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故に、今も
故に、今も6
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拝啓
炎天下の折、ますますご静粛のこととお喜び申し上げます。
この度、補給物資が届きましたことを書面でお知らせいたします。物資が届きましたら、付属の書類をご確認の上、2年3組の”晴天”までお知らせください。
欠けている貴方方に、有り合わせではありますがささやかな贈り物をお送りしました。
どうか、それがあなた方の欠損を埋め合わせる事を心より願うばかりです。
紡いで縫い付けた歪なカタチですが、それでもあなたの一歩を歩く足となる事を心から祈ります。
追記
愛しい貴方へ。この事は内密でお願いいたします。
仰ぎ見れる程の、晴天より。
この群青以上の、愛をこめて。
遠く硬い決意を胸に、私は群青に沈むことにした。
とても奇麗な蒼だから、私は此処で落ちようと思った。何のことはない、私がそうしたいと思ったことをしようとしただけだ。
たった一度きりが特別になるケースは多いが、私にとって試そうと思った一つに過ぎない。
私は私が足りない欠けた部分を補おうとして、たどり着いた結果がそれだっただけだ。
肺胞が満たされ。
呼吸を失い。
そして私は、死体となる。
__目が覚めた。
どこか知らぬ廊下の様で、見慣れない天井は揺らめきながら水面のように光を差し込んでいた。周りを見てみれば、見知らぬガラス張りの壁が続いている。そしてそのガラスには、案内をするかのように矢印だけが示されていた。
「此処は」
そう言っても、応える声はない。
私は死体となったのだから、此処は黄泉の国という奴か。
だが、しかし。私の足が透けている事も無ければ、透明でもない。あの世というのが現実と変わらないのなら、私が生きる意味も死ぬ意味も変わらないという事で。私の努力が無駄に終わったという訳だが__。
「__それは少し、納得がいかないな」
多少なりとも苦しい思いで息を引き取ったのだ。
それなりの苦労の成果というのは、受け取りたい。
矢印の下には、ご丁寧に此処が何処であるかが示されていた。
アクアリウムの街道と称されており、先の道は果てしなく直線を描いている。その先は、アクアリウムの証明。
アクアリウムの見学に興味は無いが、このままこの場所に立っている理由も無い。
そうして、道が続くその場所を進んでいくと、ホールのような広い場所へとたどり着いた。
その深い蒼が揺らめく群青にて、私は他人に出会う。
「麻。君が何故此処に居る」
「開幕いきなりそれかよ、秋。お前は本当に友達に厳しいな」
妙に不埒そうな男が、私の名前をケラケラと喋る。
その男は私の同級生であり、写真部の学生の中でも比較的饒舌であり感情的であり。他人の不幸に怒る事を生業としている変質者。
名を麻。
浅瀬の浅という方が、私としては実に好みなこの男は立ち話も何だと私を誘う。
彼は透明なテーブルに腰掛けており、私はソレに倣って腰を掛けた。上を見れば、先程から天井となっている水面が照明となって照らしている様に辺り一帯を暗く濁さない。
「まあ、ゆっくりしていけ。お前も迷路に迷った口だろう?」
「迷路?」
辺りを見渡せば、海底を模したアクアリウム以外には一本の道以外に出入り口は無さそうな空間だ。優雅に何処からか取り出した珈琲カップを傾けている意外に異常はない。
いや、私はこの一方通行の道以外を知らないだけで、他に抜け道があるのかもしれないし私は知りもしないのだが。
「この場所は迷路でな。散々試したんだが、抜け出す事が出来ない。林や島もいるんだが、どうにも駄目だ」
「抜け出せないと?」
「どうしても此処に戻ってしまってな。アイツらもとっくに諦めてはいるんだが、俺みたいに落ち着きがある訳じゃないだろ?」
同じ写真部の部員たちの名称は、親しみを以て私の胸を熱くする。
