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パーティーは楽しい事ばかりじゃない
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11月末の金曜日。
午後3時と指定された時間に藤井の家に着いた沙羅を、手ぐすね引いて待って居た藤井は、あれよあれよと言う間に大きな鏡の前に立たせた。
あーでもない、こーでもないと言いながら、たくさんのドレスを、着せ替え人形よろしく沙羅にあてがう。
上質な生地、丁寧な細工をされたドレスは、どのデザインも着るのがもったいないぐらいに素敵だ。お姫様願望がない沙羅でもこんなに素敵なドレスが着れると思うとテンションが上がる。
ただ、置かれた状況は、まったく理解できない。
沙羅の頭の中はハテナマークでいっぱいだ。
「うん!これが、良さそうね」
納得顔の藤井が選んだドレスは、肩や袖の部分は透け感のある素材で、胸から裾までは総レースが施されているネイビーブルーのチュールドレスだ。
「さあ、これに着替えて」
と、藤井に言われ、沙羅はハッと我に返る。
親戚に会うからと、一応それなりに気を使った服装をしている。今日着ているライトブラウンのスーツは、初対面の方にも失礼に当たらないはずだ。
しかし、着替えてと渡されたのは、総レースのチュールドレス。まるで、どこかの結婚式かパーティーにでも行くみたいな気合の入れように、沙羅はドレスを手にしたまま首を傾げた。
「あの、親類の方にお会いするのに、こんなに凄いオシャレをするんですか?」
「そうなの。Hotel coucher de soleilで、開かれるパーティーに甥っ子が出席するって言うから、沙羅さんと一緒に行こうかと思ったのよ。たまにはシンデレラ気分もいいでしょう?」
そう言いいながら、いたずらっ子のように「ふふっ」と笑う藤井も、光沢のあるグレーのカクテルドレスを着ている。上品なデザインは藤井に良く似合っていた。
ドレスを着た沙羅を鏡の前に座らせ、藤井は楽し気な様子だ。
「たまには、おしゃれするのも良いものでしょう。口紅もグロス入りのにしましょうね」
藤井の手によって、いつもより綺麗になった沙羅は、Hotel coucher de soleil のロビーホールに敷かれた毛足の長い絨毯の上を慎重な足取りで進む。
天井には華やかなシャンデリアが揺らめき、2階へ続くR階段の手すりの装飾も美しい。
訪れている人達の服やアクセサリーも、このホテルの格式に沿ったハイブランドの物だ。
こんなに豪奢な場所に、庶民の自分が浮いていないかと、沙羅は不安になり、ガラス窓へ視線を移す。
編み込まれた髪、艷やかな唇、総レースのドレス。慣れない装いに少し緊張しつつ、ガラス窓に映り込んだ自分の姿は別人のようでドキリとしてしまう。
格段に綺麗になった姿は、さしずめ魔法使いのおばあさんに魔法をかけられたシンデレラのようだ。
「沙羅さん、せっかくオシャレしているんだから、胸を張って。自信を持って微笑んでね。甥っ子だって、沙羅さんと同世代なんだから気にすることはないわ」
場慣れをしている藤井は事もなげに言う。
しかし、沙羅は急に連れてこられたパーティーに、マナーは大丈夫だろうか、上手く話せるだろうか、と頭の中は大忙しだ。
できるだけ、会場の端っこで大人しくしていようと、安全な作戦を立てていた。
「あっ、ちょうど良い所で会ったわ」
藤井が笑顔で手招いたのは、黒いタキシードを着た男性だ。
身長は沙羅より頭一つ分高く、太く直線的な眉に少したれ目の優しそうな瞳。
「紹介するわね。わたしの甥っ子で浅田貴之。貴之、こちらは電話でお話した瑞穂さんのお嬢さんで、わたしの従妹姪にあたる佐藤沙羅さん。ふたりの間柄は何になるのかしら……」
藤井は、「うーん」と顎に手を当て悩む。その横で、貴之が「ははっ」と笑っている。親子のようなふたりのやり取りを見て、沙羅は緊張がほぐれる。
