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第23章 それでもやっぱり領地開発したい

第1072話 仕事は常に営業無しでは嫌なタイミングに重なります。

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間の悪い事は重なると言うが、さらに追い打ちのかかる事態が、次の日に…伝えられた。私は、朝に鳥海の蒼白な顔に出迎えられたわけだ。
「これ…だわさ。」
 鳥海が見せてきたのは…”第二回魔王バトル”への参加要請だった。
「これ…見せてもらう…。」
 前回は、ルールの上で相当穴が多いルールだったらしく、ルールの精査を行っていたらしく…この開催となった。今回のルールは、前回と違い、魔王対魔王の実力勝負ではない。

1、先ず魔王同士のバトルを行い”勇者指名権”を得る。これは参加者全員がトーナメントで争う。
2、勇者を指定し、その後、勇者側が指定した日時に勇者によるダンジョン侵攻が行われる。点数は五つの項目にチェックを入れた5項目を私人の所属する同盟以外のダンジョンマスター全員が評価をし、その平均掛ける、勇者進行で稼げたDPで決定する。魔王バトルはDPに一切関係ない。なお項目にはダンジョンの芸術点、アイディア点など、ダンジョンの出来に対する物が多い。

「これは、普通に力攻めさせて…でもないか、…ん?」
「そうだわさ。この書き方だと…同盟単位のバトルだわさ。魔王の指定はレベル10ダンジョンマスターから一人選択し、そのダンジョンマスターの持つモンスター一体だわさ。当然…亜人同盟は出してくるだわさ。」
 こんなおろおろする鳥海も珍しい。
「何がまずいんだ?」
「アチシ達…ダンジョンバトルした事無いだわさ。どうするだわさ?」
 あ、まあ…。もう少し文章を読ませてもらうと、何か勇者も選別基準がある。勇者は”勇者大陸、ザガートン、フォレスタ+ギルド推薦枠のギルドが勇者一名のパーティを選別。前回のエキシビジョン枠の…魔王軍のボスキャラが又来るのか。そこは変えないみたいだな。但し、勇者側でか…。怪獣に踏みつぶされない事を願いたいが。でも問題は、それ以外のもある。そう、勇者が4人?勇者大陸の勇者?ザガートン大陸の勇者?フォレスタ大陸出身は…ドランが行きたがっていたリンベルトだけだろう。ほかの人間を出してくる可能性がある。他の勇者は、大下が、勇者大陸か?分からん?しかもそのダンジョンは見られるのを前提に組まないといけない。その為準備期間を3か月取ったらしい。3か月かけて…最高のダンジョンを作れ…美しく、難しく。儲けが合って、利益性が高い、無理難題に聞こえるな。但し建築テーマは無しで、しかも
「一応、断れるとは書いてあるぞ。」
「そう。だから相談だわさ。大方同盟各員に送っただわさ。」
 ダンジョンの同盟・・・か。
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