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『騎士の語り場 23』
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682名無し騎士
北西の地域の現状はこんな感じか。
やけに闇狼が増えているな……
683名無し騎士
俺も北西の浄化を任されているが、闇狼だけでなく腐肉人達も増えてるな。聖女様も疲れがたまる一方で、顔色が悪くなっている。
医療班に気付け薬を頼むか。
684名無し騎士
やけに北西で魔物の発生が多くないか?
何かあったのかもな…
685 カイル・フォン・エーデルマン
おい!ヴァーガンディ聖殿の騎士団長、カイル・フォン・エーデルマンだ。至急援護を頼む!
今門のところまで魔物が迫っているんだ!
何故か報告魔法も、いや、全ての魔法が使えないのだ!
唯一使えたのがこの掲示板だ。
頼む、後日エーデルマン家から報酬は弾む!だから援護をくれ!
686名無し騎士
おいおい……自分の本名どころか担当地区まで話す奴がいるか?
そういうのやめろって書いてあるだろ?
687名無し騎士
ちょっと待てよ、ヴァーガンディって聞いたことあるぞ。
それにその文章から察知するに……お前、前のスレに出てきた胸糞悪い騎士団長サマじゃねえのか?
688名無し騎士
あー……どうりで嫌な魔力を感じたわけだ。
689名無し騎士
>>687 誰だ、ソレ?
690名無し騎士
知らない奴に説明すると、このカイル様って言うのは聖女様を虐待した糞野郎だよ。
その聖女様が平民からの出っていうだけで、みんなと一緒にいじめたんだよ。
691名無し騎士
ああ……アイツか。
聖女様がみんなのために作った料理を蹴り飛ばして、熱いままに拭かせて、火傷していくのを面白おかしく言ってたよな。
食事だけでなく、蔑まれてもお前らを思いやってくれた聖女様の心を踏みにじったんだよな。
692名無し騎士
早く死ねばいいって前線に立たせたんだってな。聖女様が詳細を知らないことを良いことに。
確か役人が自分の遠縁で、息子を自分の隊に入れるよう推薦するっていって口封じさせたんだってな?
ホントに最低だよ。騎士、いや人間ではない、悪魔と呼べる所業だな。
693 カイル・フォン・エーデルマン
あの女の話は今してないだろ!?
そもそも平民とは我々を支えるためにいる存在なんだ。それでたかだか魔力が高く生まれたからといって、立場をわきまえさせるのは騎士の役目だ。
それより早く私の求めに応じてくれないか?
694名無し騎士
黙れ。貴様のような下種のせいで俺たちの民、そして聖女様は苦しんでいるんだぞ。
695名無し騎士
ヴァーガンディと言えば北西の大都市だな。
つまり、北西の地の惨状はこいつが聖女様を蔑ろにしたせいではないか?だとしたら全てに辻褄があう。
貴様の自業自得に大勢の人間を巻き込みやがって、
696 カイル・フォン・エーデルマン
なんだその口の利き方は!
わかった、どうせ貴様らも平民の出だろ。それか男爵程度の爵位の品性のない生まれなんだろうな。
だいたいあの芋女には金をやってやったのだから恨まれる謂われはない!現にアイツの母親の病は治ったのだからな。どうせ飲み過ぎて臓器を痛めたのだろ?言った通りだ。大袈裟に騒いで金をせびるのは貧乏人の専売特許だからな!
697名無し騎士
言った通り?……お前、そんな侮辱の言葉をいつも聖女様に投げてたのか?
彼女だけでなく、お母上に対しても?
698名無し騎士
もう駄目だ。コイツ。
すぐに王都に報告しよう。これが全て本当なら、裁判にかけるまでもなく死刑だろうがな。
699名無し騎士
そういえば下種野郎、お前が聖女様の代わりにしたっていう愛人はどうなったんだ?
まさか彼女まで生贄にして生き延びたなんて言うじゃないだろうな?
700 カイル・フォン・エーデルマン
貴様ら……!!全員魔術師に個人情報を開示させて、侮辱罪で逮捕するからな!!
>>699 するわけがないだろう!?
ルルはあの芋女と違って由緒正しい公爵家の血を継ぐ女だ。
容姿は勿論、魔術だって、礼儀だって、あの芋女には遠く及ばないほど優れている。これまでだって聖女としての仕事をしっかりとこなしていた。
これはきっとあの芋女がなにか呪いをしたに違いない。
701名無し騎士
今でも殿方の添い寝が無いと寝られないんだって?
