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第11章 出向社員的ダンジョンマスター
第413話 期せずして複合要因は奇想天外になる。
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初心者ダンジョンは一週間かけて、取りあえず放置後…スポナーから命令文を入れ、ゴブリンを入れて様子を見る事になったのだが。結果的にいうと失敗した。
まず我々は、ゴブリンダンジョンを設置、そのまま、規定である30体のゴブリンを設置して、石造りの入り口を設置。ここを経由して外を、後内側は監視することにした。領域は”亜人同盟”管轄となる為、こっちがモニタリングはできない。が…ここで第一のミスが発覚した。非常に…ポルノだった。ゴブリンは非常に”繁殖”が好きなモンスターだ今回は増殖させて数を補う計画で、男女15体ずつ置いた。が、これが三日ほど…”繁殖”し続けた。8歳の子供の繁殖である。それはもう監視しているこっちが気恥ずかしくなった。
ので、仕方なくしばらく放置した。がここで舐めていたのが”支援”だった。この”繁殖”も彼らにとっては”支援”に扱われるので、行為を行うたびに強化され、どんどんタフネスが上がる。一日もたつと、全女子が…産んだ。しかも妊娠率平均300%(3つ子が平均)でだ。それに合わせ、男たちが狩りをして来るが…。その時に”大工”が発動。木を追って建物の間仕切りを建設し始め…地下に運び入れていった。そしてさらに二日後にはもう…成人になっていた。そして、その子供たち後さらに”繁殖”を始めた。もうその辺は見ていない。生半可な罪悪感ではなかった。どうもここで”愛のファクター効果”が発動し、妊娠率が上昇し、生まれる子供の数が+1されるのだが、その妊娠で子供を産むたびにレベルがどんどん上がっていく女子ゴブリン達。男子も妊娠をポートでどんどんレベルが上がる。あっという間に30になった。…これは予想外だった。
がゴブリン0レベルが生まれただけなら・・・何とかなるかと思い、冒険者誘い込み用のゴブリンを発進させた。当然こっちのゴブリンたちと一緒の外見だ。ちょうどそのころココカカ村では冬に向けて木の乾燥の為に切りだしを行う予定だった。当然これを見計らっての覇権だ。戦闘になれば…数体は戦う事になるが、勝てるだろうと…一応、治療班を待機させ水木共々構えて待っていた。
その日の証言によると、木こりたちが森に入っていくと、謎の緑肌の少年たちを見たという。彼らは軽く手を挙げ、会釈すると、そのまま立ち去ったという。
・・・え?
あとで慌ててダンジョンを見ると、各自何故か興奮しながら斧を作成していた。襲う指示まで出してあったのだ が…。どうもこの部分が”人の好さ+1”部分だったらしく彼らは襲撃(したつもり)であり、木を切る斧を発見して村に戻って報告、それを聞いたゴブリン(主に男性)が斧を作成し始めた。流石に村では謎な事が起きたと相談に入ったが、実害は0.一応会議に参加した水木さんでさえ、防衛や捜索誘導が無理という結論になった。そして増えるゴブリン達。だが、雨が降ったりするうちにゴブリンたちは更に進化した。
なんと…木を切って家や壁、そして木細工として各道具を作り始めたのだ。そしてここで問題が発生する。一週間たち100体を超えるゴブリンたちが生まれると当然…食料が不足してきた。そこで彼らは最初、その辺にある葉っぱを食べ始めた。が、2週間たつ頃にはそれも限界を迎える。そして、餓死を始めた…そこで終わればよかった。が、そうしたところ…今度は生まれる子供にオーガが混ざるようになり、なぜかゴブリンの死体が消滅していた。そして…共食いを始めた。どうも、死んだゴブリンはレベル30になりそれを生贄に…オーガの進化条件を子供が達成した扱いになっていたそうだ。そして生まれる、3mを超える”大工、美形、支援、繁殖”持ちのオーガである。またこれを機に一部のゴブリンもオーガに進化。いつの間にか誰も気が疲れないうちにオーガ村になってしまった。そして生まれるオーガの子供たち。
