87 / 1,232
第2章 村と街とダンジョンと
第87話 検索機能が使えるとパッと進むシナリオがある。
しおりを挟む
3週間たち、大体この世界に来て6か月経っただろうか…。今はこうしてゴーレムを動かし…家を立てると思わなかった。ちょっと古めの昭和建築だ。畳はないので、ビジネスホテルとなるがベットの作成のために鳥海さんとトレードをして話を聞いて…オウルに頭を下げてオウルの風切り羽をもらい、DPで増殖、そうすることで出来た、フクロウの羽毛革布団を作り…いや布が無いので実は思い出召喚の衣類を分解して作ろうと思ったが…今度は量が足りないのでやめた。それ位なら思い出召喚で布団そのまま召喚したほうが安い。なので、結局革布団となった。そして完成したのが西洋風民宿”サルーンハウス”だ。まあ、一週間余分で、2週間で出来たのでついでに実験も一週間程度行い。そして出来た物もある。
『で、これを?』
「ああ、当然送る。がその前にモアレ、ジャン、ポアンを連れて来てくれ、寝てみてもらって。」
『了解しました。』
和風建築へ、これで一歩近づいたが…問題がある。一応偵察隊には無理を言っているが…。現在平原が、南半球なら、水場そばを探せば見つかるかもしれない植物を探索している。
「そして…やっとあれも完成に近い。」
「ホッホッホ…いや使うのはゴーレムだけにしてください。本気で。あれを前に人間になりたくないのでな。」
そうオウルが指差すのは完成した”たい肥”であり、そして、弱酸化にさせる”貝の粉”である。どうも土魔法をダンジョンが覚えている影響で土の成分検査ができるようでペーハー値を測定してそして完成したのが…もう一つの作品”草原フィールド”だ一応スタートきっととしてトラップとして草2つと木一つを登録。足りない場合は別の物を登録してもらう。今回のギミックはオブジェ可能な木を引っこ抜いて、乾燥させて作った”オブジェウッド”だ。これにより木の迷宮が可能となり、切れる木、切れない木が混ざるようになった。これが結構大きい。満足の行くできである。ついにでこの土はかなりふかふかで、設定でトラップ停止を命じると農地に早変わり、今は試験用に石で作った農具セットで畦を作り、ダンジョンでの生育テイストを行っている。が、問題と言えば外はもう秋であり、農業の季節が終わり、普通の動物も取れるので、その死骸をサンプルに集めさせているが…。
「フィールドの維持費は?」
『2200DPですね。普通の石づくりが4400DPと考えると、かなり格安かと。但し…かなり狭いので、同じ広さだと…4倍の8800です。』
「それは構わない。最悪はトラップ、土の維持を止めればいいが、その時は当然。」
『はい、普通のパネルと変わりません。復旧ペースを下げれば維持費は通常と変わらなくなります。』
「いい感じだ。これで出荷できるな。」
これで農地、そしてフィールド型が量産可能となる。ただし今回売却するスペースは最小の”10㎡”となる。そして価格も2万DPと低めだ。がこれは計算した。考え方として二つあり、フィールド型は当然マップいっぱいに広げてこそ価値がある。これがあれば、草をはむので、当然ダンジョン内で草食動物を飼う事ができる。そして、土の関係で足を痛めない。これが重要でダンジョンをフィールドを交互にすることにより、自然に檻と一緒の感覚に動物たちにはなってもらう。そうすることでダンジョン内に脱走しない放牧檻を完成できる。当然放牧となれば内部動物の生育も発達し、レベルも上がる。防衛にもなる。一挙両得のシフトでである。そして何より、引き締まった肉はうまい。ダンジョンのメイズと交互にすればかなりいい感じになるだろう。で、もう一つは農地としての考え方だ。そうなると少数でいいし、端っこに一枚あればいい。となると、多くはいらないがそうなると、前みたいに300mを使った巨大建築では用を果たさない。なので、この小パネル販売である。ついでに…最大パネルだと90倍となり・・・100万越えるのは秘密だ。
「まずはこれをルーム登録してほしい。後サルーンもだ。」
『は!しておきます。』
「で、売却前に顧客に販売に向かうダンジョンバトルでまずは鳥海さんに完成を連絡。5分後に楽園に連絡してくれ、報告が来てからルーム販売を準備する。」
『意味は?』
「顧客優先度をタイムスタンプで表示するんだ。これも営業テクニックだ。せこいけどな。」
『了解。あと、ミラージェ様が復帰しました。』
よたよたした足で歩いてくる子犬はかわいい。
「おはよう。すっきりはするけど…。覚醒って感じより、よく寝たって感じよ。難しいわね。」
「構わない。でどうなった?」