その尊い身分のわりに品性が伴ってないな笑
702名無し騎士
食事のたびに頬に食べかすくっつけるとも言ってたっけ?その度にとってやってたんだもんな。
5歳になるオレの妹だってもっと上品だぞ。
703名無し騎士
そもそも見下してるくせにあれだけ大規模な呪いなり細工なりをしたなど、一瞬で矛盾していることを言っていると気づかないのか?
704名無し騎士
自分の非を認めたくないだけだろ。
なんて浅ましい……
705名無し騎士
そもそもしっかり引き継ぎの儀を行ったのならそんな事にはならないだろうに。
まあこの馬鹿ならそれを待たずに追い出した、なんてことをやりそうだがな。
706 カイル・フォン・エーデルマン
……引継ぎの儀?なんだ貴様ら。そんな言葉初耳だぞ。
どうせ私を騙そうとしているのだな。ふっ、愚かしい。
707名無し騎士
……まじかよ。
こいつ想像以上の馬鹿だぞ?
708名無し騎士
そもそも保守的な貴族は例の法令が気に食わない奴が多いからな、わざと無視して目を通さない奴がいてもおかしくはないだろう。
聖女様や民の命より自分の身の上が大事な下種なら、なおのこと。
709名無し騎士
貴族の後見なしで平民の出でも聖女として認めるという法令が出た時、書かれてあっただろ。
『聖女を後任へ引き継ぐ場合、騎士団の前で専用の儀を行うべし』と。
710名無し騎士
言っておくが、それは平民の血とは関係ないからな。
以前から聖女様が次の代になったことで様々な不具合が起こっていたことは多々あった。それが起こらぬように、魔力の流れを正常に保つための魔法陣が開発されたのだ。
711名無し騎士
そんな事も知らないんだな。
なあ、もしかしてエーデルマン様は字が読めなかったりするか?笑
平民だって読み書きできるのになぁ。
712 カイル・フォン・エーデルマン
う……うそだ……だって、今まで、そのようなことは……
713名無し騎士
一応王都には報告いれてやったが、お前らが前聖女様にしたこともぜーんぶ伝えといてやったから。
貴族に甘いとはいえ、こんな事があったらもうそんな事言ってられないだろうな。
714名無し騎士
お前はこの後どうなると思う?
勘当したとしても償いきれないだろうな。きっとオマエの一族全員、今までと同じ生活は送れないだろうよ。
お前の言いなりだった部下も、庇ってくれた役人のおば様を含めた家族も、お前の可愛い可愛い愛人のルルちゃんも。地べたを這いずり回る様な毎日を送るんだろうなぁ。
みんなお前のせいだよ。
715名無し騎士
囚人として北西の街に晒されるのは間違いないな。
お前のせいで家を焼かれ、魔物に脅かされ、愛する者を奪われた大勢の目の前にな。
彼らは身動きの取れない、誰も守ってくれるものもいないお前に何をすると思う?
716 カイル・フォン・エーデルマン
よせ!!私は、私はただ!!騎士としての役目を果たしただけなんだ!!
717名無し騎士
さて、騎士の面汚しが居なくなって清々しい気分になったところで、スレチは無視して行こうぜ。
そうだ、聖女様からもらってうれしかったものを発表してこうぜ。
718名無し騎士
はーい!俺、誕生日に作ってもらったケーキ!
砂糖細工で名前も書いてくれたんだぜ?
俺孤児だったから誰かに誕生日祝ってもらった事なくて、本当に嬉しかった。
719名無し騎士
心温まるな。
俺は短刀だ。
父の形見であったそれの刃が魔獣の最期のブレスで溶けてしまってな。聖女様が夜なべをして修復してくださったんだ。
魔物の体に残った鉄を、必死に浄化して、探し出して。そして自分の記憶を頼りに直したものを渡してくれたんだ。
あの時は、本当に涙が出たよ。
確かに父の形見だった時とは形は変わってしまったが、それでも優しい聖女様の真心が込められた世界に一つだけの俺の宝物だ。
720 カイル・フォン・エーデルマン
たのむ!!私の話をきいてくれ!!なんでもするから、助けてくれ!!
誰かお願いだ……!