ただ運が良かったのはオーガの出産ペースは胎内に1年らしく。ここでストップした…かに見えた。当然オーガの娘たちは美形で美人、こっちが見ても麗しい大人の女性だ。しかも男性は水木が見てもぼーっとしてしまう程度に細マッチョな男性だ。しかも身長3mの肌色。たくましい。子供のオーガも、ホブゴブリンと一緒位の身長になっている。それが木を切りに行き、大型の建築物を作成していくのだ。あっという間にダンジョン周りは砦化し、丸太に近い木の武器がメイン兵装の鬼たちが誕生した。皿に暇になると、木を使った防具迄作成、そして作成していくオーガ達はその経験値でどんどん強化されていく。…初心者向けどこ行った。
「これ、ヤバくないですか?」
「私も失敗があるが…これ。」
観察調査報告を受けた我々は読み進める。オーガ達は気が優しく、レベルも高いので、できるだけ人間とは触れ合わないように気を使い、森の奥地をメインに生活をしていた。ので、一か月間ほぼ触れ合わなかった。そして増殖するゴブリンとオーガ達。手に負えない環境となっていた。がここで変化が起きる事になった。
その変化とは様子を見に来たドルカスだ。開発のうわさは聞いたがそれ以来ギルドにも何も来ない。そこで様子を見に来たのだ。
「えっと…。」
流石のドルカスも、妙にイケメンの頭に角が生えただけの肌色オーガと、それに従うちびっこゴブリンたちの映像に固まった。
「あ…ね…何こりゃぁ!!」
「分かる、非常にわかる。しかも彼ら。人間を見つけるとむしろ避ける。」
「E?}
一応オーガはソウルレベル3で人間並みの知性、ゴブリンは1で本来低級動物並の知能しか持たない。がそのすべてのおいて”人の好さ”を発揮。人間の狩りを彼らは一切邪魔しなかった。もっと質が悪いのは基本的に彼らは”農夫、大工”しかおらず、レベルが30/30ばかりで。相手より数段上だ。そうなると、感知は向こうが絶対に早い。
その彼らが避けるのだ、人間がそれに気が付くはずもない。そして一か月後は繁殖したゴブリンの群れ、約500匹+オーガ200匹(うち女性妊婦76)の巨大集落が出来上がった。こっちは村の人口20人前後だ。
「どうすんだこれ。」
「スポナーだから命令は…受け付けるかもしれんが、あれで初心者ダンジョンだぞ。」
自分でも行っているのが疑わしいが。初期設定はあれが初心者ダンジョンだ。スポナーは基本”制御できないがDPを生む”が売りだ。その為、基本彼らは”中立”だ。なのでダンマスが命令できないのは、ドルカスも知っていた。
「あんなガタイのゴブリンとかオーガ相手に誰向ければいいんだよ!」
そう、今あそこにいるオークやゴブリンはゴーサイン出してしまえば、ダンジョンが壊滅しかねないほどの戦力がある武装集団だ。しかも非常に増えるのが速い。もっと問題はこれを向ける軍隊が”殺人の恐怖”にさいなまれる可能性が高い事だ。うかつに美人なのがもっと質が悪い。が、問題はあれを倒すに軍隊を向けて討伐すればいいが何もしていないオーガやゴブリン相手には当然勇者は使えない。悪認定の可能性が非常に高い。が冒険者だと被害がどれくらいか、不明。変に突けばこの村は占拠され黄金街道が使えなくなる。とても厄介だ。しかも結構加工がうまい。鳥でも人間では及びもつかない巨大な城壁がもうダンジョンを囲んでおり、そこをオーガの頭がチラチラ通る感じだ。東の辺境公の軍隊でさえ勝てるか不明。ダンジョンモンスター使えば行けるだろうが。これだと、盟主の部隊やハイエルフ部隊の投入さえ考えられる。という規模・・。だとドルカスは説明してくれた。
「一応盟主と、ギルドには説明しておく、…どうなる事やら。」
