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第4章 始動!千鳥万花
第163話 根回しは手土産とあいさつを忘れずに。
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「ほう、二人きりの旅、大変でしたな。優秀なのに、」
「仕方ないですな。イーハ殿。せがれが魔法を覚えて以来家督の手伝いをさせています。」
井原がゴーレム車を改造し中世馬車風味となった荷車に揺られて街道をひた走っていた。村での滞在の後、街道整備により日数が短縮され、2週間から六日となった上にさらに高速の爆走ゴーレム車に乗り進む井原と担当のドルキス伯は少し目の前の青年におびえていた。有名なゴーレム車の開発者であり、大魔導士の井原がある、シーバードと並ぶ大魔導士である。
「で、どんな交渉を?先触れは出しておいたので。先方も待っているので急ぎですので、」
息子が外をじっと見てした、自分がいくらゴーレムが速いとはいえ、速度を上げれば当然すぐに崩壊する。その上、スピードを上げたまま崩壊すれば事故になるので、スピードは操作とともに魔力も要するのである、
「分かりました。イーハ様がここまで理解がある方だとは…。」
「メッチャングの町の町長には私も会ったことがあるので。そこでいい交渉が得られれば。あそこの塩があればこの村も発展しますからな。」
ダンジョンで塩をいくら作ろうが、宝箱に入れられない以上は外に出せない物である。ダンジョンに入れ物付きで実は塩を出すことをやってみたことがあるが。重い事。そして、湿気に弱いという観点でその場に捨てられてしまったのだ。その為、塩をいくら作ろうが、ダンジョンの役には立たない、強いて言えば加工材としての価値しかないと
なってしまった。かといって山奥の流れ者の村で塩の算出はまずい。不自然すぎる。しかもメッチャングの町の塩に比べ、純度が高く白い。これがさらに市場に出すのを憚らせた。どうやって作るの?という答えに根拠なく”ダンジョンだから”と説明するにも限界があったのだ。それにその言い訳だと、ダンジョンは延々と塩を作らないといけない。なので、根拠の為にメッチャングの町を手中に収めたかった。
「ほら、そろそろつきます。」
見えた先には城壁があり、その先には多くの人に並んで村長が出入り口で待ち受ける姿だった。
「イーハ殿が来ると知って、町人全てで出迎えたかったのですが…。」
「私の時と大違いですな。」
流石に伯爵も呆れるが、それ位に差はあった。そして刀されたのは町の公館だった。その中の一つ、最も大きい商談ルームに井原、侯爵、町長がいた。
「ジャン殿が数回に及び、我々にハムや後、革鎧や革の服を届けて下さり、かなり助かっております。後、帝国と話が付けば。」
「ああ、できれば頼んでいた荷車の方も街道も敷設できそうでな。」
「はい、取引相手が多くなり、塩も、魚も、魚の干物も好評です。」
「今回はこうして帝国の担当者を連れ、私の知人であるモアレ公爵が赴任され。私がある程度君たちの要求を聞いて出来ればお互いにいい結果となるように。」
「イーハ殿!」
「今回は、交渉して成績を出さねば問題もありましょう。私の懐の方で支出する故ある程度・・・。」
「立場が…。」
その顔に町長も顔が険悪になる。
「立場?そんな物が市民の腹の足しになりますか?町長も守るべき教示がありましょう。それに。」
「はい、流れ者の村の方にはもう、召喚を建設して、村の数人が拠点を築いています。」
「塩も今後は場所によって・・・。
「なんで…そんなに下手に出る!」
流石に伯爵がテーブルを叩き立ち上がる、
「塩はなければ文明の発展はない。万能素材の一個だ。これの有無で街の力は変化する。その力を引き込みに来たのだ。この町長が塩の出荷を止めると言えばそれだけでパルファン、および帝都も混乱の極致に至る。その責任はとれますかな?」
「あ…。」
「取引はお互いに益になる形で、結ぶのが一番です。こちらから数代の荷車と…。」
「最近聞きましたぞ、ゴーレム車。あれができれば…。」
「ゴーレムは現在、術師がいなければ2日で土に戻ります。なので、術師を雇わなくてはなりませんが。まだ術者が少なく、そこの貴族どの以外だともう数年は市場に出回るにかかるでしょう。今回の担当者はその貴重な”土魔法”の使い手の方もいらっしゃいます。」
「荷車だけでは…。」
「人が引くてもあります。が、重いですからな。」
現在塩の多くは行商人の手によって、背負子で運ばれていた。それも人海戦術でだ。なのでその負担を軽減する荷車は必ず欲しいのだ。
「できればハムの売買権を…。」
「作り方を学べばハムも、簡単にできるでしょう。作り方は村で教えているので、そこを止める気にはなりません。でもこのままだと閉鎖・・・。」
「お待ちください。分かりました。荷車30台とあと・・・。
「この港町の外壁に南方方面軍を滞在させます。そこで金がが使える商店や帝都の商会が出展するでしょう、」
「それこそ武力では?」
「いや、お互いに条約を満たせばむしろ方面軍から土魔法の下賜もあるかと、実際彼らも。」
第一軍団兵士が分散させられたのは、土魔法のゴーレム車を各方面軍に分散させ、軍隊の補給をスムーズにするためでもある。
「土魔法の使い手が多く、戦力としてはかなり大きいのです。」
「分かりました、飲みましょう、その代わり街道も整備…。」
「後しばらくこの土地を街道を引くためにお借りしても?」
「構わない。」
「分かりました。この土地に街道を敷設するためにしばらくメッチャングの町が騒がしくなります。その辺はご容赦を。」