「紀美子さん、ややこしい事は抜きにして、親戚でいいじゃないですか。沙羅さん、はじめまして、浅田貴之です」
「はじめまして、佐藤沙羅です」
「沙羅さんとは、はとこ?になるのかな?まあ、親戚なのは間違いなさそうだ」
貴之は人懐っこい笑顔を向ける。大型犬みたいな印象だ。
聞けば、今話題のMattina cafeをチェーン展開しているそうだ。年齢は36歳で沙羅より一つ上だという。
「貴之さんと一つ違いだなんて、母がきちんと親戚付き合いをしていたら、お正月やお盆に親戚が集まった時、一緒に遊んでいたかもしれないんですね」
「そうだね。祭事のたびに会っては一緒に遊んでいただろうな。沙羅さんが小さい頃は、絶対に可愛かったと思う。”お兄ちゃん”とか呼ばれたりして、いっぱい可愛いがっていたはずだよ。もしかして”お兄ちゃんと結婚する”って、言ってもらえたりして……ちょっと惜しかったな」
「そうですね。あはは」
貴之の妄想に沙羅が愛想笑いをしていると、渋い顔をした藤井が割って入る。
「沙羅さん、ごめんね。悪い子じゃないのよ」
「いえ、おかげさまで緊張しなくてすみました。すごく楽しいです」
「では、美女ふたりをエスコートさせて頂いて、会場入りしますか」
と、貴之は両手に花の状態でご満悦の様子だ。
防音の効いた厚みのあるドアの向こうは、約200坪ほどの大宴会場、天井高は6メートルでかなりの広さ。
昔、芸能人の結婚式のテレビ中継でしか見たことがない光景だ。
立食バイキング形式のパーティー会場には、華やかな生花が所々に飾られている。
そして、既に200人以上居そうな招待客の中に、テレビや雑誌で見た顔もあった。
沙羅は、その雰囲気に圧倒される。
「すごい……」
そして、会場全体を見回していると人垣の先にダークグレーのフォーマルスーツを着た慶太を見つけ、思わず視線が追いかける。
「あっ……」
と、小さく声があがり、沙羅は慌てて口を押さえた。
慶太の横には黒いカクテルドレスの女性が寄り添っていたのだ。
午後3時と指定された時間に藤井の家に着いた沙羅を、手ぐすね引いて待って居た藤井は、あれよあれよと言う間に大きな鏡の前に立たせた。
あーでもない、こーでもないと言いながら、たくさんのドレスを、着せ替え人形よろしく沙羅にあてがう。
上質な生地、丁寧な細工をされたドレスは、どのデザインも着るのがもったいないぐらいに素敵だ。お姫様願望がない沙羅でもこんなに素敵なドレスが着れると思うとテンションが上がる。
ただ、置かれた状況は、まったく理解できない。
沙羅の頭の中はハテナマークでいっぱいだ。
「うん!これが、良さそうね」
納得顔の藤井が選んだドレスは、肩や袖の部分は透け感のある素材で、胸から裾までは総レースが施されているネイビーブルーのチュールドレスだ。
「さあ、これに着替えて」
と、藤井に言われ、沙羅はハッと我に返る。
親戚に会うからと、一応それなりに気を使った服装をしている。今日着ているライトブラウンのスーツは、初対面の方にも失礼に当たらないはずだ。
しかし、着替えてと渡されたのは、総レースのチュールドレス。まるで、どこかの結婚式かパーティーにでも行くみたいな気合の入れように、沙羅はドレスを手にしたまま首を傾げた。
「あの、親類の方にお会いするのに、こんなに凄いオシャレをするんですか?」
「そうなの。Hotel coucher de soleilで、開かれるパーティーに甥っ子が出席するって言うから、沙羅さんと一緒に行こうかと思ったのよ。たまにはシンデレラ気分もいいでしょう?」
そう言いいながら、いたずらっ子のように「ふふっ」と笑う藤井も、光沢のあるグレーのカクテルドレスを着ている。上品なデザインは藤井に良く似合っていた。
ドレスを着た沙羅を鏡の前に座らせ、藤井は楽し気な様子だ。
