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第15章 オペレーション:ハッピードライブ

第603話 艦船VS神話

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『流石にマスターが言う、軍艦と空母だっけ、2隻を確認したよ。』
『ホッホッホ。儂は待機してバックアップを行う。』
 眼前に見えるのは確かに舟である。但し時代とは全く離れた…日本海軍製第二次世界大戦で活躍した2隻の…軍艦だった。高さも異様で巨大であり、既存の船を軽く通り越す巨大船舶であり、周囲を霧で覆う…郵政戦でもある。この船はダンジョンであり、船幽霊の真骨頂でもある、船のダンジョンマスターは自分の体を船にして、移動する。その領域はそのダンジョンから半径を買う事で得られる球形の物であり、凶悪な価格設定がなされている、
但し、相手の領域だろうが関係なく上書きでき、その周囲のDPを吸い上げる、そしてダンジョン領域となったエリアの物陰(自分の船を含む)からモンスターを召喚できる能力を持つ…スキュラカンパニーの旗艦にして…収益源の源でもある。この船が海岸の都市に行けば人間の領域を無視して自分の領域化できるので、寄るだけでDPを得る事ができる、
『流石、スキュラ…でかいわ。』
 ミヨちゃんがあ消えるのもわかる。前項39mは彼女の身長程度の高さを誇り、その長さは253m。数倍にも及ぶ巨体。隣の山城もかなりの巨体を誇る。ドラゴンもかくやという巨体、ダンジョンバトルでは役に立たないが…この巨体。そしてダンジョン内包による無限兵士生産。そしてその隣は空母赤城である。
『ホッホッホ。今回の目的は分かってろ過のぉ。』
『分かってるって。足止め、連中をここで止める。』
 井原からの命令と情報によると、多頭持ちであり…レベルを送信しているが、レベル9…このタイプの船があと7隻ある、スキュラはこう見えて資金力で全てをカバーする大部のダンマスであり、その資金力を使った戦略こそが…。
『早速行くよ!』
 ミヨちゃんが変身を説き、ガルーダ本体に変形すると、後光+幻覚+風の加護を展開。まずは自分の体を隠す、そして…もう…相手の領域内の傍にいた。というのも、ダンジョンの監視体制にはいくつか欠点がある。魔力やステータスの値により、警備アラームは設定できる、普通は最大限の警戒=すべての敵にアラームが鳴る、それをやると虫一匹でも反応してアラームが鳴ってしまうので、当然”制限”する。大抵は大きさなどだ。そしてミヨちゃんの変身した小鳥はピーコックであり、外見は10㎝前後の小鳥だ。海をとんていてもおかしくない。また、監視体制に”魔法知覚””鋭敏聴覚”等がない限り人間と一緒の。”資格”でのみ監視ができる。そう”外見”で騙せるのだ、ダンジョンアラームは。これは昔井原が”暗闇ダンジョン”を作る際にサンテから聞き、監視体制について聞いていた知識だ。だから、幻覚等の”視覚偽装”は効果がある。そして今は”見えないように偽装を行う。ミヨちゃんは偽装した影から送風を送りつけつつダークマターで作った足場に乗り…。45度の風を送り、横転と足止めを狙う事にした。但しMPは2万にも及ぶ嵐に近い風であり、まずはこれで、足止めを狙う、こっちに気が付いた場合は”殲滅”する予定だ。
『ホッホッホ。』
『こっちの状態はいいけど暇だねー。』
 一応、影の一部を対岸につなげ、偵察部隊を通す準備も出来ている、
『これで止まるとは思えんが…わしらはできる事をするのみじゃのぉ。』
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