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第19章 VS飛鳥
第782話 新技術は常にそれを見出した者に栄誉を与える。
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「でもいいのか?」
「ギルドが両替所として、支店を出すからね。」
「ん?もしかして…。」
「リラシルトの通貨はリラよ。リラ銅貨とリラ銀貨、リラ金貨よ。ただ最近はギルド通貨を溶かして作ってるという話もあるわ。」
通貨発行権の強みは知っているが、コストがそれではかかり過ぎでは?ただ通貨にはこの側面がある、通貨を溶かして武器やアクセサリーが作れるのだ。
「んでよ。ここで煮詰めろって言われたのは警備の形態だ。あたしたちギルドは今は商人ごとに護衛を出しているが、」
「それに…ゴーレム車に関してはできれば…。」
どうもお互い何かあるな…。まずは警備体制か…。
「まずギルドができるなら、街道の安全のために街道の巡視を頼みたい、但しこれは国が出るなら取り下げる。」
「街道かい?」
「敵として接敵して襲われるのは大抵巡視していない待ち伏せができる、又インスタンスダンジョンの恐怖もある、そこにゴブリンとかが出る可能性がある、黄泉の大穴の事もある、警備はして損はないわ。それにこういう警備していると分かればこっちも連絡用の狼煙とか緊急連絡手段を売っておけば…当然商業の助けになる。」
「でも…そんなの軍隊の仕事だろ?」
「いや…そう言う事ね、確かに必須だわ。村長…できればお願い。」
このメルさんは分かっている、
「どういう事だよ。」
「敵は…野良の盗賊じゃないのよ。リラシルトの強盗団防御対策よ。さっきの馬車にしろ独占企業があるのなら…当然破壊に来る。それはいつ思いつくかわからないからね。」
ここで一番怖いのは外国だから…そしてザガートン国には荒れ地が多いという事は盗賊が潜む隙間は多い。
「ふむ…確かにそう。」
「で、私から枠を出せという事で、言われて改めてギルド側に一台3名。乗合馬車の護衛を頼みたい。馬車の規模は15名。現物を見てもらった方が早いな。」
手招きすると外に出てもらう。そこには数日の間に仕上げた”乗合バス型ゴーレム”がいた。
「これが!?」
「いやこれ。ひくゴーレムいないじゃねえかよ。」
声が細かく言えないが、テストしていたゴーレム”車型ゴーレム”である。まあ加工しないうちはこの車輪部分出歩こうとするが。ゴーレム化した後に車輪を渡しゴーレムに回してもらい、前進後進を教え背中には結合魔法陣を張ったパネルを座席部分にひいて、クッションやサスペンションを設置。内部にはちゃんとトランプも設置し。魔力の補充効率をアップ。
「この荷車そのものがゴーレムだ。ついでに御者席に乗り、その棒を持った奴の指示しか聞かない。」
これは実は今回一番の問題でゴーレムのソウルレベル1は言う事を聞かない。が今回、ゴーレムの作成を効率化する上で”作成”と指示者を別にする必要があった。その為、こういう構文の穴に熟知した鳥海に頼んで。ゴーレムが”操作棒をある穴に刺した時のみその持った人間の指示を聞き倒した方向に移動する”という難しい命令を結構長く説明した。この構文は位置は…ダンジョンゴーレムでもスポナー召喚でも駄目で。一回一回丁寧に処置しないといけない。面倒なんだ。が、そうして出来上がったゴーレム車は誰でも使える、消費は乗員からのエネルギーでカバーできる、え、効率悪い?乗合馬車で一定人数以上乗れば一人でも動かせる。その為の最低人数を下回っていても、ゴーレム維持用のマナバッテリーを使ったゴーレム召喚と。魔力供給用のマナバッテリーを二つ積むことにより、誰でも動かせるゴーレム車が完成した。ただし…うん遅いんだ。時速35~40kmが限界で。というのも負荷重量を軽減はしているが…車輪持った尺取虫や芋虫が移動すると思うと分かりやすいだろ
うか、なお鳥海さんが言うにはここからギアボックスとか、内燃気候とか大量の機構が欲しいが馬車と一緒か少し遅いくらいの出力しか出ない。ギアに関してはギアをゴーレムに足踏みさせてと思ったがこれは耐久力が足りずすぐ壊れるので、材料厳選中だ、がこれコストが高すぎてもう、DPでの生産はできない。なおテストでどの方法でもいくらせかしてもそれ以上スピードは出なかった。そして、維持の限界最低人数が4人である、なお護衛の3人だけなら3人なら出発しない。これをシルキーさんたちに持たせる、これで土魔法を…いや一応持たせてあるうえにシルキーが使う用ブースターマナバッテリーを肉体用ゴーレムに仕込んである、その為緊急事態でも対応できるはずだ。
「これ、いくらで売ります?」
「…売る気はないな、シルキーと一緒でレンタル契約だな。車体の塗装も請け負う。」
それに二人の顔が、見てわかるぐらい嫌そうな顔になる、ポーカーフェイスしろ。この技術に関しての扱いは先日きた鳥海と相談済み。ついでにこれなら大丈夫だとお墨付きだ。ついでにマルワール帝国では順次入れ替えして、普通の人間が乗れるのかまた、盗難防止が可能なのか、検査していくようだ。