「たまには、おしゃれするのも良いものでしょう。口紅もグロス入りのにしましょうね」
藤井の手によって、いつもより綺麗になった沙羅は、Hotel coucher de soleil のロビーホールに敷かれた毛足の長い絨毯の上を慎重な足取りで進む。
天井には華やかなシャンデリアが揺らめき、2階へ続くR階段の手すりの装飾も美しい。
訪れている人達の服やアクセサリーも、このホテルの格式に沿ったハイブランドの物だ。
こんなに豪奢な場所に、庶民の自分が浮いていないかと、沙羅は不安になり、ガラス窓へ視線を移す。
編み込まれた髪、艷やかな唇、総レースのドレス。慣れない装いに少し緊張しつつ、ガラス窓に映り込んだ自分の姿は別人のようでドキリとしてしまう。
格段に綺麗になった姿は、さしずめ魔法使いのおばあさんに魔法をかけられたシンデレラのようだ。
「沙羅さん、せっかくオシャレしているんだから、胸を張って。自信を持って微笑んでね。甥っ子だって、沙羅さんと同世代なんだから気にすることはないわ」
場慣れをしている藤井は事もなげに言う。
しかし、沙羅は急に連れてこられたパーティーに、マナーは大丈夫だろうか、上手く話せるだろうか、と頭の中は大忙しだ。
できるだけ、会場の端っこで大人しくしていようと、安全な作戦を立てていた。
「あっ、ちょうど良い所で会ったわ」
藤井が笑顔で手招いたのは、黒いタキシードを着た男性だ。
身長は沙羅より頭一つ分高く、太く直線的な眉に少したれ目の優しそうな瞳。
「紹介するわね。わたしの甥っ子で浅田貴之。貴之、こちらは電話でお話した瑞穂さんのお嬢さんで、わたしの従妹姪にあたる佐藤沙羅さん。ふたりの間柄は何になるのかしら……」
藤井は、「うーん」と顎に手を当て悩む。その横で、貴之が「ははっ」と笑っている。親子のようなふたりのやり取りを見て、沙羅は緊張がほぐれる。
「紀美子さん、ややこしい事は抜きにして、親戚でいいじゃないですか。沙羅さん、はじめまして、浅田貴之です」
「はじめまして、佐藤沙羅です」
「沙羅さんとは、はとこ?になるのかな?まあ、親戚なのは間違いなさそうだ」
貴之は人懐っこい笑顔を向ける。大型犬みたいな印象だ。
聞けば、今話題のMattina cafeをチェーン展開しているそうだ。年齢は36歳で沙羅より一つ上だという。
「貴之さんと一つ違いだなんて、母がきちんと親戚付き合いをしていたら、お正月やお盆に親戚が集まった時、一緒に遊んでいたかもしれないんですね」
「そうだね。祭事のたびに会っては一緒に遊んでいただろうな。沙羅さんが小さい頃は、絶対に可愛かったと思う。”お兄ちゃん”とか呼ばれたりして、いっぱい可愛いがっていたはずだよ。もしかして”お兄ちゃんと結婚する”って、言ってもらえたりして……ちょっと惜しかったな」
「そうですね。あはは」
貴之の妄想に沙羅が愛想笑いをしていると、渋い顔をした藤井が割って入る。
「沙羅さん、ごめんね。悪い子じゃないのよ」
「いえ、おかげさまで緊張しなくてすみました。すごく楽しいです」
「では、美女ふたりをエスコートさせて頂いて、会場入りしますか」
と、貴之は両手に花の状態でご満悦の様子だ。
防音の効いた厚みのあるドアの向こうは、約200坪ほどの大宴会場、天井高は6メートルでかなりの広さ。
昔、芸能人の結婚式のテレビ中継でしか見たことがない光景だ。
立食バイキング形式のパーティー会場には、華やかな生花が所々に飾られている。
そして、既に200人以上居そうな招待客の中に、テレビや雑誌で見た顔もあった。
沙羅は、その雰囲気に圧倒される。
「すごい……」
そして、会場全体を見回していると人垣の先にダークグレーのフォーマルスーツを着た慶太を見つけ、思わず視線が追いかける。
「あっ……」
と、小さく声があがり、沙羅は慌てて口を押さえた。
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