「まあ、でも、特別君が落ち着きあるとは言えないだろ?」
「他人が絡んだ時だけだ」
__私達も、彼が言う他人に含まれるはずだ。
自分自身以外を、彼は他人と呼ぶはずなのだから。
「その、他人が絡んでいるじゃないか」
「お前らは友達だからな」
恥ずかしげも無く彼はそう語る。
「怒り癖の強い君なら、この理不尽にも怒るんじゃないか?」
「ああ。そうだった。__だけどまぁ、なんと言うか」
彼は少し口籠り、手にしたコーヒーカップをテーブルに置き。
そして、言葉を少し濁すように続けた。
「俺は怒りたくても怒れないからな」
「__何で?」
「自分で言うのも可笑しい話だが、どうやら怒りが沸いてこなくてな。怠惰で陰鬱だとお前は自称しているが、どうやら俺もそれに毒されたらしい」
これを、感情を失ったというのだろう。
彼は、肩を竦めてそう言った。
「怠惰ではありそうだけど、__今の君は」
「何だ?」
「__どちらかというと、達観。かな_?」
「__悟った覚えはないがな」
諦めと程遠いとは言えないようだ。
諦めの悪い私は、自身の死を自覚する為に迷路へと進むことを決意した。
それを話した訳では無いが、私が先へ進もうとすると麻は止める事無く優雅な姿勢を崩さない。しかしその背に、一言余計な言葉を投げかける。
「そうだ、秋。お前は結局、島が好きなのか?」
「否応なく死んでくれ、麻」
私の否応ない本心に、彼は肩を竦めた。
死体となった私は、あの日の回答を得る。
僕は、その回答を、今に伝える。
「色褪せるといふ言葉がある。
色が落ちて、色が錆びるように朽ちていく様子を詰めた言葉だ。
語源を呈するほど私はその言葉に魅力を感じている訳ではないが。私からするに。その言葉の意味は色が劣化するという話ではなく、色が死んでいく様子なのではないか?
要するに色の死体を雅な形で表現している訳だ。
色の死に指を指す奴は居ないというのに、中々人情溢れる表現ではないか?
生き物に寿命がある様に、色にも寿命がある。
劣化した青は、深く尊い蒼になるように。
___君は、どう思う?」
その言葉に答えぬと、君はさらに話を続ける。
「なあ、知ってるか?
君が嫌いな海の匂いはね。この、潮の匂いは死体の匂いだそうだ。
プランクトンやら魚の死骸やら。青くきらめく海には、死体で埋め尽くされているらしい。
なら、この水槽の中にも、死が詰まっているんじゃないかな?」
「__いや、そうは思わないな」
煙のような水滴から現れた僕は、横目に眺める彼女にそう言った。
最終日である今、観客たちは、キャストとストーリの変更にざわめきを隠せない。
主人公を演じる彼女に、思い人を演じる僕は答える。
「海は奇麗で、残酷だけど。それに全て死が含まれている訳じゃない。生きる為に泳ぎ続ける誰かが確かに居る。君は死で一杯と表現したけど。それ以上に生き物で一杯だよ」
ガラス張りの加工をされたアクアリウムの正面で、僕は言葉を吐く。
あの時と同じ再現をし、あの時とは違う言葉を吐く。
「君が生き続ける理由なんて、死ぬ理由よりも単純な筈だ」
天城霧の救われた言葉が、僕の告白であってはいけなかった。
天城霧は、隣に立つ誰かを欲していたのだから。
「なら、君がここで終わる理由は、生きる理由よりも馬鹿馬鹿しい」
「___私の理由?」
「ただこれからも、続いていこうぜ? そんな理由でも、君は生きるだろ?」
告白とは好きの証明であり。
この言葉は、彼女と生きる理由の確立だ。
「__存外くだらない理由だな」
「告白よりは、いいだろう?」
感情を失ったはずの彼女は__晴天の様に、笑っていた。
「__そうだな。君とこうして続けられるのなら。存外、悪くない」
天城霧は、現実に殺されるだろう。
それは彼女に限った話ではないし、例外なんてない。
夢物語を現実に持ち込む事は出来ないが、限りある現実を続ける事は出来る。
だから僕は、現実を続けようと思う。
その時がいつ来るのかは知らないが。