「ギルドが両替所として、支店を出すからね。」
「ん?もしかして…。」
「リラシルトの通貨はリラよ。リラ銅貨とリラ銀貨、リラ金貨よ。ただ最近はギルド通貨を溶かして作ってるという話もあるわ。」
通貨発行権の強みは知っているが、コストがそれではかかり過ぎでは?ただ通貨にはこの側面がある、通貨を溶かして武器やアクセサリーが作れるのだ。
「んでよ。ここで煮詰めろって言われたのは警備の形態だ。あたしたちギルドは今は商人ごとに護衛を出しているが、」
「それに…ゴーレム車に関してはできれば…。」
どうもお互い何かあるな…。まずは警備体制か…。
「まずギルドができるなら、街道の安全のために街道の巡視を頼みたい、但しこれは国が出るなら取り下げる。」
「街道かい?」
「敵として接敵して襲われるのは大抵巡視していない待ち伏せができる、又インスタンスダンジョンの恐怖もある、そこにゴブリンとかが出る可能性がある、黄泉の大穴の事もある、警備はして損はないわ。それにこういう警備していると分かればこっちも連絡用の狼煙とか緊急連絡手段を売っておけば…当然商業の助けになる。」
「でも…そんなの軍隊の仕事だろ?」
「いや…そう言う事ね、確かに必須だわ。村長…できればお願い。」
このメルさんは分かっている、
「どういう事だよ。」
「敵は…野良の盗賊じゃないのよ。リラシルトの強盗団防御対策よ。さっきの馬車にしろ独占企業があるのなら…当然破壊に来る。それはいつ思いつくかわからないからね。」
ここで一番怖いのは外国だから…そしてザガートン国には荒れ地が多いという事は盗賊が潜む隙間は多い。
「ふむ…確かにそう。」
「で、私から枠を出せという事で、言われて改めてギルド側に一台3名。乗合馬車の護衛を頼みたい。馬車の規模は15名。現物を見てもらった方が早いな。」
手招きすると外に出てもらう。そこには数日の間に仕上げた”乗合バス型ゴーレム”がいた。
「これが!?」
「いやこれ。ひくゴーレムいないじゃねえかよ。」
声が細かく言えないが、テストしていたゴーレム”車型ゴーレム”である。まあ加工しないうちはこの車輪部分出歩こうとするが。ゴーレム化した後に車輪を渡しゴーレムに回してもらい、前進後進を教え背中には結合魔法陣を張ったパネルを座席部分にひいて、クッションやサスペンションを設置。内部にはちゃんとトランプも設置し。魔力の補充効率をアップ。
「この荷車そのものがゴーレムだ。ついでに御者席に乗り、その棒を持った奴の指示しか聞かない。」
これは実は今回一番の問題でゴーレムのソウルレベル1は言う事を聞かない。が今回、ゴーレムの作成を効率化する上で”作成”と指示者を別にする必要があった。その為、こういう構文の穴に熟知した鳥海に頼んで。ゴーレムが”操作棒をある穴に刺した時のみその持った人間の指示を聞き倒した方向に移動する”という難しい命令を結構長く説明した。この構文は位置は…ダンジョンゴーレムでもスポナー召喚でも駄目で。一回一回丁寧に処置しないといけない。面倒なんだ。が、そうして出来上がったゴーレム車は誰でも使える、消費は乗員からのエネルギーでカバーできる、え、効率悪い?乗合馬車で一定人数以上乗れば一人でも動かせる。その為の最低人数を下回っていても、ゴーレム維持用のマナバッテリーを使ったゴーレム召喚と。魔力供給用のマナバッテリーを二つ積むことにより、誰でも動かせるゴーレム車が完成した。ただし…うん遅いんだ。時速35~40kmが限界で。というのも負荷重量を軽減はしているが…車輪持った尺取虫や芋虫が移動すると思うと分かりやすいだろ
うか、なお鳥海さんが言うにはここからギアボックスとか、内燃気候とか大量の機構が欲しいが馬車と一緒か少し遅いくらいの出力しか出ない。ギアに関してはギアをゴーレムに足踏みさせてと思ったがこれは耐久力が足りずすぐ壊れるので、材料厳選中だ、がこれコストが高すぎてもう、DPでの生産はできない。なおテストでどの方法でもいくらせかしてもそれ以上スピードは出なかった。そして、維持の限界最低人数が4人である、なお護衛の3人だけなら3人なら出発しない。これをシルキーさんたちに持たせる、これで土魔法を…いや一応持たせてあるうえにシルキーが使う用ブースターマナバッテリーを肉体用ゴーレムに仕込んである、その為緊急事態でも対応できるはずだ。
「これ、いくらで売ります?」
「…売る気はないな、シルキーと一緒でレンタル契約だな。車体の塗装も請け負う。」
それに二人の顔が、見てわかるぐらい嫌そうな顔になる、ポーカーフェイスしろ。この技術に関しての扱いは先日きた鳥海と相談済み。ついでにこれなら大丈夫だとお墨付きだ。ついでにマルワール帝国では順次入れ替えして、普通の人間が乗れるのかまた、盗難防止が可能なのか、検査していくようだ。
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