白銀の太陽の元で 〜人形軍人は世界最強に絆される〜

 この世の人間は、『武器』と『所有者』に分けられられる。
 『武器』は自分の身体から武器を生成し、『所有者』の命令によって戦う。『所有者』は『武器』を使役する。
 『所有者』が『武器』を買い、『武器』は『所有者』に忠誠を誓うのが、この世界の一般的な『武器』と『所有者』の関係。
 現代において、『武器』は《奴隷、家畜同等》という認識だった。


 僕、五月七日周は、政府直属の『Fランク』の軍人だ。『Fランク』らしく、『所有者』である政府の命令に服従し、淡々とその任務を遂行する。それだけが、僕の、家畜の生きている意味。
 ある日、僕はある人物の殺害を命令された。勿論僕は断らず、いつものように首を縦に振った。

 僕が殺す人物は、太陽だった。

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 2人のほのぼのライフ。
 『Justice』の外伝。
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