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第22章 勇者大下の冒険
第1038話 エナリシアの旅 貯え
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「なんか、相手に動きがないですね。」
「だね。ついに種切れか?でも…クラウドドラゴンと一緒の事が起こる可能性もある。」
ワタ達はオーガの風魔法使い部隊たちが終わるとそのまま一気に低い場所を探して地下に潜っていく。
「それって?」
「ダンジョンの外装とかフロア数を削って…それでモンスターを生成する方法だ。オーガ一体でも数千から数万掛るんだ。1フロアの一部屋より高い。ダンジョンを削ると当然維持費も安くなるが…そう言う意味でも余裕があるならダンジョンはフロアを拡張して…貯金しているわけだ。」
「あ…。」
「だからあれが最後か…ボスを残すのみだと思うのである。」
「ボス・・・ですか…。」
しばらく走ると…通路が徐々に下がる一本道になっていった。
「これは?」
「…大方…ダンジョンが下のフロアを清算したんだ。そして、身を守るために…戦力を固めてるのである。が…ごめんそっちに頼んでいい?」
「なんでです?」
「スライム戦闘は今後控えるのである。本体にもそう伝えるである。」
「え?」
「この巨体を削る方法がないんだ。そしてこれが…通常既定の体積以上の時…変身できないから、さっきからこの姿から変えれないのである。で、さっきから対策考えているんだけどどれも失敗してるのである。だから少し対策考えたい。このままだと…外がどうなってるか知ってるだろ?」
今のマスターの姿は巨大スライムであり、外は確か人々がいて…簡易的に街になっている。そんなところに巨大スライム登場…どう見ても討伐されますね。しかもギルドもこっちの正体分かっても討伐出しそう。
「だから…お願いである。」
「…了解しました。」
私達はマスターの体から降りるとスライムがその場で蹲る。
「こっちで後方は確保しておく、頼んだ。」
なんかゲームみたいな展開ですが、確かに締まりません。が行きましょう。
私たちが一気に駈け下りた…ダンジョン最奥…らしき場所は…三つの門がある巨大ホールだった。そこには巨大な鷹、そして変ったウッドゴーレムとそれを囲む十数体のオーガ達の…何!オーガ”リーダー”!?種族名が?そして鳥もファルコン”ヒーロー”…これも…亜種だ。そしてウッドゴーレムは別の物だ。こんな種族見た事無い。
オーカストリムtips:樹状人の一種で特異な種族特徴を持つ人型生命体。特徴は年齢を重ねるたびに”小さくなる”という特性でその代わりどんどん固く、力や知能が高くなり、頭の部分から子粉と呼ばれる粉を年長者が出し、それを年少者が頭で受け取る”頭部受精”で増える。性格も反射速度も年齢に応じて違い、全長500mの幼年期ではかなりゆっくりとして、寛容だが。全長50mの中年期では人間と変わらず、全長2mの老齢期では狡猾で慎重になる。
え…あ…。今のあの巨大木人がこれなら…大きさは40mか?洞窟が広いからわからないが…背が低いほど強いとか、わけわからん生態だな…。が、こっちを睨んでいるのは変らん。
「あなた方・・・投降するなら!」
「うぁがぁぁぁっぁぁ!」
『無理だ。』
「知能があると言ってたのに!」
木人の叫びに…知能を感じなかった。
「だね。ついに種切れか?でも…クラウドドラゴンと一緒の事が起こる可能性もある。」
ワタ達はオーガの風魔法使い部隊たちが終わるとそのまま一気に低い場所を探して地下に潜っていく。
「それって?」
「ダンジョンの外装とかフロア数を削って…それでモンスターを生成する方法だ。オーガ一体でも数千から数万掛るんだ。1フロアの一部屋より高い。ダンジョンを削ると当然維持費も安くなるが…そう言う意味でも余裕があるならダンジョンはフロアを拡張して…貯金しているわけだ。」
「あ…。」
「だからあれが最後か…ボスを残すのみだと思うのである。」
「ボス・・・ですか…。」
しばらく走ると…通路が徐々に下がる一本道になっていった。
「これは?」
「…大方…ダンジョンが下のフロアを清算したんだ。そして、身を守るために…戦力を固めてるのである。が…ごめんそっちに頼んでいい?」
「なんでです?」
「スライム戦闘は今後控えるのである。本体にもそう伝えるである。」
「え?」
「この巨体を削る方法がないんだ。そしてこれが…通常既定の体積以上の時…変身できないから、さっきからこの姿から変えれないのである。で、さっきから対策考えているんだけどどれも失敗してるのである。だから少し対策考えたい。このままだと…外がどうなってるか知ってるだろ?」
今のマスターの姿は巨大スライムであり、外は確か人々がいて…簡易的に街になっている。そんなところに巨大スライム登場…どう見ても討伐されますね。しかもギルドもこっちの正体分かっても討伐出しそう。
「だから…お願いである。」
「…了解しました。」
私達はマスターの体から降りるとスライムがその場で蹲る。
「こっちで後方は確保しておく、頼んだ。」
なんかゲームみたいな展開ですが、確かに締まりません。が行きましょう。
私たちが一気に駈け下りた…ダンジョン最奥…らしき場所は…三つの門がある巨大ホールだった。そこには巨大な鷹、そして変ったウッドゴーレムとそれを囲む十数体のオーガ達の…何!オーガ”リーダー”!?種族名が?そして鳥もファルコン”ヒーロー”…これも…亜種だ。そしてウッドゴーレムは別の物だ。こんな種族見た事無い。
オーカストリムtips:樹状人の一種で特異な種族特徴を持つ人型生命体。特徴は年齢を重ねるたびに”小さくなる”という特性でその代わりどんどん固く、力や知能が高くなり、頭の部分から子粉と呼ばれる粉を年長者が出し、それを年少者が頭で受け取る”頭部受精”で増える。性格も反射速度も年齢に応じて違い、全長500mの幼年期ではかなりゆっくりとして、寛容だが。全長50mの中年期では人間と変わらず、全長2mの老齢期では狡猾で慎重になる。
え…あ…。今のあの巨大木人がこれなら…大きさは40mか?洞窟が広いからわからないが…背が低いほど強いとか、わけわからん生態だな…。が、こっちを睨んでいるのは変らん。
「あなた方・・・投降するなら!」
「うぁがぁぁぁっぁぁ!」
『無理だ。』
「知能があると言ってたのに!」
木人の叫びに…知能を感じなかった。
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