不良×平凡 オメガバース

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普段なら前後不覚でどろどろになるくらいまで、前戯で甘やかされるのだけど、今日は服を乱雑に取り払われて性急に奥の蕾を開かれる。秋夜の強いフェロモンをずっと嗅がされている俺のソコはもう愛液でトロトロになっていた。されるがまま四つん這いになる。

尻を手で掴まれて、開かれる。秋夜の眼前に快感を期待して濡れているそこを晒すのは恥ずかしかったが…それさえも気持ちがいい。

「はぁ…ごめん…痛かったら教えて…」

「うん…ああっ！！」

指の腹で穴を擦られるだけでもいい…アナルにくちゅりと音を立てながら、指が奥まで一気に差し込まれる。秋夜のラットに当てられて俺も敏感になっているらしい。指一本挿れられただけでイくかと思った…。

そのまま確かめるように挿れられた指をゆるゆると抜き差しされて、締め付けてしまう。

「はっ…あ、あ、んん！」

「ん、大丈夫そうだね…ふぅ…指、増やすよ」

「…はぁ…ちょ、とまって…」

「…待てない」

待ってって訴えかけてみたものの、秋夜もラットになっているだけあって止まってはくれなかった。もともとSっ気はあったけど、今日は尚更だ。
一度引き抜かれた指が、二本にされて挿入ってくる。

太さが増したせいで、さっきよりもナカが擦られる。発情期のときも気持ちいいけど、それとは違った感じで…意識がはっきりしてるのに敏感で…なんか駄目かも…。感じ過ぎちゃう。

「だめぇぇ！！んああ！！あ…あ…イっちゃったぁ…ん…はぁ…」

「ふっ…イッちゃったんだ？かーわいい…」

挿入ってくる快感に腰が浮き上がる。ナカを軽く二本の指でスルリと撫でられただけでイかされた…こんな簡単にイッちゃうなんて…。ヤバい

「うぅ…待ってって…言ったのに…」

「ごめんごめん…なぁ…香夜、もう挿れたい…」

「ん…いい…よ…たぶん…はいると思う…」

秋夜が我慢してくれているのだってわかっている。自分だって辛いのに、俺を優先して考えてくれる。だから早く発散させてあげたかった。俺だって秋夜のことが大事なんだから。

秋夜の熱いソレが押し当てられて、一気に挿入ってくる。奥までキてる…串刺しにされてる。ナカがいっぱいになってる。イッたばかりで敏感な身体はまたイッてしまった…らしい。

頭の中が真っ白になるくらいの衝撃に自身がイッているのも、数瞬後にしか気づかなかった。

「ひゃああああ！！！」

「ん…すげぇ締まる…イった？」

「はっ…はぁ…あ…イった…イったから…ちょっと…まって……」

バックから挿れられているので、秋夜の顔はわからないけど、身体を重ねるようにしているので、その乱れた息遣いや体温が伝わってくる。少しだけ止まってくれたが、耐えかねたように腰を動かされる。

「あ"あ"あ"！！ん！だめ…だめぇー！！…あ…んぁぁ…」

「ん、気持ちぃね…はっ…ん…逃げんな」

「…あ…んぁ…んああ！！…ふっ…うぅ…」

過ぎた快感に上に逃げようとしても、腕を掴まれて引き戻される。逃れられない快感に…頭がおかしくなりそうだ…。落ちそうになった意識を引き戻すように肩口にがぶりと噛みつかれた。鋭い痛みが走る。かなり強めに噛まれているらしい。

でも、ナカを擦られる快感と同時に与えられる痛みに頭が混乱して…もう痛いんだか気持ちいいんだか…わけがわからない…。

「んはぁ！！…しゅや…んん！ああ…あ…あ…あ…」

「香夜…愛してる…」

…そんな言葉を言ってくれたのまでは覚えている。それ以後はもう何度イかされたのか…というか、ずっとイっているような状態で頭が馬鹿になっていた覚えしかない。