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第21章 薔薇と白い月(ダークファンタジー)
第968話 薔薇と白い月(2) 私はモブだったはずなんだが?
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一応、私はこう見えて…学校の教師でもある、まあ半年たった今、やっと錬金術の先生ができるわけで、と言っても講義の内容すぐ終わるけどな。私は投稿するために学校に歩いていく、馬車はイキールに取られたまま、そして、一応補助でオウルを付けている、…後老紳士の私の分体は体に隠した。そして、普通に職員用の裏口から、学校に向かう。地味にこの学校、広いんだよ、そして職員室にたどり着くと、半年の選択時授業……。
「よぉ…。これは、ご愁傷様。」
同僚が、含み笑いをこらえているのが分かる、分かるんだ。いや、これダメだろ、
「すまない、これは、学園長の所に行ってくる。」
そう今年の錬金術受講者は0だった。誰も今年受講する奴がいないのだ。確かに落ち目と言われているが、これはまずい。給料は出るんだが…リリアにさえ人気がないらしい。が一年で全く講義無しは別の意味で不味い、これ、学部廃止の危機では?
「すまない、学園長と取次ぎ願いたい。」
「すいません、学園長は…分かりました、会うそうです。」
通しててもらった先では忙しそうに書類を見ている学園長の姿が…。
「マリモッサー男爵。参りました。」
「用件だけを手早くな。」
「今後、どうなるでしょうか、錬金学部は?」
「…残す。それは確定だ、市井の物に魔法は少なく、ポーションのありがたさ、おぬしら一族の努力は分かっている、」
お堅い官僚みたいな顔ではあるが、こう見えて学園長は侯爵だ。一応この国の学務大臣でもあり、この国では発言権も公爵程度ではないが大きい。
「ですが、此度も志願者0では、校長の顔に泥を塗ります。できれば…。」
「くどい。私が支援しているというのに…分からんのか?」
ついでに、これ、私は全く何も考えていない。通称”シナリオモード”だ。…どうも私はこの校長に支援してもらって錬金学部をやっているらしい。ポーションが軽んじられているが、確かに庶民ではポーションは一本100円程度と安い傷薬だが…なければ、市民の健康は守られない。しかもその雑草みたいな薬草は私がポーション化しないと、誰もポーションなんて安い素材商材として扱わない。その雑草でもある薬草は、むしってもむしっても湧いてくる、その雑草を資源に書き換えるのも…ポーションのはずで、貴族や市民に人気がないのは…どういう意味だ?が、どうも私の貧乏っぷりと、いろいろ重なって私は援助してもらっているらしい。
「…せん・・・。」
「みなまで言わせるな。私は君を買っている。君の息子が見捨てていてもだ。だが…あの愚息は…本当に君の偉業を知らないのだな。」
学園町たため息をつく。確かにそうだ、このイベントの発生条件は”錬金術学科に登録者0人”であり、
「ただ、あのリリア・・・だったかな?あいつだけは、君の手で学部に入れさせてくれないか?探し出して、無理矢理引きずってこい。」
「どうしてでしょうか。」
「あの子は…錬金術を学ぶ薬師の娘だ。ツォーンベル家ではあの一家がいないと…まずい事になる。」
「とはいえ、学園から追い払ったのではないですか。」
「…あれは…。」
学園町の顔色が悪くなった。リリアの住む場所がなく、スラムで住む羽目になったのは貴族により、住むはずの部屋が貴族の入学者の従者に割り当てられ、リリアが住む場所がなくなったからだ。
「それにあれは…行方が分かっておりません。それなのにどうして引き戻す必要が?」
行方が分からない(我が家でアルバイト生活してる)からな。どうしようもないな。
「…ここからは内密に願う。」
「…何でしょうか?」
「リリアは…聖女の可能性がある、が、それが公爵の目に触れてな…公爵からすれば…自分の家から聖女が選定されるのは悲願に近い。だからな…。」
「だとすれば、学園長のお立場も危ないのでは?」
「それは我が国の損失だ…。もし聖女候補を失えば我が国は聖女の御威光が無くなり、滅亡するやもしれん。が…。」
「聖女の選定は確か、光の魔法を覚えし者で、素質の高い人物でしたな…。」
実際聖域かバリア(光魔法LV6)さえ使えれば、だれでもいいというユルユル選定条件だったりする。
「うむ。ちゃんと修行さえすれば…クリメア嬢も覚えるはずなんだが…なかなか覚えない…このままでは聖女無しかもしれん。」
実際はアンジェがいるのでそれはない。がシナリオは大方3にある…鳥海が言っていたバッドエンド”怠惰エンド”と呼ばれるものがある、これ、わざと出すのでさえ難しいエンディングでまずボタンを連打して、ゲームを早く終わらせるパターンでさえ王子と会って、王子エンドになる、だから普通には見られず、むしろ王子を避けるように動いてイベントを全避けすると出るのが…この”怠惰エンド”だ。ついでに錬金村を終わらせた場合は”薬師エンド”になる。その場合でさえ…学校に来ないという選択肢は存在していない。そして…出てきたコマンド。
1,才能ある者やもしれませんが、やる気がないなら放置すべきでは?