今、おしろの門がこわれた……たすけて……
北西の地域の現状はこんな感じか。
やけに闇狼が増えているな……
683名無し騎士
俺も北西の浄化を任されているが、闇狼だけでなく腐肉人達も増えてるな。聖女様も疲れがたまる一方で、顔色が悪くなっている。
医療班に気付け薬を頼むか。
684名無し騎士
やけに北西で魔物の発生が多くないか?
何かあったのかもな…
685 カイル・フォン・エーデルマン
おい!ヴァーガンディ聖殿の騎士団長、カイル・フォン・エーデルマンだ。至急援護を頼む!
今門のところまで魔物が迫っているんだ!
何故か報告魔法も、いや、全ての魔法が使えないのだ!
唯一使えたのがこの掲示板だ。
頼む、後日エーデルマン家から報酬は弾む!だから援護をくれ!
686名無し騎士
おいおい……自分の本名どころか担当地区まで話す奴がいるか?
そういうのやめろって書いてあるだろ?
687名無し騎士
ちょっと待てよ、ヴァーガンディって聞いたことあるぞ。
それにその文章から察知するに……お前、前のスレに出てきた胸糞悪い騎士団長サマじゃねえのか?
688名無し騎士
あー……どうりで嫌な魔力を感じたわけだ。
689名無し騎士
>>687 誰だ、ソレ?
690名無し騎士
知らない奴に説明すると、このカイル様って言うのは聖女様を虐待した糞野郎だよ。
その聖女様が平民からの出っていうだけで、みんなと一緒にいじめたんだよ。
691名無し騎士
ああ……アイツか。
聖女様がみんなのために作った料理を蹴り飛ばして、熱いままに拭かせて、火傷していくのを面白おかしく言ってたよな。
食事だけでなく、蔑まれてもお前らを思いやってくれた聖女様の心を踏みにじったんだよな。
692名無し騎士
早く死ねばいいって前線に立たせたんだってな。聖女様が詳細を知らないことを良いことに。
確か役人が自分の遠縁で、息子を自分の隊に入れるよう推薦するっていって口封じさせたんだってな?
ホントに最低だよ。騎士、いや人間ではない、悪魔と呼べる所業だな。
693 カイル・フォン・エーデルマン
あの女の話は今してないだろ!?
そもそも平民とは我々を支えるためにいる存在なんだ。それでたかだか魔力が高く生まれたからといって、立場をわきまえさせるのは騎士の役目だ。
それより早く私の求めに応じてくれないか?
694名無し騎士
黙れ。貴様のような下種のせいで俺たちの民、そして聖女様は苦しんでいるんだぞ。
695名無し騎士
ヴァーガンディと言えば北西の大都市だな。
つまり、北西の地の惨状はこいつが聖女様を蔑ろにしたせいではないか?だとしたら全てに辻褄があう。
貴様の自業自得に大勢の人間を巻き込みやがって、
696 カイル・フォン・エーデルマン
なんだその口の利き方は!
わかった、どうせ貴様らも平民の出だろ。それか男爵程度の爵位の品性のない生まれなんだろうな。
だいたいあの芋女には金をやってやったのだから恨まれる謂われはない!現にアイツの母親の病は治ったのだからな。どうせ飲み過ぎて臓器を痛めたのだろ?言った通りだ。大袈裟に騒いで金をせびるのは貧乏人の専売特許だからな!
697名無し騎士
言った通り?……お前、そんな侮辱の言葉をいつも聖女様に投げてたのか?
彼女だけでなく、お母上に対しても?
698名無し騎士
もう駄目だ。コイツ。
すぐに王都に報告しよう。これが全て本当なら、裁判にかけるまでもなく死刑だろうがな。
699名無し騎士
そういえば下種野郎、お前が聖女様の代わりにしたっていう愛人はどうなったんだ?
まさか彼女まで生贄にして生き延びたなんて言うじゃないだろうな?
700 カイル・フォン・エーデルマン
貴様ら……!!全員魔術師に個人情報を開示させて、侮辱罪で逮捕するからな!!
>>699 するわけがないだろう!?
ルルはあの芋女と違って由緒正しい公爵家の血を継ぐ女だ。
容姿は勿論、魔術だって、礼儀だって、あの芋女には遠く及ばないほど優れている。これまでだって聖女としての仕事をしっかりとこなしていた。
これはきっとあの芋女がなにか呪いをしたに違いない。
701名無し騎士
今でも殿方の添い寝が無いと寝られないんだって?
