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第19章 VS飛鳥
第765話 王は見本たれ。
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「でものぉ、これは…。」
「情報によると停留所。だそうです。」
水木たちが言うには、ケイブのある”ケイブシティ”から一週間ぐらいは何もないの山らしい、街道があるかと思ったがドルカスが拒否したらしい。まあ分からんでもない、ただそのせいでこの辺に街道はない。が、それはある意味ケイブに稼ぎに行く…そしてケイブを結果的に拠点とするカンパニーにとっては厳しい結果となった。まあ、その代わりにできたのがこの獣道だ。ここから最寄りの町まで一週間ほどかかり、その間にはそこに野宿する人々が利用した野宿跡が停留所と呼ばれる。時々買い付けに来る商人や地元の商人が商売道具を持ってここで売り込みに来ることがあるが、このケイブ周辺はない。無いわけではないのだが。ケイブの外は厳しい荒野だ。実際我々の泊まっている停留所も、木の柵で簡単に作られた囲いがあるだけで、それ以外はない。結構広いがまあ…。
「しいて言うなら、この地面、石が少ないのぉ、あそこはカマド跡じゃ、」
「こうしてみると夜営の訓練が役に立つとはな。」
そう言うアラン王子はてきぱきと野宿の準備をしているが、幻のダンジョンでは普通に屋敷があり、薪もある、がまあ、キャンプに来る現代人みたいな感じだ。
そしてそれに感動している水木もな。
「でもふと思ったんだ、なんで王子、あんたはキャンプの仕方まで習っているんだ?」
「ああ、それは私は見本でないといけないからな。」
「ふむ、」
「だからいろんなことを習っていた。新しい風の為にはいろんなことを学ばないといけない。」
「そう言う物か?」
「私が父から聞いた王族というのは、全ての見本たれだ。それは王族全てだ。」
「ふむ、それはトップ理論だな。日本的というか…。」
「ほう?」
焚火ができたようで、そこに全員が集まってくる、そこに私がダークボックスから、昔作った串焼き肉を並べ、地面に刺していく、
「日本における当主というのは下々の見本となるべく、その礼儀、便利な食事から裁縫の全てを教わったという、」
「ほう。」
「特に有名なのが大奥で、そこから礼儀作法やらなんやらを何年もかけて教える、それが完璧であって初めて階級をあげ…貴族子女に仕える迄の話もあるがそこにおける妃はその見本として、率先して教えた。それが女性派閥となりまあその頃の話は大工にも話が合ってな。」
「そんな話もあるのかのぉ、」
「大工は”源氏物語”をそらんじ、物語や本を読みつくし、その情景を依頼されれば、その形式の建物を作ることを強要されたという話がある、それと一緒で貴族や様々な高貴な者に作るものは知識が要求される、それがなくてよかったなという話をされたんだがな。」
「…お主は知らんのか?」
「それは実利的にはならん。物語の遊びという部分が人に影響も与えるだろうがそれは”内装”部分の細かい小物や簡単な家具で再現すればいい。と思っている。」
焼けたであろう肉串を、ドランが手にに取り、口に付ける、これは醤油タレに付けたスペアリブモドキだ。
「そう言う物かのぉ。」
「建築家はアーティストと職人を足して二で割った特殊な物だと思っている、だからこそ、美学と技術が要求される、私はその中でも合理主義とか導線の美学とかそっちの方が好みだ。」
「…余裕のある建築とかは好かんのか?」
「好きではあるが、好んで取り入れるほどではない。ただこの辺はすべて”施主”の意向をそむくほどではない。結局、家は道具だ。使われてその魂を昇華する、使われて使いにくい道具に魂はない。」
「いろんな考えがあるんですね。」
水木はかじった肉を改めて火であぶり直しながら聞いてきた。
「まあ、知識はいろいろある、まあ趣味と性格は否定しない。まあ学ぶことは視野を広げるが、一つ言えるのは見失うなよ。自分を。そしてやりたいことをだ。」
「…それはどういう意味じゃ?」
「思い出しただけさ。建築家の多くは当然大工たちの見本である。だから学ぶんだ、色んな工法や道具の使い方。その中で便利に流され、値段に流され…みんな作りたい建物象を失うんだ。自分が何をしたいのか、何をしたいから学んでいるのか。それを失うと…。かっこ悪いんだ。建物が。」
「…わしにはわからんのぉ。」
「芸術家の感性だ。なんとなくなんだ。それは。美しいという感覚、そしてそれはすっきりした甘味に似た何か…。そこにいるだけで恍惚となる瞬間が生まれる建物。まあ色んな建物があって、建築家の中には芸術みたいな建物もある。」
「例えば?」
「それは作ってもいいかもしれん。それは芸術だ。只美しい反射する意思の上に一つの椅子がある、ただそれだけでは完成ではないが、それに座り周りの風景を一体化したえも言われる感覚に襲われる…そして気が付くんだ、それは”座る人がいて完成する建築”だと。まだそこまでの領域にいないかもしれないがいつかは…。」
流石に全員これには理解不能という顔だ。
「お主も独特の感性があるのぉ。」
