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第18章 水木さんは地味に大幹部さん
第736話 人の不幸をあざ笑うより、その不幸で儲けたい。
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「という訳よ、アラン!」
「…確かに…。」
水木とともに、王国に戻ったアラン達は王以下、全員を集め、プレゼンをしていた。
「確かに、差別化…そして人が死なぬためにはその手がいいかもしれん。」
王国の現状、魔王国を北と東に囲まれ、そして西には中央の小国、南は海に囲まれた、比較的寒い南半球の海の都市が首都の王国。水木としてはあらゆる意味で問題がある国だった。その主だった問題は”産業がない”という一点に集約された。現在はマルワール帝国に水木の縁を基にどうにか交易してもらっているが、こちらからの輸出品はない。海岸沿いの塩は向こうも海があり、魔王国も海に面した領域がある、なので塩は売り物にならない。確かに中世ヨーロッパのちょっといいレンガの建物もある、暖炉もある、が…それは他国へのいい意味でも、悪い意味でもなんの旨味もない国家だった。だが、ある日領土が欲しいとなれば
隣国が攻めてくる可能性がある、その時に交渉に使える”産業”が欲しい、そうでないとダンジョンを開いた際に身を守れないのだ。
「でもダンジョンを開くのだろう?意味は相変わらず分からないが…。」
「はい、こっちがほぼ独占の域になりますが…。」
ただ、ダンジョン開設に関しては水木は特権に近い内容を保持している。それが”地理的に魔王国が近い”である。マルワール帝国と魔王国の間には国境の谷と呼ばれる山岳地帯があり、そこに国境都市が存在している。そして、この区間は鳥海さんの領域となっているが、ダンジョンは解説しないという。鳥海さんのダンジョン面積はほぼマルワール帝国の国土を覆っているため、使える範囲が狭い。なので開設できない。なお井原さんも同等だ。俊三さんは現在目立たないように中央山地を治めているので、ダンジョンを作る余裕はあるが…その興味はない。その中で私のいる王国は面積も小さく、それでいて人心安定DP収益良好とかなりいい塩梅となっている平和な国だ。その為、ダンジョンを作る余裕がある、そして、北、東と平原を境に領域による線引きで国境線があるため、侵入自体はできる。そして、魔王国ではダンジョンによる”食糧や鉱物、魔石の発掘事業”があるため”ダンジョンに理解のある市民が多い、攻められることは無いと思われる、鳥海さんたち”千鳥万花”との不可侵条約が締結されているからだ。その為ダンジョンを開くと周辺都市からダンジョン観光を狙った。
来訪が来る可能性が高い。
「ただな…。このままでもいいという意見のあるんだよ。」
「なので、いろいろ思案してまいりました。」
水の巫女は商業長などと一緒の合議の一員を現在になっている、現在は教会を中心としたエリアを持っている、
「そこで思い出しましたのは、教会のステンドグラスでございます。」
「「あ。」」
ここの教会は水の神様を祭る神殿でもある、そこにはガラスではないが、半透明の白鉄鋼と呼ばれる柔らかい鉱石がある、そこに色のついた鉱石を塗料とした”反射ステンドグラス”と呼ばれる技法がある、それによる絵など絵画をたしなむ住人が多く、かなり美しい街並みがあった。ただ、水木がこの事に気が付いたのは紙芝居の件の時だ。絵を描く文化が他に無い。そう聞いた時にハッと来たのだ。あの綺麗な街並みはもしかしてあれがあの王国の”特性”の可能性がある、
「確かに冬の手慰みで、絵画はあるが…。」
まるでトランプの絵柄のキングみたいな典型的な王様が思い出したように頷く。
「そうなんですか?」
「ここは冬が長いのでな。特に海からの雪も多い、そこで家に一週間、二週間と閉じこもることも多いのだよ。暇つぶしに絵を描くようになったものも多いとか。」
「父上はその時にこの城を開放するのですね。」
王子も頷いている、余りに常識で全員それが得意だと気が付かないってあれか。
「一応床暖房があるからな。」
「ゆ、床暖房ですか?」
初めての事…嫌そう言えば冬に王城に行った事はない。
「去年は暖かくて、床暖房を使わなかったからな。」
…いやすっごい寒くて、暖房付けていた記憶しかないんだけど、
「どうやって床暖房を?」
「あまりに寒いとこの家の構造だと耐えれない家が出てくるんだが。そこで、鉄板をお湯で熱するんだ。」
細かく聞いてみると、風呂の延長線上にある内容で、まず水を下が金属板の窯に入れて薪で熱する。水自体は雪がその辺にあるので、それを集める。それで熱した白鉄鋼の鉄板を延長し城の下に水道管の形で張り巡らせ、内部に水を通す。その水が保温機能となりつつも城の床全体を覆い、城をあっためる、ただし起動には莫大な薪燃料が欲しいため、
「雪嵐が来た際には城に逃げ込んだものです。」
商業長も頷くが、確かにそうだ、
「冬で雪が来る時はそれは酷いからな、その時は王城が避難所になるんだよ。」
「そこで蒔きとか…暇で掘ったりして遊んだんだよ。」
人ある所に歴史あり、そう思ってしまう。
「その絵、生かしてみませんか?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年も一年お疲れさまでした。ご愛顧いただきありがとうございます。度々投稿ミスで、投稿できない手違いがありましたこと、ここに謝罪申し上げます、そして今年の分は終わりです。来年は一月二日より再開します。これからもこの”はじまお”外伝、本編共々ご贔屓いただきますよう。よろしくお願いします。