その尊い身分のわりに品性が伴ってないな笑
702名無し騎士
食事のたびに頬に食べかすくっつけるとも言ってたっけ?その度にとってやってたんだもんな。
5歳になるオレの妹だってもっと上品だぞ。
703名無し騎士
そもそも見下してるくせにあれだけ大規模な呪いなり細工なりをしたなど、一瞬で矛盾していることを言っていると気づかないのか?
704名無し騎士
自分の非を認めたくないだけだろ。
なんて浅ましい……
705名無し騎士
そもそもしっかり引き継ぎの儀を行ったのならそんな事にはならないだろうに。
まあこの馬鹿ならそれを待たずに追い出した、なんてことをやりそうだがな。
706 カイル・フォン・エーデルマン
……引継ぎの儀?なんだ貴様ら。そんな言葉初耳だぞ。
どうせ私を騙そうとしているのだな。ふっ、愚かしい。
707名無し騎士
……まじかよ。
こいつ想像以上の馬鹿だぞ?
708名無し騎士
そもそも保守的な貴族は例の法令が気に食わない奴が多いからな、わざと無視して目を通さない奴がいてもおかしくはないだろう。
聖女様や民の命より自分の身の上が大事な下種なら、なおのこと。
709名無し騎士
貴族の後見なしで平民の出でも聖女として認めるという法令が出た時、書かれてあっただろ。
『聖女を後任へ引き継ぐ場合、騎士団の前で専用の儀を行うべし』と。
710名無し騎士
言っておくが、それは平民の血とは関係ないからな。
以前から聖女様が次の代になったことで様々な不具合が起こっていたことは多々あった。それが起こらぬように、魔力の流れを正常に保つための魔法陣が開発されたのだ。
711名無し騎士
そんな事も知らないんだな。
なあ、もしかしてエーデルマン様は字が読めなかったりするか?笑
平民だって読み書きできるのになぁ。
712 カイル・フォン・エーデルマン
う……うそだ……だって、今まで、そのようなことは……
713名無し騎士
一応王都には報告いれてやったが、お前らが前聖女様にしたこともぜーんぶ伝えといてやったから。
貴族に甘いとはいえ、こんな事があったらもうそんな事言ってられないだろうな。
714名無し騎士
お前はこの後どうなると思う?
勘当したとしても償いきれないだろうな。きっとオマエの一族全員、今までと同じ生活は送れないだろうよ。
お前の言いなりだった部下も、庇ってくれた役人のおば様を含めた家族も、お前の可愛い可愛い愛人のルルちゃんも。地べたを這いずり回る様な毎日を送るんだろうなぁ。
みんなお前のせいだよ。
715名無し騎士
囚人として北西の街に晒されるのは間違いないな。
お前のせいで家を焼かれ、魔物に脅かされ、愛する者を奪われた大勢の目の前にな。
彼らは身動きの取れない、誰も守ってくれるものもいないお前に何をすると思う?
716 カイル・フォン・エーデルマン
よせ!!私は、私はただ!!騎士としての役目を果たしただけなんだ!!
717名無し騎士
さて、騎士の面汚しが居なくなって清々しい気分になったところで、スレチは無視して行こうぜ。
そうだ、聖女様からもらってうれしかったものを発表してこうぜ。
718名無し騎士
はーい!俺、誕生日に作ってもらったケーキ!
砂糖細工で名前も書いてくれたんだぜ?
俺孤児だったから誰かに誕生日祝ってもらった事なくて、本当に嬉しかった。
719名無し騎士
心温まるな。
俺は短刀だ。
父の形見であったそれの刃が魔獣の最期のブレスで溶けてしまってな。聖女様が夜なべをして修復してくださったんだ。
魔物の体に残った鉄を、必死に浄化して、探し出して。そして自分の記憶を頼りに直したものを渡してくれたんだ。
あの時は、本当に涙が出たよ。
確かに父の形見だった時とは形は変わってしまったが、それでも優しい聖女様の真心が込められた世界に一つだけの俺の宝物だ。
720 カイル・フォン・エーデルマン
たのむ!!私の話をきいてくれ!!なんでもするから、助けてくれ!!
誰かお願いだ……!
今、おしろの門がこわれた……たすけて……
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