天城霧が、笑って死ねるその時まで。
僕は、彼女の横で空想を描く。
炎天下の折、ますますご静粛のこととお喜び申し上げます。
この度、補給物資が届きましたことを書面でお知らせいたします。物資が届きましたら、付属の書類をご確認の上、2年3組の”晴天”までお知らせください。
欠けている貴方方に、有り合わせではありますがささやかな贈り物をお送りしました。
どうか、それがあなた方の欠損を埋め合わせる事を心より願うばかりです。
紡いで縫い付けた歪なカタチですが、それでもあなたの一歩を歩く足となる事を心から祈ります。
追記
愛しい貴方へ。この事は内密でお願いいたします。
仰ぎ見れる程の、晴天より。
この群青以上の、愛をこめて。
遠く硬い決意を胸に、私は群青に沈むことにした。
とても奇麗な蒼だから、私は此処で落ちようと思った。何のことはない、私がそうしたいと思ったことをしようとしただけだ。
たった一度きりが特別になるケースは多いが、私にとって試そうと思った一つに過ぎない。
私は私が足りない欠けた部分を補おうとして、たどり着いた結果がそれだっただけだ。
肺胞が満たされ。
呼吸を失い。
そして私は、死体となる。
__目が覚めた。
どこか知らぬ廊下の様で、見慣れない天井は揺らめきながら水面のように光を差し込んでいた。周りを見てみれば、見知らぬガラス張りの壁が続いている。そしてそのガラスには、案内をするかのように矢印だけが示されていた。
「此処は」
そう言っても、応える声はない。
私は死体となったのだから、此処は黄泉の国という奴か。
だが、しかし。私の足が透けている事も無ければ、透明でもない。あの世というのが現実と変わらないのなら、私が生きる意味も死ぬ意味も変わらないという事で。私の努力が無駄に終わったという訳だが__。
「__それは少し、納得がいかないな」
多少なりとも苦しい思いで息を引き取ったのだ。
それなりの苦労の成果というのは、受け取りたい。
矢印の下には、ご丁寧に此処が何処であるかが示されていた。
アクアリウムの街道と称されており、先の道は果てしなく直線を描いている。その先は、アクアリウムの証明。
アクアリウムの見学に興味は無いが、このままこの場所に立っている理由も無い。
そうして、道が続くその場所を進んでいくと、ホールのような広い場所へとたどり着いた。
その深い蒼が揺らめく群青にて、私は他人に出会う。
「麻。君が何故此処に居る」
「開幕いきなりそれかよ、秋。お前は本当に友達に厳しいな」
妙に不埒そうな男が、私の名前をケラケラと喋る。
その男は私の同級生であり、写真部の学生の中でも比較的饒舌であり感情的であり。他人の不幸に怒る事を生業としている変質者。
名を麻。
浅瀬の浅という方が、私としては実に好みなこの男は立ち話も何だと私を誘う。
彼は透明なテーブルに腰掛けており、私はソレに倣って腰を掛けた。上を見れば、先程から天井となっている水面が照明となって照らしている様に辺り一帯を暗く濁さない。
「まあ、ゆっくりしていけ。お前も迷路に迷った口だろう?」
「迷路?」
辺りを見渡せば、海底を模したアクアリウム以外には一本の道以外に出入り口は無さそうな空間だ。優雅に何処からか取り出した珈琲カップを傾けている意外に異常はない。
いや、私はこの一方通行の道以外を知らないだけで、他に抜け道があるのかもしれないし私は知りもしないのだが。
「この場所は迷路でな。散々試したんだが、抜け出す事が出来ない。林や島もいるんだが、どうにも駄目だ」
「抜け出せないと?」
「どうしても此処に戻ってしまってな。アイツらもとっくに諦めてはいるんだが、俺みたいに落ち着きがある訳じゃないだろ?」
同じ写真部の部員たちの名称は、親しみを以て私の胸を熱くする。
「まあ、でも、特別君が落ち着きあるとは言えないだろ?」
「他人が絡んだ時だけだ」
__私達も、彼が言う他人に含まれるはずだ。
自分自身以外を、彼は他人と呼ぶはずなのだから。