「まあな。理解できるとも思えない、多くの見学に来た旅行者の多くはその椅子に見向きもしなかったからな。」
「情報によると停留所。だそうです。」
水木たちが言うには、ケイブのある”ケイブシティ”から一週間ぐらいは何もないの山らしい、街道があるかと思ったがドルカスが拒否したらしい。まあ分からんでもない、ただそのせいでこの辺に街道はない。が、それはある意味ケイブに稼ぎに行く…そしてケイブを結果的に拠点とするカンパニーにとっては厳しい結果となった。まあ、その代わりにできたのがこの獣道だ。ここから最寄りの町まで一週間ほどかかり、その間にはそこに野宿する人々が利用した野宿跡が停留所と呼ばれる。時々買い付けに来る商人や地元の商人が商売道具を持ってここで売り込みに来ることがあるが、このケイブ周辺はない。無いわけではないのだが。ケイブの外は厳しい荒野だ。実際我々の泊まっている停留所も、木の柵で簡単に作られた囲いがあるだけで、それ以外はない。結構広いがまあ…。
「しいて言うなら、この地面、石が少ないのぉ、あそこはカマド跡じゃ、」
「こうしてみると夜営の訓練が役に立つとはな。」
そう言うアラン王子はてきぱきと野宿の準備をしているが、幻のダンジョンでは普通に屋敷があり、薪もある、がまあ、キャンプに来る現代人みたいな感じだ。
そしてそれに感動している水木もな。
「でもふと思ったんだ、なんで王子、あんたはキャンプの仕方まで習っているんだ?」
「ああ、それは私は見本でないといけないからな。」
「ふむ、」
「だからいろんなことを習っていた。新しい風の為にはいろんなことを学ばないといけない。」
「そう言う物か?」
「私が父から聞いた王族というのは、全ての見本たれだ。それは王族全てだ。」
「ふむ、それはトップ理論だな。日本的というか…。」
「ほう?」
焚火ができたようで、そこに全員が集まってくる、そこに私がダークボックスから、昔作った串焼き肉を並べ、地面に刺していく、
「日本における当主というのは下々の見本となるべく、その礼儀、便利な食事から裁縫の全てを教わったという、」
「ほう。」
「特に有名なのが大奥で、そこから礼儀作法やらなんやらを何年もかけて教える、それが完璧であって初めて階級をあげ…貴族子女に仕える迄の話もあるがそこにおける妃はその見本として、率先して教えた。それが女性派閥となりまあその頃の話は大工にも話が合ってな。」
「そんな話もあるのかのぉ、」
「大工は”源氏物語”をそらんじ、物語や本を読みつくし、その情景を依頼されれば、その形式の建物を作ることを強要されたという話がある、それと一緒で貴族や様々な高貴な者に作るものは知識が要求される、それがなくてよかったなという話をされたんだがな。」
「…お主は知らんのか?」
「それは実利的にはならん。物語の遊びという部分が人に影響も与えるだろうがそれは”内装”部分の細かい小物や簡単な家具で再現すればいい。と思っている。」
焼けたであろう肉串を、ドランが手にに取り、口に付ける、これは醤油タレに付けたスペアリブモドキだ。
「そう言う物かのぉ。」
「建築家はアーティストと職人を足して二で割った特殊な物だと思っている、だからこそ、美学と技術が要求される、私はその中でも合理主義とか導線の美学とかそっちの方が好みだ。」
「…余裕のある建築とかは好かんのか?」
「好きではあるが、好んで取り入れるほどではない。ただこの辺はすべて”施主”の意向をそむくほどではない。結局、家は道具だ。使われてその魂を昇華する、使われて使いにくい道具に魂はない。」
「いろんな考えがあるんですね。」
水木はかじった肉を改めて火であぶり直しながら聞いてきた。
「まあ、知識はいろいろある、まあ趣味と性格は否定しない。まあ学ぶことは視野を広げるが、一つ言えるのは見失うなよ。自分を。そしてやりたいことをだ。」
「…それはどういう意味じゃ?」
「思い出しただけさ。建築家の多くは当然大工たちの見本である。だから学ぶんだ、色んな工法や道具の使い方。その中で便利に流され、値段に流され…みんな作りたい建物象を失うんだ。自分が何をしたいのか、何をしたいから学んでいるのか。それを失うと…。かっこ悪いんだ。建物が。」
「…わしにはわからんのぉ。」
「芸術家の感性だ。なんとなくなんだ。それは。美しいという感覚、そしてそれはすっきりした甘味に似た何か…。そこにいるだけで恍惚となる瞬間が生まれる建物。まあ色んな建物があって、建築家の中には芸術みたいな建物もある。」
「例えば?」
「それは作ってもいいかもしれん。それは芸術だ。只美しい反射する意思の上に一つの椅子がある、ただそれだけでは完成ではないが、それに座り周りの風景を一体化したえも言われる感覚に襲われる…そして気が付くんだ、それは”座る人がいて完成する建築”だと。まだそこまでの領域にいないかもしれないがいつかは…。」
流石に全員これには理解不能という顔だ。
「お主も独特の感性があるのぉ。」
「まあな。理解できるとも思えない、多くの見学に来た旅行者の多くはその椅子に見向きもしなかったからな。」
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