「…確かに…。」
水木とともに、王国に戻ったアラン達は王以下、全員を集め、プレゼンをしていた。
「確かに、差別化…そして人が死なぬためにはその手がいいかもしれん。」
王国の現状、魔王国を北と東に囲まれ、そして西には中央の小国、南は海に囲まれた、比較的寒い南半球の海の都市が首都の王国。水木としてはあらゆる意味で問題がある国だった。その主だった問題は”産業がない”という一点に集約された。現在はマルワール帝国に水木の縁を基にどうにか交易してもらっているが、こちらからの輸出品はない。海岸沿いの塩は向こうも海があり、魔王国も海に面した領域がある、なので塩は売り物にならない。確かに中世ヨーロッパのちょっといいレンガの建物もある、暖炉もある、が…それは他国へのいい意味でも、悪い意味でもなんの旨味もない国家だった。だが、ある日領土が欲しいとなれば
隣国が攻めてくる可能性がある、その時に交渉に使える”産業”が欲しい、そうでないとダンジョンを開いた際に身を守れないのだ。
「でもダンジョンを開くのだろう?意味は相変わらず分からないが…。」
「はい、こっちがほぼ独占の域になりますが…。」
ただ、ダンジョン開設に関しては水木は特権に近い内容を保持している。それが”地理的に魔王国が近い”である。マルワール帝国と魔王国の間には国境の谷と呼ばれる山岳地帯があり、そこに国境都市が存在している。そして、この区間は鳥海さんの領域となっているが、ダンジョンは解説しないという。鳥海さんのダンジョン面積はほぼマルワール帝国の国土を覆っているため、使える範囲が狭い。なので開設できない。なお井原さんも同等だ。俊三さんは現在目立たないように中央山地を治めているので、ダンジョンを作る余裕はあるが…その興味はない。その中で私のいる王国は面積も小さく、それでいて人心安定DP収益良好とかなりいい塩梅となっている平和な国だ。その為、ダンジョンを作る余裕がある、そして、北、東と平原を境に領域による線引きで国境線があるため、侵入自体はできる。そして、魔王国ではダンジョンによる”食糧や鉱物、魔石の発掘事業”があるため”ダンジョンに理解のある市民が多い、攻められることは無いと思われる、鳥海さんたち”千鳥万花”との不可侵条約が締結されているからだ。その為ダンジョンを開くと周辺都市からダンジョン観光を狙った。
来訪が来る可能性が高い。
「ただな…。このままでもいいという意見のあるんだよ。」
「なので、いろいろ思案してまいりました。」
水の巫女は商業長などと一緒の合議の一員を現在になっている、現在は教会を中心としたエリアを持っている、
「そこで思い出しましたのは、教会のステンドグラスでございます。」
「「あ。」」
ここの教会は水の神様を祭る神殿でもある、そこにはガラスではないが、半透明の白鉄鋼と呼ばれる柔らかい鉱石がある、そこに色のついた鉱石を塗料とした”反射ステンドグラス”と呼ばれる技法がある、それによる絵など絵画をたしなむ住人が多く、かなり美しい街並みがあった。ただ、水木がこの事に気が付いたのは紙芝居の件の時だ。絵を描く文化が他に無い。そう聞いた時にハッと来たのだ。あの綺麗な街並みはもしかしてあれがあの王国の”特性”の可能性がある、
「確かに冬の手慰みで、絵画はあるが…。」
まるでトランプの絵柄のキングみたいな典型的な王様が思い出したように頷く。
「そうなんですか?」
「ここは冬が長いのでな。特に海からの雪も多い、そこで家に一週間、二週間と閉じこもることも多いのだよ。暇つぶしに絵を描くようになったものも多いとか。」
「父上はその時にこの城を開放するのですね。」
王子も頷いている、余りに常識で全員それが得意だと気が付かないってあれか。
「一応床暖房があるからな。」
「ゆ、床暖房ですか?」
初めての事…嫌そう言えば冬に王城に行った事はない。
「去年は暖かくて、床暖房を使わなかったからな。」
…いやすっごい寒くて、暖房付けていた記憶しかないんだけど、
「どうやって床暖房を?」
「あまりに寒いとこの家の構造だと耐えれない家が出てくるんだが。そこで、鉄板をお湯で熱するんだ。」
細かく聞いてみると、風呂の延長線上にある内容で、まず水を下が金属板の窯に入れて薪で熱する。水自体は雪がその辺にあるので、それを集める。それで熱した白鉄鋼の鉄板を延長し城の下に水道管の形で張り巡らせ、内部に水を通す。その水が保温機能となりつつも城の床全体を覆い、城をあっためる、ただし起動には莫大な薪燃料が欲しいため、
「雪嵐が来た際には城に逃げ込んだものです。」
商業長も頷くが、確かにそうだ、
「冬で雪が来る時はそれは酷いからな、その時は王城が避難所になるんだよ。」
「そこで蒔きとか…暇で掘ったりして遊んだんだよ。」
人ある所に歴史あり、そう思ってしまう。
「その絵、生かしてみませんか?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年も一年お疲れさまでした。ご愛顧いただきありがとうございます。度々投稿ミスで、投稿できない手違いがありましたこと、ここに謝罪申し上げます、そして今年の分は終わりです。来年は一月二日より再開します。これからもこの”はじまお”外伝、本編共々ご贔屓いただきますよう。よろしくお願いします。
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