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百科事典の目次になりたい ―雑学に関する自分なりの考え―

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 最近お役立ち系ばっかやってたので、今回はちょっと違うことを。
 趣味の雑学に関する、自分なりの立場というか、考えについて書きたいです。

 そもそも、私は百科事典の目次を目標としていたんです。

 もともとが、引っ込み思案で人に物を伝えるのが苦手。
 なにか黙々と作ってるような子でしたね。
 しかし、なにか作ってるってことは、作り方を知りたくなるんです。すると、作り方を書いてる本が読みたくなる。色々な作り方を見ると、その素材についても知りたくなる。そういうのがいっぱい載っているのは、百科事典でした。

 子供の頃、親戚の家に立派な百科事典がありました。そりゃあもう、世の中の事はみんなこれに詰まってるんじゃないかなと思ったくらい。
 昔の子供への誉め言葉なんかの決まり文句というか、なんかの歌に、

 「末は博士か、大臣か」
 
 ってのがありました。

 子供の頃って、無駄な万能感ありますよね。
 いずれはアメリカ大統領になりたいとか思うバカな子でしたが、もう辞典が読める程度の識字率になると、こりゃ大統領も大臣も無理だってわかってくる。しかし、百科事典を覚える位の博士位にはなろうとか思った。
 けど、わかるんですよ、もうそこから2~3年すると、授業も頑張んないと覚えられない程度な子は、博士も、百科事典の全暗記も無理だってね。

 しかし、百科事典は読み続けた。
 
 全部暗記するのは無理でも、見れば見るほど、いろんな知識が覚えられましたからね。
 興味を持った事だけでも、たとえうろ覚えでも覚えた事を披露すると、よく知ってるねえとか褒められた。
 
 目次に乗ってる程度の知識でもです。

 それに、そういうの聞いたことある、そういうの知ってるってので、コミュニケーションネタにもなりました。自分の事は引っ込み思案で話せないが、知ってる知識なら話せる。
 これは、良い話のタネじゃないか?と思い始めました。知識というのは、使うものってのは、そういう使い方も出来るんだとね。

 目次を覚えると、うっすらとでも目次の項目の文言を知っていると、そこからページを探し出せます。今でいう、検索ワードが手に入るんです。
 検索ワードですら知らないと、なんにも情報が手に入らない。

 じゃあ、百科辞典を全部覚えるのは無理でも、目次くらいなら何とかなるかもしれない。

 自分は目次の人間になろう。広く浅くでいい。しかし、知らない分野の事でも、そこに絶対なにか引っ掛けられる、その話題が出たら食いつける人間になろう。

 それが自分の雑学道、目次流実用派です。

 雑学を幅広く、目次のごとく。けど、主に実用知識メイン派って感じですねw
 しかし、百科事典の目次もなかなか道が険しいですよ。毎日知らん項目ばかり知りますわ。
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