ただ、ドルカスが帰った直後、リーメ君を連れた南が来週、水木を連れてあのダンジョンに旅立った。その時にはいなかったが、報告によると、何かにすごい満足した南の顔が印象的だったという。…美少年通信が怖い。
まず我々は、ゴブリンダンジョンを設置、そのまま、規定である30体のゴブリンを設置して、石造りの入り口を設置。ここを経由して外を、後内側は監視することにした。領域は”亜人同盟”管轄となる為、こっちがモニタリングはできない。が…ここで第一のミスが発覚した。非常に…ポルノだった。ゴブリンは非常に”繁殖”が好きなモンスターだ今回は増殖させて数を補う計画で、男女15体ずつ置いた。が、これが三日ほど…”繁殖”し続けた。8歳の子供の繁殖である。それはもう監視しているこっちが気恥ずかしくなった。
ので、仕方なくしばらく放置した。がここで舐めていたのが”支援”だった。この”繁殖”も彼らにとっては”支援”に扱われるので、行為を行うたびに強化され、どんどんタフネスが上がる。一日もたつと、全女子が…産んだ。しかも妊娠率平均300%(3つ子が平均)でだ。それに合わせ、男たちが狩りをして来るが…。その時に”大工”が発動。木を追って建物の間仕切りを建設し始め…地下に運び入れていった。そしてさらに二日後にはもう…成人になっていた。そして、その子供たち後さらに”繁殖”を始めた。もうその辺は見ていない。生半可な罪悪感ではなかった。どうもここで”愛のファクター効果”が発動し、妊娠率が上昇し、生まれる子供の数が+1されるのだが、その妊娠で子供を産むたびにレベルがどんどん上がっていく女子ゴブリン達。男子も妊娠をポートでどんどんレベルが上がる。あっという間に30になった。…これは予想外だった。
がゴブリン0レベルが生まれただけなら・・・何とかなるかと思い、冒険者誘い込み用のゴブリンを発進させた。当然こっちのゴブリンたちと一緒の外見だ。ちょうどそのころココカカ村では冬に向けて木の乾燥の為に切りだしを行う予定だった。当然これを見計らっての覇権だ。戦闘になれば…数体は戦う事になるが、勝てるだろうと…一応、治療班を待機させ水木共々構えて待っていた。
その日の証言によると、木こりたちが森に入っていくと、謎の緑肌の少年たちを見たという。彼らは軽く手を挙げ、会釈すると、そのまま立ち去ったという。
・・・え?
あとで慌ててダンジョンを見ると、各自何故か興奮しながら斧を作成していた。襲う指示まで出してあったのだ が…。どうもこの部分が”人の好さ+1”部分だったらしく彼らは襲撃(したつもり)であり、木を切る斧を発見して村に戻って報告、それを聞いたゴブリン(主に男性)が斧を作成し始めた。流石に村では謎な事が起きたと相談に入ったが、実害は0.一応会議に参加した水木さんでさえ、防衛や捜索誘導が無理という結論になった。そして増えるゴブリン達。だが、雨が降ったりするうちにゴブリンたちは更に進化した。
なんと…木を切って家や壁、そして木細工として各道具を作り始めたのだ。そしてここで問題が発生する。一週間たち100体を超えるゴブリンたちが生まれると当然…食料が不足してきた。そこで彼らは最初、その辺にある葉っぱを食べ始めた。が、2週間たつ頃にはそれも限界を迎える。そして、餓死を始めた…そこで終わればよかった。が、そうしたところ…今度は生まれる子供にオーガが混ざるようになり、なぜかゴブリンの死体が消滅していた。そして…共食いを始めた。どうも、死んだゴブリンはレベル30になりそれを生贄に…オーガの進化条件を子供が達成した扱いになっていたそうだ。そして生まれる、3mを超える”大工、美形、支援、繁殖”持ちのオーガである。またこれを機に一部のゴブリンもオーガに進化。いつの間にか誰も気が疲れないうちにオーガ村になってしまった。そして生まれるオーガの子供たち。
