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灰となれ

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「あーらら。今度はキナが相手をしてくれるの?」
「ああ。相手してやるよ。だからこいよ。クソガキ」

 俺は少年ベルガルフに言うと少年ベルガルフは

「キナが相手なら全力でやらないと僕が死にかねないからなー。最初からとばしてくね」

 少年ベルガルフほ風魔法で自分の周り1メートル以内に近づいたものを切り刻むウインド・アーマーをつかう。

「この風の衣にキナはどう対抗してくるかな?」
「こうするんだよ」

 俺は風魔法で少年ベルガルフの体の正面部分のウインド・アーマーだけ無効化し、正面に対して岩野でかめの塊を少年ベルガルフに向けて放つ。少年ベルガルフは岩の塊を破壊すると

「この程度じゃ僕は殺せないよー。次はどうするの?」
「こうするんだよクソガキ」

 俺は鬼剣を抜いて少年ベルガルフに斬りかかると少年ベルガルフは

「あら?キナ。さっきのみていなかったの?僕に近接戦はあぶないよ」
「御託はいいから死ね」

 俺は高速で鬼剣で斬りかかると少年ベルガルフは驚きながら

「あ、あぶな!ウインド・シールド!」
「きかん」

 俺はまずは少年ベルガルフの片腕を切り落とす。

「あ、あぁぁぁぁぁ!腕が!僕の腕がぁぁぁ」
「腕を一本斬られたくらいでうるさいぞ。それにお前はさっきヨトリの脇腹をえぐったじゃないか」
「は、はぁ?脇腹と片腕じゃつりあいがとれないだろ!」
「それは子供の決めることじゃぁない。俺が決めることだ。仲間であるヨトリの脇腹をえぐったんだ。その代価はガキ。お前の命で償ってもらう」

 片腕が斬られた後に無意識になのか少年ベルガルフはウインド・アーマーを解除しており、さらに逃亡をはかる。

「がきぃ!逃げるのか!」
「ああそうだよ!死んだらそこで負けだからね。じゃあねー!」

 少年ベルガルフは無様に斬られた腕を持って俺から逃げようとした瞬間、少年ベルガルフの体は一瞬で灰になる。

「わしがいてその場から敵から逃げようとするとはのう。あわれあわれ。たしかに生きていれば勝ち組であろうがわしの前で生きて逃げれることはないんじゃよ」

 オーガスは一瞬で少年ベルガルフを骨も残さず灰に変わる。

「全く。無様無様。風のメギスが我らの新しい帝国のための人材と言って奴らを雇ったらしいが3人とも死んでしまったではないか。全く無様よな」

 最後のやつはお前が殺したんだろうが。しかしこいつとやるとなるとかなりほねがおれそうだな。

「さ、やろうかのう。あの時の若造」
「ああ。楽しませてやるよ」
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