「ランダムのほうのスキャニングも済ませたわ。あっちは”集中”と”分割”で特性が”検索”と”夜目”。」
「なんかオルトロスじゃない感じですね。」
「夜襲が可能で。昼だらだらする。夜勤みたい。私の希望としては、ぽかぽか陽気で昼寝するのが好きだったみたい。だから、昼に寝る夜行性のスタイルが特性となったみたい。」
確かに私も建築が忙しすぎる時は、屋根に上って寝てましたもんね。そうだ。
「レンガがあるなら瓦もできるはず。耐久度もあるので.」
…土変化で粘土を作り、そして練って、そして、それをゆっくり乾燥…できた。魔法があると瓦も即席か…。これを登録すればいいな。こいつの量産は骨が折れるな…。DP生産にしよう。したい人がいたら技法も教えればいいが…瓦いいな…。雨を防ぐ撥水になる。まあこっちは雨も降るし、時々雨の鑑賞を行う程度には雨も降る。なので、これはこれで欲しい。
「ふむ、いい出来ね、ウォルター。」
「ありがたき幸せ。」
『マスター。なんなんです?』
流石にこれは理解できなかったよだ。
「いや、単にジョークだ。が検索か。」
「検索はある物を探索するスキルです。それに関する情報を得る事が出来ます。コアにある場合はコアがその機能を持ち、人間の場合は認識範囲内で答えます。通称〇ーグルさんと言います。」
危ない!が…。知識が欲しい私としてはかなり有効なスキルだ。検索なんて便利そうなスキルあると思いませんでした。
「検索で勇者の位置はわかりますか?」
「…全部南の大陸にいますが。数が多いです。」
「多い?」
『はい。勇者の数は57名です。現在検索結果を精査中です。』
「…え?」
意外過ぎた、勇者は少ないと思ったし、国に一人だと思ったから、そんな数が多いとおもわなかった。後、メッチャングから南に下ると、大方南の大陸に行きつく。って事は…。その南に進み海を開拓するのはやばい。最悪漂流して勇者がうろつく危険地帯に行ってしまう。開拓はもうこれで一段落だな。
「後、鉱脈の位置は検索できるか?」
「はい。…これもダメですね、北の山脈中腹に一つだけです。後地下は、人間モンスター共々行けない数万メートル下です。」
は?鉱石がほぼこっちに無いのか…。これはやらかした。そうなると、あの黒曜石の剣も最高ランクの奇跡の剣となる。ナイフでもだ。あと数万キロの地中を掘るとか…無理だろ?しかも地下水脈がその間にある公算が高い。となるときつい。地下開発もこれで終了となる。・・・情報があると世界だドンドン悪い意味で狭くなるぞ…。当然北の山脈は鳥海さんの領域だ。手は出せない。理論上可能なのは鉱床を作るという手だ。交渉必要分量まで魔力を使い、作れば金属鉱脈も作れるが、今度はそこまでしてほしいのかって事だ。
「石炭もか?」
「石炭もです、あれはさらに悪く、北の山脈のさらに地下数万メートルです。」
「ダメだこりゃ。」
二人は地面に突っ伏した。当たり前だ、文明開化が裸足で逃げたぞ、今。木炭をはやらせたら最後、この辺は燃料不足で死ぬぞ。俗にいう”化学が魔法を上回る”ことはこれでここでは不可能となった。根本となる燃料が無いのだ。できるわけがない。熱帯なら石油も期待できるが。あったとして石炭みたいな高火力とはならない。となると、魔法による工業しかなくなる。なので、魔法は必須となる。気が付けば。となると、次に欲しいのは。
「イ草、又はイグサの代わりになるイネ科の草は?」
「…稲がマルワール東、沼地に存在します。イネ科があっているかわかりませんが…。」
「よじ!そこを領域にせよ!米だ!米!楽園にもコメがあるが・・・天然のコメが喰いたい!」
日本人は米である。うるち米もいいし、酒用のコメも欲しい。もち米も欲しい。そして”藁が欲しい。燃料として乾燥させれば有能だ。そして何よりこれで…。
「畳が作れる!」
なんか、建築で好物って感じより…農業にシフトした気がするが、気のせいだ、気のせい…。
『で、これを?』
「ああ、当然送る。がその前にモアレ、ジャン、ポアンを連れて来てくれ、寝てみてもらって。」
『了解しました。』
和風建築へ、これで一歩近づいたが…問題がある。一応偵察隊には無理を言っているが…。現在平原が、南半球なら、水場そばを探せば見つかるかもしれない植物を探索している。
「そして…やっとあれも完成に近い。」
「ホッホッホ…いや使うのはゴーレムだけにしてください。本気で。あれを前に人間になりたくないのでな。」