「その、他人が絡んでいるじゃないか」
「お前らは友達だからな」
恥ずかしげも無く彼はそう語る。
「怒り癖の強い君なら、この理不尽にも怒るんじゃないか?」
「ああ。そうだった。__だけどまぁ、なんと言うか」
彼は少し口籠り、手にしたコーヒーカップをテーブルに置き。
そして、言葉を少し濁すように続けた。
「俺は怒りたくても怒れないからな」
「__何で?」
「自分で言うのも可笑しい話だが、どうやら怒りが沸いてこなくてな。怠惰で陰鬱だとお前は自称しているが、どうやら俺もそれに毒されたらしい」
これを、感情を失ったというのだろう。
彼は、肩を竦めてそう言った。
「怠惰ではありそうだけど、__今の君は」
「何だ?」
「__どちらかというと、達観。かな_?」
「__悟った覚えはないがな」
諦めと程遠いとは言えないようだ。
諦めの悪い私は、自身の死を自覚する為に迷路へと進むことを決意した。
それを話した訳では無いが、私が先へ進もうとすると麻は止める事無く優雅な姿勢を崩さない。しかしその背に、一言余計な言葉を投げかける。
「そうだ、秋。お前は結局、島が好きなのか?」
「否応なく死んでくれ、麻」
私の否応ない本心に、彼は肩を竦めた。
死体となった私は、あの日の回答を得る。
僕は、その回答を、今に伝える。
「色褪せるといふ言葉がある。
色が落ちて、色が錆びるように朽ちていく様子を詰めた言葉だ。
語源を呈するほど私はその言葉に魅力を感じている訳ではないが。私からするに。その言葉の意味は色が劣化するという話ではなく、色が死んでいく様子なのではないか?
要するに色の死体を雅な形で表現している訳だ。
色の死に指を指す奴は居ないというのに、中々人情溢れる表現ではないか?
生き物に寿命がある様に、色にも寿命がある。
劣化した青は、深く尊い蒼になるように。
___君は、どう思う?」
その言葉に答えぬと、君はさらに話を続ける。
「なあ、知ってるか?
君が嫌いな海の匂いはね。この、潮の匂いは死体の匂いだそうだ。
プランクトンやら魚の死骸やら。青くきらめく海には、死体で埋め尽くされているらしい。
なら、この水槽の中にも、死が詰まっているんじゃないかな?」
「__いや、そうは思わないな」
煙のような水滴から現れた僕は、横目に眺める彼女にそう言った。
最終日である今、観客たちは、キャストとストーリの変更にざわめきを隠せない。
主人公を演じる彼女に、思い人を演じる僕は答える。
「海は奇麗で、残酷だけど。それに全て死が含まれている訳じゃない。生きる為に泳ぎ続ける誰かが確かに居る。君は死で一杯と表現したけど。それ以上に生き物で一杯だよ」
ガラス張りの加工をされたアクアリウムの正面で、僕は言葉を吐く。
あの時と同じ再現をし、あの時とは違う言葉を吐く。
「君が生き続ける理由なんて、死ぬ理由よりも単純な筈だ」
天城霧の救われた言葉が、僕の告白であってはいけなかった。
天城霧は、隣に立つ誰かを欲していたのだから。
「なら、君がここで終わる理由は、生きる理由よりも馬鹿馬鹿しい」
「___私の理由?」
「ただこれからも、続いていこうぜ? そんな理由でも、君は生きるだろ?」
告白とは好きの証明であり。
この言葉は、彼女と生きる理由の確立だ。
「__存外くだらない理由だな」
「告白よりは、いいだろう?」
感情を失ったはずの彼女は__晴天の様に、笑っていた。
「__そうだな。君とこうして続けられるのなら。存外、悪くない」
天城霧は、現実に殺されるだろう。
それは彼女に限った話ではないし、例外なんてない。
夢物語を現実に持ち込む事は出来ないが、限りある現実を続ける事は出来る。
だから僕は、現実を続けようと思う。
その時がいつ来るのかは知らないが。
天城霧が、笑って死ねるその時まで。
僕は、彼女の横で空想を描く。
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