ただ運が良かったのはオーガの出産ペースは胎内に1年らしく。ここでストップした…かに見えた。当然オーガの娘たちは美形で美人、こっちが見ても麗しい大人の女性だ。しかも男性は水木が見てもぼーっとしてしまう程度に細マッチョな男性だ。しかも身長3mの肌色。たくましい。子供のオーガも、ホブゴブリンと一緒位の身長になっている。それが木を切りに行き、大型の建築物を作成していくのだ。あっという間にダンジョン周りは砦化し、丸太に近い木の武器がメイン兵装の鬼たちが誕生した。皿に暇になると、木を使った防具迄作成、そして作成していくオーガ達はその経験値でどんどん強化されていく。…初心者向けどこ行った。
「これ、ヤバくないですか?」
「私も失敗があるが…これ。」
観察調査報告を受けた我々は読み進める。オーガ達は気が優しく、レベルも高いので、できるだけ人間とは触れ合わないように気を使い、森の奥地をメインに生活をしていた。ので、一か月間ほぼ触れ合わなかった。そして増殖するゴブリンとオーガ達。手に負えない環境となっていた。がここで変化が起きる事になった。
その変化とは様子を見に来たドルカスだ。開発のうわさは聞いたがそれ以来ギルドにも何も来ない。そこで様子を見に来たのだ。
「えっと…。」
流石のドルカスも、妙にイケメンの頭に角が生えただけの肌色オーガと、それに従うちびっこゴブリンたちの映像に固まった。
「あ…ね…何こりゃぁ!!」
「分かる、非常にわかる。しかも彼ら。人間を見つけるとむしろ避ける。」
「E?}
一応オーガはソウルレベル3で人間並みの知性、ゴブリンは1で本来低級動物並の知能しか持たない。がそのすべてのおいて”人の好さ”を発揮。人間の狩りを彼らは一切邪魔しなかった。もっと質が悪いのは基本的に彼らは”農夫、大工”しかおらず、レベルが30/30ばかりで。相手より数段上だ。そうなると、感知は向こうが絶対に早い。
その彼らが避けるのだ、人間がそれに気が付くはずもない。そして一か月後は繁殖したゴブリンの群れ、約500匹+オーガ200匹(うち女性妊婦76)の巨大集落が出来上がった。こっちは村の人口20人前後だ。
「どうすんだこれ。」
「スポナーだから命令は…受け付けるかもしれんが、あれで初心者ダンジョンだぞ。」
自分でも行っているのが疑わしいが。初期設定はあれが初心者ダンジョンだ。スポナーは基本”制御できないがDPを生む”が売りだ。その為、基本彼らは”中立”だ。なのでダンマスが命令できないのは、ドルカスも知っていた。
「あんなガタイのゴブリンとかオーガ相手に誰向ければいいんだよ!」
そう、今あそこにいるオークやゴブリンはゴーサイン出してしまえば、ダンジョンが壊滅しかねないほどの戦力がある武装集団だ。しかも非常に増えるのが速い。もっと問題はこれを向ける軍隊が”殺人の恐怖”にさいなまれる可能性が高い事だ。うかつに美人なのがもっと質が悪い。が、問題はあれを倒すに軍隊を向けて討伐すればいいが何もしていないオーガやゴブリン相手には当然勇者は使えない。悪認定の可能性が非常に高い。が冒険者だと被害がどれくらいか、不明。変に突けばこの村は占拠され黄金街道が使えなくなる。とても厄介だ。しかも結構加工がうまい。鳥でも人間では及びもつかない巨大な城壁がもうダンジョンを囲んでおり、そこをオーガの頭がチラチラ通る感じだ。東の辺境公の軍隊でさえ勝てるか不明。ダンジョンモンスター使えば行けるだろうが。これだと、盟主の部隊やハイエルフ部隊の投入さえ考えられる。という規模・・。だとドルカスは説明してくれた。
「一応盟主と、ギルドには説明しておく、…どうなる事やら。」
ただ、ドルカスが帰った直後、リーメ君を連れた南が来週、水木を連れてあのダンジョンに旅立った。その時にはいなかったが、報告によると、何かにすごい満足した南の顔が印象的だったという。…美少年通信が怖い。
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