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男の理想

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ミケランジェロのダビデ像といえば、誰もが思い出す肉体美の石像です。ルネサンス期を通じて最も卓越した作品の一つでしょう。端正で精悍な顔つき、均整のとれた肉体美、どれもすばらしい、美術作品としても、人類の歴史的遺産としても素晴らしい。

しかし、その中心・男性自身に目を向けると、ちょ~っと、可愛らしい感じの坊ちゃんが鎮座しとりますな。
はいここアップ~。はい、しっかり包茎ちゃんです!ちらっとも亀の頭さんすら顔出してません!
真性だとキッツいぞぉ。仮性なら良いけどね。

これには当時の理想というか、男性自身に関する一般的な風潮がありまして。
イチモツむき出しでデッカイってのは、理性の欠如っていうのです。

むしろ包まれてて、ほどほどに慎ましいってのが、理性的な男である!むき出しは、はしたないの。
ま、時代によって理想は変わるのって、そういうのですよ。

そういう影響も有るのかなんなのか、西洋の方のエロ昔話には、巨根物ってのがほぼ無いらしい。
そもそも、エロってのは基本ファンタジー願望なので、あっちにはかなり大きい物持ってる人もチラホラ居るから、取り立ててデッカイ物をピックアップする事も無かったのかな?

日本とかアジアには意外とデッカイ物系のエロ昔話ってのが有ります。あんまり大きいサイズじゃないから?大きい物へのあこがれが出てるんでしょうかね。
昔話のエロ話は、艶笑譚っつう奴ですね。温泉宿の土産物コーナーなんかに昔話の小冊子みたいにして売ってる。中身はちょっと笑えるエロ昔話数話とかです。
逆レ物とか夫婦物、そんなの載ってるな。


巨根で一つ引用******

立つちゅうモン

 こんな話があった。ころは明治の中葉、そりゃー暑い暑い真夏の昼下がりのことじゃと云った。

 馬吉が一人、とある家の軒先を借りて、涼をとりよった。

 そこへ、涼し気な顔をしたお鯨《けい》が通りかかった。お鯨は、馬吉の一人息子、馬之助の幼馴染であった。 
お鯨の体型は、名は体を表すの謂われ通り大女である。手には七(23.1)~八寸(26.4cm) のざまんな(大きい)鮑《あわび》を藁《わら》すべで括り、提げちゅう。
その大きさにたまげ(驚き)た馬吉は、そりゃ、どこの鮑ぞときいた。
 お鯨は「うん、あて(私)のがぁじゃ、暑いきに、外して行きよらよ」と、事も無げにいうた。
 
 寡夫《やもめ》の馬吉と馬之助、この親子、名にたがわず優れたマラの持ち主。これを耳にしたお鯨は、二つ返事で嫁に来た。
 馬之助は兵庫や大阪へ、鯨肉を運ぶ五十集船《いさばせん》乗り、一度出港すれば、七、八日間は家を開ける。若いお鯨はこの間、身がうずき悶える。
 毎夕晩酌を楽しむ舅・馬吉は、三合徳利を空にするや、それを枕にゴロリと横になるも、はや寝入ってしもうた。寝入らんがあが、舅のマラよ。越中褌を突き破らんばぁな勢い。それを見た、お鯨は辛抱しきれん。いきなり舅に股がり、スッポリ我がミホトに収め、まぐわってしもうた。
 
 目を覚まし、ビックリ仰天した舅。「よ、嫁よ・・・! こりゃどうしたことぞ?、犬、畜生じゃあるまいに、親の物を使うちゃいくまいが」

 お鯨は、「けんど、お舅さん。立つちゅうモンは親でも使え、と言いますきに」と、云うたという。


******とっぴんぱらりのぷう。



いつの世も下の形やら大きさの理想ってのは、色々と人を翻弄するもんですわ。

包まってても、清潔に出来る程度の包まり方なら気にしない方が良いですよ。女もほぼ気にしないんで。

けど、ちんこ風船って遊びが有ってね、それが出来る程度の余り皮かどうかは個人的には気になりますwどういうことかってと、あまり皮に息吹き込んで風船にするのね。

されたら笑って許す程度の度量があるかどうかも、気になりますねwww
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