2,分かりました、必ず連れ帰り、国に奉仕させましょう。
初めて見たぞ…選択肢。
少し悩む、確かに…。破棄させて、リリアを退学させるのは…特に政治的にまずい。主に上に戻った時にだ。変にばれるのが嫌だ。かといって、分かりました、というにしては物騒過ぎる下の句のこんな回答したら。
どうする?
どうする?
「公爵様に義理立てするわけではありませんが…あの方が何を言うか。」
おいぃ!俺!何だこれ、こんなセリフ言う気ないぞ!
「確かに…だがな国とあれば…いや、確かにまずい、粛清が発生しかねない。あの学部の建物が魔法で破壊されたら…いや。」
「あの粛清ですが…だとすればどうすれば。」
「ふむ…。」
…これまさか、時間切れ選択肢があるのか?そんなの聞いたことないぞ。が、クリメアの所の公爵の親父さん、権力バリバリ使ってくるのかよ!
「聖女教育は国王肝入りのはずですが?」
「噂に寄るクリメア嬢はもう才能を発現しているという話もある、だとすれば…すまないが、マリモッサー。命令を変える。」
「今年から・・・聖女教育を撤廃する。クリメア嬢一本にする。だから、リリアをお主の所で雇ってはしい。」
「分かりました。訓練はしておきましょう。死ぬよりはいいですからな。」
え?そんな立場ヤバいの?リリア。そして気が付くと私は職員室の前にいた。イベント終了らしい。でも、こんな選択肢聞いたことないぞ。
「よぉ…。これは、ご愁傷様。」
同僚が、含み笑いをこらえているのが分かる、分かるんだ。いや、これダメだろ、
「すまない、これは、学園長の所に行ってくる。」
そう今年の錬金術受講者は0だった。誰も今年受講する奴がいないのだ。確かに落ち目と言われているが、これはまずい。給料は出るんだが…リリアにさえ人気がないらしい。が一年で全く講義無しは別の意味で不味い、これ、学部廃止の危機では?
「すまない、学園長と取次ぎ願いたい。」
「すいません、学園長は…分かりました、会うそうです。」
通しててもらった先では忙しそうに書類を見ている学園長の姿が…。
「マリモッサー男爵。参りました。」
「用件だけを手早くな。」
「今後、どうなるでしょうか、錬金学部は?」
「…残す。それは確定だ、市井の物に魔法は少なく、ポーションのありがたさ、おぬしら一族の努力は分かっている、」
お堅い官僚みたいな顔ではあるが、こう見えて学園長は侯爵だ。一応この国の学務大臣でもあり、この国では発言権も公爵程度ではないが大きい。
「ですが、此度も志願者0では、校長の顔に泥を塗ります。できれば…。」
「くどい。私が支援しているというのに…分からんのか?」
ついでに、これ、私は全く何も考えていない。通称”シナリオモード”だ。…どうも私はこの校長に支援してもらって錬金学部をやっているらしい。ポーションが軽んじられているが、確かに庶民ではポーションは一本100円程度と安い傷薬だが…なければ、市民の健康は守られない。しかもその雑草みたいな薬草は私がポーション化しないと、誰もポーションなんて安い素材商材として扱わない。その雑草でもある薬草は、むしってもむしっても湧いてくる、その雑草を資源に書き換えるのも…ポーションのはずで、貴族や市民に人気がないのは…どういう意味だ?が、どうも私の貧乏っぷりと、いろいろ重なって私は援助してもらっているらしい。
「…せん・・・。」
「みなまで言わせるな。私は君を買っている。君の息子が見捨てていてもだ。だが…あの愚息は…本当に君の偉業を知らないのだな。」
学園町たため息をつく。確かにそうだ、このイベントの発生条件は”錬金術学科に登録者0人”であり、
