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第10章 VSクラウドドラゴン戦(裏)

第349話 趣味に命を懸けるとプロになる人が多い

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「普通の息でも相当火力が出たのじゃ。火魔法レベル8には及ばんじゃろうが。身を滅ぼすという事は無かろう?後ドラゴンは自己ブースト系が多いのじゃ。」
「そういう事か…。」
 スキルでブーストすれば割れるなら。確かに計算上は割れる。
「ただ、ステータスは開示してもらうぞ。どこまで払う必要があるのか…確認したい。」
「分かったのじゃ。これじゃ。」

名前:ドラン(館林基樹)
種族;ルビードラゴン  LV45
職業:ダンジョンマスター(龍)LV8 指揮官 LV35
Hp:558732
MP:92386
STR:9236
VIT:27243 
INT:97245 
MID:42836  
AGI:9235  
MAG:253763  
身長:175m
SP:7

スキル:慧眼LV3、竜魔法LV3 LV4 格闘術LV6 詠唱LV4 付与魔法LV7、闇魔法LV1、魔力操作LV4、魔力変換LV2。作業LV4、指揮LV4、軍学LV2、火魔法LV4、身体特製:LV成長LV9、体力LV6,叡智LV4、栄養成長LV7、飛行LV7、高速戦闘LV6、火炎適性LV6、竜格闘術LV3、魔素栄養LV5、再生LV2
ファクター:竜 
称号:異世界の来訪者。竜のダンジョンマスター、配信者、”ノジャロリ(偽)”、巨人殺し、九死に一生、根性、巧者、少女漫画愛好家、乙女マスター、ディレクター
所持金:(取得権限がありません)
所持品:ゴスロリステージ衣装、配信用サブコア、ギルドカード(金色)、黒熊さんポシェット(部下の手作り)

ルビードラゴンTIPS:上位竜の一種で宝石の名を冠する鮮やかな火龍。エンシェントドラゴンであり火龍でも稀にしか存在しない。あまりに鮮やかな赤は権力と富の象徴とされ、よく乱獲されるが。返り討ちも多い。光物が大好きで、カラスみたいと言われるとキレる。地域によってはこの竜の鱗がその世界最大の貨幣であることもあ
るので逆にそれを使い、人間に商売することもある。

慧眼LV3(神業系) 追加統合(学習) 

 鑑定ラーニング機能、追加必要DP 特殊

作業LV4(学習系)  

 覚えた動作を繰り返すことに特化した学習。作用時必要とされたステータスが2倍、スキル差2までの代理作業が可能。2工程まで。 必要DP 72000

 はっきり言えば筋力はともかく…いやこれも相当に高い。流石戦闘ランク2位。大軍を用いる柳田と違い、グループやソロで戦ってきた猛者というだけある。そして職業は”指揮官”…将軍でもないし、国王でもない。これも独自だ。そして…ステータスやスキルも強いが全部を引っ張るくらい称号がおかしい。前はいい。後ろの少女漫画愛好家とか、乙女マスターとかどういう意味だ?でやっぱりオッサン…TS案件か…しかもこれ任意だろ?逆の意味でノジャロリに命かけすぎだろ。それを数歩置いておくとして、戦闘はやっぱり強い。しかも慧眼の3…即ち”スキルラーニング可能”と書かれている事だ。それ以外はベーシックなつくりのドラゴンだが…。実際これだけあれば、確かに火力スキルの少ないうちらよりは火力が出る。が投資となると…。どこまで渡すか…そして、鑑定ラーニング機能を検索してみた。はっきりいってチートだった。鑑定し成功した後にあるゲージが鑑定を続けるうちにチャージし続ける。で、それが満タンになると対象の持つスキルのうち一つ、一レベル分に限り自分が取得
できる。という…ただし検索には必要DPの100倍の消費DPも追加で欲しいとの事で。しかも鑑定されているときに対象が”見られたくない”と発言するとカット可能。という地味にきついスキルだ。但し遠隔鑑定(対象をじかに見たことがあればいつでも鑑定可能)があるので、そこまでのきつさもない。がばれてはいけないという…能力だ。ついにでとったスキルは自信をスキャニングさせればオーブ化可能だろう。
「スキャニングさせてもらうぞ?」
「いや、これを渡すのじゃ。流石に儂と一緒の種族はまずい。」
 流石にそこまではないか…でも投げてよこしたのは…竜魔法のオーブか。だが…。
「戦闘狂はついていないのだな。」
「戦闘狂とか言う、金にならんのはやらんのじゃ。後はこいつをいくつか貰えればいいのじゃ。」
「これを使えばいいのでは?」
 一応コピーは終わったので、一個投げてよこす。
「…かなり高いのじゃ。それに…。やっぱりこう…魔法少女が先かな…。」
「…いてぇ。」
「…それで?」
 鳥海さんも半眼だが、一応外見は銀髪のゴスロリ衣装で魔法少女でも闇だ。が、中身オッサンがばれたのだ。
「…夢を見るのは自由じゃと思うがのぉ…。」
「知らねえがよ…。でもこいつはどこまで強いんだ?」
「…鳥海はともかく私では勝てん。スキルの強さが違う。」
 後地味にエンチャントとか、いやらしいスキルが多い。真面目に戦えば、こっちのダンジョンが死ぬこともある…という魔法使い系だ。が格闘が苦手ではない。これがみそだ。
「これ、持って行け。」
 そう言って投げ渡したのは、竜魔法のスキルオーブが三つと、スキルポイント三つだ。
「大盤振る舞いじゃの。」
「大方9まで行く、9は成長限界値だ。後、火魔法も…二つやる。」
「…これは働いて帰す必要があるようじゃのお。」
「貸し一つと言いたいが…。竜魔法を貰ったお返しだ。」
 竜魔法をダンジョンに組み込めば…もっと我が建築物は強くなるはずだ。それが楽しみでならない。
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