こうして…メッチャングの町は改めて井原の手に入った。町長という代表の許可があれば街中の領域化が可能となる為だ。
「仕方ないですな。イーハ殿。せがれが魔法を覚えて以来家督の手伝いをさせています。」
井原がゴーレム車を改造し中世馬車風味となった荷車に揺られて街道をひた走っていた。村での滞在の後、街道整備により日数が短縮され、2週間から六日となった上にさらに高速の爆走ゴーレム車に乗り進む井原と担当のドルキス伯は少し目の前の青年におびえていた。有名なゴーレム車の開発者であり、大魔導士の井原がある、シーバードと並ぶ大魔導士である。
「で、どんな交渉を?先触れは出しておいたので。先方も待っているので急ぎですので、」
息子が外をじっと見てした、自分がいくらゴーレムが速いとはいえ、速度を上げれば当然すぐに崩壊する。その上、スピードを上げたまま崩壊すれば事故になるので、スピードは操作とともに魔力も要するのである、
「分かりました。イーハ様がここまで理解がある方だとは…。」
「メッチャングの町の町長には私も会ったことがあるので。そこでいい交渉が得られれば。あそこの塩があればこの村も発展しますからな。」
ダンジョンで塩をいくら作ろうが、宝箱に入れられない以上は外に出せない物である。ダンジョンに入れ物付きで実は塩を出すことをやってみたことがあるが。重い事。そして、湿気に弱いという観点でその場に捨てられてしまったのだ。その為、塩をいくら作ろうが、ダンジョンの役には立たない、強いて言えば加工材としての価値しかないと
なってしまった。かといって山奥の流れ者の村で塩の算出はまずい。不自然すぎる。しかもメッチャングの町の塩に比べ、純度が高く白い。これがさらに市場に出すのを憚らせた。どうやって作るの?という答えに根拠なく”ダンジョンだから”と説明するにも限界があったのだ。それにその言い訳だと、ダンジョンは延々と塩を作らないといけない。なので、根拠の為にメッチャングの町を手中に収めたかった。
「ほら、そろそろつきます。」
見えた先には城壁があり、その先には多くの人に並んで村長が出入り口で待ち受ける姿だった。
「イーハ殿が来ると知って、町人全てで出迎えたかったのですが…。」
「私の時と大違いですな。」
流石に伯爵も呆れるが、それ位に差はあった。そして刀されたのは町の公館だった。その中の一つ、最も大きい商談ルームに井原、侯爵、町長がいた。
「ジャン殿が数回に及び、我々にハムや後、革鎧や革の服を届けて下さり、かなり助かっております。後、帝国と話が付けば。」
「ああ、できれば頼んでいた荷車の方も街道も敷設できそうでな。」
「はい、取引相手が多くなり、塩も、魚も、魚の干物も好評です。」
「今回はこうして帝国の担当者を連れ、私の知人であるモアレ公爵が赴任され。私がある程度君たちの要求を聞いて出来ればお互いにいい結果となるように。」
「イーハ殿!」
「今回は、交渉して成績を出さねば問題もありましょう。私の懐の方で支出する故ある程度・・・。」
「立場が…。」
その顔に町長も顔が険悪になる。
「立場?そんな物が市民の腹の足しになりますか?町長も守るべき教示がありましょう。それに。」
「はい、流れ者の村の方にはもう、召喚を建設して、村の数人が拠点を築いています。」
「塩も今後は場所によって・・・。
「なんで…そんなに下手に出る!」
流石に伯爵がテーブルを叩き立ち上がる、
「塩はなければ文明の発展はない。万能素材の一個だ。これの有無で街の力は変化する。その力を引き込みに来たのだ。この町長が塩の出荷を止めると言えばそれだけでパルファン、および帝都も混乱の極致に至る。その責任はとれますかな?」
「あ…。」
「取引はお互いに益になる形で、結ぶのが一番です。こちらから数代の荷車と…。」
「最近聞きましたぞ、ゴーレム車。あれができれば…。」
「ゴーレムは現在、術師がいなければ2日で土に戻ります。なので、術師を雇わなくてはなりませんが。まだ術者が少なく、そこの貴族どの以外だともう数年は市場に出回るにかかるでしょう。今回の担当者はその貴重な”土魔法”の使い手の方もいらっしゃいます。」
「荷車だけでは…。」
「人が引くてもあります。が、重いですからな。」
現在塩の多くは行商人の手によって、背負子で運ばれていた。それも人海戦術でだ。なのでその負担を軽減する荷車は必ず欲しいのだ。
「できればハムの売買権を…。」
「作り方を学べばハムも、簡単にできるでしょう。作り方は村で教えているので、そこを止める気にはなりません。でもこのままだと閉鎖・・・。」
「お待ちください。分かりました。荷車30台とあと・・・。
「この港町の外壁に南方方面軍を滞在させます。そこで金がが使える商店や帝都の商会が出展するでしょう、」
「それこそ武力では?」
「いや、お互いに条約を満たせばむしろ方面軍から土魔法の下賜もあるかと、実際彼らも。」
第一軍団兵士が分散させられたのは、土魔法のゴーレム車を各方面軍に分散させ、軍隊の補給をスムーズにするためでもある。
「土魔法の使い手が多く、戦力としてはかなり大きいのです。」
「分かりました、飲みましょう、その代わり街道も整備…。」
「後しばらくこの土地を街道を引くためにお借りしても?」
「構わない。」
「分かりました。この土地に街道を敷設するためにしばらくメッチャングの町が騒がしくなります。その辺はご容赦を。」
こうして…メッチャングの町は改めて井原の手に入った。町長という代表の許可があれば街中の領域化が可能となる為だ。
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