「ただ、あのリリア・・・だったかな?あいつだけは、君の手で学部に入れさせてくれないか?探し出して、無理矢理引きずってこい。」
「どうしてでしょうか。」
「あの子は…錬金術を学ぶ薬師の娘だ。ツォーンベル家ではあの一家がいないと…まずい事になる。」
「とはいえ、学園から追い払ったのではないですか。」
「…あれは…。」
学園町の顔色が悪くなった。リリアの住む場所がなく、スラムで住む羽目になったのは貴族により、住むはずの部屋が貴族の入学者の従者に割り当てられ、リリアが住む場所がなくなったからだ。
「それにあれは…行方が分かっておりません。それなのにどうして引き戻す必要が?」
行方が分からない(我が家でアルバイト生活してる)からな。どうしようもないな。
「…ここからは内密に願う。」
「…何でしょうか?」
「リリアは…聖女の可能性がある、が、それが公爵の目に触れてな…公爵からすれば…自分の家から聖女が選定されるのは悲願に近い。だからな…。」
「だとすれば、学園長のお立場も危ないのでは?」
「それは我が国の損失だ…。もし聖女候補を失えば我が国は聖女の御威光が無くなり、滅亡するやもしれん。が…。」
「聖女の選定は確か、光の魔法を覚えし者で、素質の高い人物でしたな…。」
実際聖域かバリア(光魔法LV6)さえ使えれば、だれでもいいというユルユル選定条件だったりする。
「うむ。ちゃんと修行さえすれば…クリメア嬢も覚えるはずなんだが…なかなか覚えない…このままでは聖女無しかもしれん。」
実際はアンジェがいるのでそれはない。がシナリオは大方3にある…鳥海が言っていたバッドエンド”怠惰エンド”と呼ばれるものがある、これ、わざと出すのでさえ難しいエンディングでまずボタンを連打して、ゲームを早く終わらせるパターンでさえ王子と会って、王子エンドになる、だから普通には見られず、むしろ王子を避けるように動いてイベントを全避けすると出るのが…この”怠惰エンド”だ。ついでに錬金村を終わらせた場合は”薬師エンド”になる。その場合でさえ…学校に来ないという選択肢は存在していない。そして…出てきたコマンド。
1,才能ある者やもしれませんが、やる気がないなら放置すべきでは?
2,分かりました、必ず連れ帰り、国に奉仕させましょう。
初めて見たぞ…選択肢。
少し悩む、確かに…。破棄させて、リリアを退学させるのは…特に政治的にまずい。主に上に戻った時にだ。変にばれるのが嫌だ。かといって、分かりました、というにしては物騒過ぎる下の句のこんな回答したら。
どうする?
どうする?
「公爵様に義理立てするわけではありませんが…あの方が何を言うか。」
おいぃ!俺!何だこれ、こんなセリフ言う気ないぞ!
「確かに…だがな国とあれば…いや、確かにまずい、粛清が発生しかねない。あの学部の建物が魔法で破壊されたら…いや。」
「あの粛清ですが…だとすればどうすれば。」
「ふむ…。」
…これまさか、時間切れ選択肢があるのか?そんなの聞いたことないぞ。が、クリメアの所の公爵の親父さん、権力バリバリ使ってくるのかよ!
「聖女教育は国王肝入りのはずですが?」
「噂に寄るクリメア嬢はもう才能を発現しているという話もある、だとすれば…すまないが、マリモッサー。命令を変える。」
「今年から・・・聖女教育を撤廃する。クリメア嬢一本にする。だから、リリアをお主の所で雇ってはしい。」
「分かりました。訓練はしておきましょう。死ぬよりはいいですからな。」
え?そんな立場ヤバいの?リリア。そして気が付くと私は職員室の前にいた。イベント終了らしい。でも、こんな選択肢聞いたことないぞ。
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