けば、両眼を閉じて声を出さないようにする。
法悦として揉みしだいていたが、雪の顔が真っ赤から青くなりつつあった為、男は手の動きを止めた。
「雪——息は鼻でして」
口を閉じる時に鼻で呼吸しないように耐えたらしい雪は顔を青褪めて額に汗を掻いていた。
ここまで拒絶されるとは思わず「しない」と言えば、雪は安心仕切ったように口を大きく開けると息を吸い込んで吐く。
自分の「しない」という言葉に素直に信じる雪を見て、何も変わっていないのだと、男は思った。
「何故そんなに拒否するの?」
純粋に疑問に思い雪に問う。
過去にあの女に言われたからだと言っていたが、その本人も普通は唇よりも躰を守れと言うべきではないだろうか。
無理矢理奪いはしたが、二度目は拒否はされたがすんなりと許して貰えた記憶がある。
「た——ましいを、吸われるからって……」
「それをずっと信じているの?」という言葉を飲み込んで、雪の目を見て戸惑う瞳に微笑みかけた。
「もし、魂が吸われちゃったら、その愛は偽物で、そのせいで、地獄に堕ちるって……私じゃなくて、その、相手の人が……地獄に堕ちるんです……」
「私のせいで地獄に堕ちちゃう……」と言った。
自分ではなくて、他人が、か。
何故か雪の言うあの女(人)が雪の性格を把握して言っているように思える。『お前のせいで相手が地獄に堕ちる』と言えば雪は頑なに拒絶するだろう。
いや——把握していた訳じゃない。それらが全て雪を作り出したのだ。
父親からの暴言と母親からの忠告全てでこの雪を作り出そうとした。
作り出して、どうしようとしたのだろうか。
考えても分かる事ではない。
雪の傍に居るのは誰でもない、俺だ。
ふっと男は笑い、そんな男を雪は見上げた。
いつの間にか揉まれていた乳房から手は慣れていて、その手は雪の頬を撫でている。
身体も軽くなっていて、男は体重を掛けていなかった。
「俺と口付を交わそう」と頬を撫でていた指で下唇に触れられて、指の腹で軽く下に引っ張られた。そのせいで唇を隠せなかった。
下唇を指の腹で引っ張ると、形の良い小さな歯が並んでいて、その歯列を舌先で抉じ開けたいと男は思った。
何を聞いていたの、と雪は顔を顰めるが、男があまりにも熱を持った瞳で見つめてくるものだから視線を外してしまった。
「俺は——地獄に堕ちる身だよ。雪のせいで地獄に堕ちる筈がないでしょう?」
「今まで数え切れない程、人を斬って、雪以外の女を騙しているんだから」と視線を外した雪の顎を持ち、男の方を向かせると雪の顔を見て男は微笑んだ。
「地獄行きはとっくに決まっている。じゃあ、そんな俺と交わしても何の問題もないだろ?」
「そ、そんなの分からない、もん。久賀さんは私を助けてくれたから、地獄じゃないかもしれない」
「それで帳消しになれば最高に嬉しいけど——俺は地獄へ行くよ」
「雪。もし俺が口付をして、捨てるようなことは絶対にないけれど。
もしそんな事をしようとするなら、その脇差で刺しても構わないから」
「またそんな事」とくしゃりと顔を歪ませると、男の顔が近付いてきた。
咄嗟の事で避け切れず、思わず目を閉じてしまうと——急に体重を掛けられ逃げられなくなり——…。
目を閉じたままだったが、何も起こらなかった。
「久賀さん……?」
と名前を呼んでも返事がなく、ただ男の体重だけを感じるだけだった。
恐る恐る目を開けると自分の首筋に顔を埋めた男に視線をやると、目を閉じていてビクともしなかった。
わ、たしのせいで地獄に堕ちた——…?
まだ口付してないのに……?
肩に触れて揺さぶってもびくともせず、名前を呼んでも返事をせず——
「久賀さん……っ!」と強く名前を呼びながら揺さぶると、男の寝息が首筋に当たり、耳に入った——男は熟睡していた。
良ーく見れば健やかな寝顔である。
雪はほっとして胸を撫で下ろして、男の寝息を肌で感じくすぐったさに思わず小さく身悶えた。
男は六日間食べず寝ずの生活を送っていた為に、疲労で倒れてしまったのである。
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