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幻の大地
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「そうだな。キスキル。お前は名前思いつくか?」
俺はキスキルをみるとキスキルは全力で首を横に振る。なんだ?恐れおおいとでも思ってるのか?大丈夫だろ?
「ミワはどう思う?」
「そうですね。ダニクでいいんじゃないですか?胸にあんなみっともない肉ぶら下げてるんですから」
適当すぎだし酷すぎるだろその名前。俺はミワを見て思っているとアースラは
「我は、我は主人につけてほしいのです!他の人からの名前ではありませぬ!さぁ!名を我に与えてくだされ!」
与えてくだされとか言われてそんな簡単に思いつくものでもないしな・・・。オスならダイチとかチャイロとこブラウンとかいけた気するんだけど・・・。
「んーじゃチドラなんてどうだ?地龍だからチドラ」
「チドラ。ですか。ふむ!わかりました!これからは我をみなさまはチドラとお呼びください!アースラの名は敵を圧倒するときなどに使いまするので」
こうして地龍アースラの名は俺がわりとそのままの感じの名。チドラに決まった。
「それで。これからどうするんだチドラ」
「どうするとは言われましても我は主人に従いまする。主人にはもうこの我の所有する幻の大地も譲りましたゆえ」
幻の大地を譲った?そんなことができるのか?
「いつから俺に譲っていた?」
「それは我が気絶する前です。我は一発KOとまでは思っていませんでしたが我が負けた時点で幻の大地を譲るようにしておきましたゆえ」
しておきましたとかそんなことできるのかよ
「これは我が認めた相手にしかできませぬゆえもしも我に挑んできて我が認めていない相手が我の幻の大地を奪おうとしても奪うことはできませぬ。譲渡の意思は我が無ければこの大地は誰にもゆずられませぬよ主人」
「ふむ。それじゃしばらくこの大地を発展させながら人間の住む街や村、国に向かうのはどうだ?」
俺はチドラに言うとチドラは
「そうですね。まずこの地を発展させるというのは難しいです」
「難しい?なぜだ?」
「この幻の大地、発展させようとすればかなりの魔力を消費しまする」
魔力を消費、ね。しかしなぜ今はこの大地はこのままキープされているんだ?
「主人はこの大地はなぜまだ維持できているかを考えているようですがそれは我もです。本来ならこの大地は人間の魔力量、亜人でも長く保たせるのは無理です。ましてや発展は話になりませぬ。この広い大地をキープすることだけがせいぜいできることです。まぁ主人がもし発展させてみたいならこの大地に触れ想像するんです。どのような大地にしたいかを」
俺はチドラに言われとりあえず地面に触れ、この世界で兄にはめられる前に住んでいた村、ブライト村を想像した。
俺はキスキルをみるとキスキルは全力で首を横に振る。なんだ?恐れおおいとでも思ってるのか?大丈夫だろ?
「ミワはどう思う?」
「そうですね。ダニクでいいんじゃないですか?胸にあんなみっともない肉ぶら下げてるんですから」
適当すぎだし酷すぎるだろその名前。俺はミワを見て思っているとアースラは
「我は、我は主人につけてほしいのです!他の人からの名前ではありませぬ!さぁ!名を我に与えてくだされ!」
与えてくだされとか言われてそんな簡単に思いつくものでもないしな・・・。オスならダイチとかチャイロとこブラウンとかいけた気するんだけど・・・。
「んーじゃチドラなんてどうだ?地龍だからチドラ」
「チドラ。ですか。ふむ!わかりました!これからは我をみなさまはチドラとお呼びください!アースラの名は敵を圧倒するときなどに使いまするので」
こうして地龍アースラの名は俺がわりとそのままの感じの名。チドラに決まった。
「それで。これからどうするんだチドラ」
「どうするとは言われましても我は主人に従いまする。主人にはもうこの我の所有する幻の大地も譲りましたゆえ」
幻の大地を譲った?そんなことができるのか?
「いつから俺に譲っていた?」
「それは我が気絶する前です。我は一発KOとまでは思っていませんでしたが我が負けた時点で幻の大地を譲るようにしておきましたゆえ」
しておきましたとかそんなことできるのかよ
「これは我が認めた相手にしかできませぬゆえもしも我に挑んできて我が認めていない相手が我の幻の大地を奪おうとしても奪うことはできませぬ。譲渡の意思は我が無ければこの大地は誰にもゆずられませぬよ主人」
「ふむ。それじゃしばらくこの大地を発展させながら人間の住む街や村、国に向かうのはどうだ?」
俺はチドラに言うとチドラは
「そうですね。まずこの地を発展させるというのは難しいです」
「難しい?なぜだ?」
「この幻の大地、発展させようとすればかなりの魔力を消費しまする」
魔力を消費、ね。しかしなぜ今はこの大地はこのままキープされているんだ?
「主人はこの大地はなぜまだ維持できているかを考えているようですがそれは我もです。本来ならこの大地は人間の魔力量、亜人でも長く保たせるのは無理です。ましてや発展は話になりませぬ。この広い大地をキープすることだけがせいぜいできることです。まぁ主人がもし発展させてみたいならこの大地に触れ想像するんです。どのような大地にしたいかを」
俺はチドラに言われとりあえず地面に触れ、この世界で兄にはめられる前に住んでいた村、ブライト村を想像した。
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