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第7章 魔界慰安旅行一泊二日
第271話 時間の流れが違うと、SNSの炎上も普通に見えます
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それから数日のSNS,こっちからすると数時間なのだが、その荒れっぷりは恐ろしい、話せる魔王軍が増えたことと、勇者の件で大荒れしたのだ。勇者は敵だ。それがダンマスの共通項と思われていたところ、反逆者が生まれたという感じだった。魔王軍もそれで嫌われていたのだ。特に”月下”からの突き上げが激しい、が、その勇者側にフルスィングするという斜め上の回答を示したドルカスたちだが…。
『あってみて思ったのが奴らも”人間”って事だ。すぐ死ぬ、しかも下っ端が多い、そんな連中見てこんなちんけな勇者が俺達を殺す?ありえねぇだろ?逆に支援してやらないとかわいそうだ。勇者が泣く、そんなかわいそうなガキ拾う事のどこが悪いんだ?』
確かにヤマシロのステータスは低かった。支援もない勇者とはそう言う物だろう、これ基準でも実際弱いわけではない。上級の中職業持ち程度なら潰せるというのが自分の味方だった。お互い狸だ。そして、それに真っ向から反対するのが”月下の庭園”そして”魔人連合”だった。お互いはライバル同士と言っていい関係で、よくダンジョンバトルを行っていた。こっちもライバルだがな。
「いいつまみよね、魔界にいてよかった。文章が読める、」
向こうは懸命に情報操作をお互いし合うのをこっちはスローで見つめ、酒を飲むという。炎上見学も兼ね、近くのホテルを借り、その様子を見つめていた。ついでにホテルにデリバリーしてもらっていた。流石に数日あの居酒屋にいるのは悪い気がした。が、その間全員でどうするか、会議をしていた。
「どうする?どっちに同調する?」
「難しいだわさ、情報が足りないだわさ。しかも月下は何かを知っているだわさ。魔人連合のネガキャンはいつもとしても、パンダも動かない、スキュラは中立宣言だしただわさ。」
そう、ここにきてスキュラカンパニーが中立を宣言。急に反勇者組織は下火となっていた。
「私としては、この”同盟員募集”という言葉にわざとつられつつ偵察部隊を”リンシュメルト”といったか、そこに送りたい、」
リンシュメルト、どうも亜人同盟本部として記載された”聖女:南”の領域だ。
「という事は…。」
「だわさ、亜人同盟にこっちの一人を送り込むだわさ。そうすることで、調査できるだわさ。」
「でも…。」
そう、同盟の関連で、表だけ脱退してもらう事で、送り込むことが可能だ。が、しかもこっちは温和に情報を得ることも可能だ。が…。
「やめておこう、第一誰を送る?南、鍛冶師にコネがある段階で、変に加えれば問題が起こるが…連絡員は見でこっちと秘密は抱えたまま取り込んだ方がいいかもしれん」
二人の意見に奥原たちが考え込む。
「…反撃か?」
「諜報と言え。但し、行きたくないならないでいい。勇者の情報もあるが。大方こっちからは”交渉後”に送り込む。」
「どういうことです?」
「………分からない…。」
「向こうに話すんだよ。うちのメンバー送っていいかってね。」
「え?」
「向こうに話をして、メンバーの一人を”重複登録”させる。後任でやってこっちとの関係強化を訴えればいい、あのネルさんを追い払った…何かあるとみていい。」
あの無口少女魔王が何もしないで追い払われる?自分が見た感じ、武力制圧でもないと無理だ。ついでに慧眼の結果だと、神の称号持ちの魔王軍トップだ。しかもあり得ないスキル、ステータス持ちだ、あんなものを殺せるのは…いやいるか、黒と赤のドレスの連中”魔王”だ。
「とりあえず、じゃあ、南にメールを送っておくだわさ。」
「分かった。」
『あってみて思ったのが奴らも”人間”って事だ。すぐ死ぬ、しかも下っ端が多い、そんな連中見てこんなちんけな勇者が俺達を殺す?ありえねぇだろ?逆に支援してやらないとかわいそうだ。勇者が泣く、そんなかわいそうなガキ拾う事のどこが悪いんだ?』
確かにヤマシロのステータスは低かった。支援もない勇者とはそう言う物だろう、これ基準でも実際弱いわけではない。上級の中職業持ち程度なら潰せるというのが自分の味方だった。お互い狸だ。そして、それに真っ向から反対するのが”月下の庭園”そして”魔人連合”だった。お互いはライバル同士と言っていい関係で、よくダンジョンバトルを行っていた。こっちもライバルだがな。
「いいつまみよね、魔界にいてよかった。文章が読める、」
向こうは懸命に情報操作をお互いし合うのをこっちはスローで見つめ、酒を飲むという。炎上見学も兼ね、近くのホテルを借り、その様子を見つめていた。ついでにホテルにデリバリーしてもらっていた。流石に数日あの居酒屋にいるのは悪い気がした。が、その間全員でどうするか、会議をしていた。
「どうする?どっちに同調する?」
「難しいだわさ、情報が足りないだわさ。しかも月下は何かを知っているだわさ。魔人連合のネガキャンはいつもとしても、パンダも動かない、スキュラは中立宣言だしただわさ。」
そう、ここにきてスキュラカンパニーが中立を宣言。急に反勇者組織は下火となっていた。
「私としては、この”同盟員募集”という言葉にわざとつられつつ偵察部隊を”リンシュメルト”といったか、そこに送りたい、」
リンシュメルト、どうも亜人同盟本部として記載された”聖女:南”の領域だ。
「という事は…。」
「だわさ、亜人同盟にこっちの一人を送り込むだわさ。そうすることで、調査できるだわさ。」
「でも…。」
そう、同盟の関連で、表だけ脱退してもらう事で、送り込むことが可能だ。が、しかもこっちは温和に情報を得ることも可能だ。が…。
「やめておこう、第一誰を送る?南、鍛冶師にコネがある段階で、変に加えれば問題が起こるが…連絡員は見でこっちと秘密は抱えたまま取り込んだ方がいいかもしれん」
二人の意見に奥原たちが考え込む。
「…反撃か?」
「諜報と言え。但し、行きたくないならないでいい。勇者の情報もあるが。大方こっちからは”交渉後”に送り込む。」
「どういうことです?」
「………分からない…。」
「向こうに話すんだよ。うちのメンバー送っていいかってね。」
「え?」
「向こうに話をして、メンバーの一人を”重複登録”させる。後任でやってこっちとの関係強化を訴えればいい、あのネルさんを追い払った…何かあるとみていい。」
あの無口少女魔王が何もしないで追い払われる?自分が見た感じ、武力制圧でもないと無理だ。ついでに慧眼の結果だと、神の称号持ちの魔王軍トップだ。しかもあり得ないスキル、ステータス持ちだ、あんなものを殺せるのは…いやいるか、黒と赤のドレスの連中”魔王”だ。
「とりあえず、じゃあ、南にメールを送っておくだわさ。」
「分かった。」
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