そうオウルが指差すのは完成した”たい肥”であり、そして、弱酸化にさせる”貝の粉”である。どうも土魔法をダンジョンが覚えている影響で土の成分検査ができるようでペーハー値を測定してそして完成したのが…もう一つの作品”草原フィールド”だ一応スタートきっととしてトラップとして草2つと木一つを登録。足りない場合は別の物を登録してもらう。今回のギミックはオブジェ可能な木を引っこ抜いて、乾燥させて作った”オブジェウッド”だ。これにより木の迷宮が可能となり、切れる木、切れない木が混ざるようになった。これが結構大きい。満足の行くできである。ついにでこの土はかなりふかふかで、設定でトラップ停止を命じると農地に早変わり、今は試験用に石で作った農具セットで畦を作り、ダンジョンでの生育テイストを行っている。が、問題と言えば外はもう秋であり、農業の季節が終わり、普通の動物も取れるので、その死骸をサンプルに集めさせているが…。
「フィールドの維持費は?」
『2200DPですね。普通の石づくりが4400DPと考えると、かなり格安かと。但し…かなり狭いので、同じ広さだと…4倍の8800です。』
「それは構わない。最悪はトラップ、土の維持を止めればいいが、その時は当然。」
『はい、普通のパネルと変わりません。復旧ペースを下げれば維持費は通常と変わらなくなります。』
「いい感じだ。これで出荷できるな。」
これで農地、そしてフィールド型が量産可能となる。ただし今回売却するスペースは最小の”10㎡”となる。そして価格も2万DPと低めだ。がこれは計算した。考え方として二つあり、フィールド型は当然マップいっぱいに広げてこそ価値がある。これがあれば、草をはむので、当然ダンジョン内で草食動物を飼う事ができる。そして、土の関係で足を痛めない。これが重要でダンジョンをフィールドを交互にすることにより、自然に檻と一緒の感覚に動物たちにはなってもらう。そうすることでダンジョン内に脱走しない放牧檻を完成できる。当然放牧となれば内部動物の生育も発達し、レベルも上がる。防衛にもなる。一挙両得のシフトでである。そして何より、引き締まった肉はうまい。ダンジョンのメイズと交互にすればかなりいい感じになるだろう。で、もう一つは農地としての考え方だ。そうなると少数でいいし、端っこに一枚あればいい。となると、多くはいらないがそうなると、前みたいに300mを使った巨大建築では用を果たさない。なので、この小パネル販売である。ついでに…最大パネルだと90倍となり・・・100万越えるのは秘密だ。
「まずはこれをルーム登録してほしい。後サルーンもだ。」
『は!しておきます。』
「で、売却前に顧客に販売に向かうダンジョンバトルでまずは鳥海さんに完成を連絡。5分後に楽園に連絡してくれ、報告が来てからルーム販売を準備する。」
『意味は?』
「顧客優先度をタイムスタンプで表示するんだ。これも営業テクニックだ。せこいけどな。」
『了解。あと、ミラージェ様が復帰しました。』
よたよたした足で歩いてくる子犬はかわいい。
「おはよう。すっきりはするけど…。覚醒って感じより、よく寝たって感じよ。難しいわね。」
「構わない。でどうなった?」
「ランダムのほうのスキャニングも済ませたわ。あっちは”集中”と”分割”で特性が”検索”と”夜目”。」
「なんかオルトロスじゃない感じですね。」
「夜襲が可能で。昼だらだらする。夜勤みたい。私の希望としては、ぽかぽか陽気で昼寝するのが好きだったみたい。だから、昼に寝る夜行性のスタイルが特性となったみたい。」
確かに私も建築が忙しすぎる時は、屋根に上って寝てましたもんね。そうだ。
「レンガがあるなら瓦もできるはず。耐久度もあるので.」
…土変化で粘土を作り、そして練って、そして、それをゆっくり乾燥…できた。魔法があると瓦も即席か…。これを登録すればいいな。こいつの量産は骨が折れるな…。DP生産にしよう。したい人がいたら技法も教えればいいが…瓦いいな…。雨を防ぐ撥水になる。まあこっちは雨も降るし、時々雨の鑑賞を行う程度には雨も降る。なので、これはこれで欲しい。
「ふむ、いい出来ね、ウォルター。」
「ありがたき幸せ。」
『マスター。なんなんです?』
流石にこれは理解できなかったよだ。
「いや、単にジョークだ。が検索か。」
「検索はある物を探索するスキルです。それに関する情報を得る事が出来ます。コアにある場合はコアがその機能を持ち、人間の場合は認識範囲内で答えます。通称〇ーグルさんと言います。」
危ない!が…。知識が欲しい私としてはかなり有効なスキルだ。検索なんて便利そうなスキルあると思いませんでした。
「検索で勇者の位置はわかりますか?」
「…全部南の大陸にいますが。数が多いです。」
「多い?」
『はい。勇者の数は57名です。現在検索結果を精査中です。』
「…え?」
意外過ぎた、勇者は少ないと思ったし、国に一人だと思ったから、そんな数が多いとおもわなかった。後、メッチャングから南に下ると、大方南の大陸に行きつく。って事は…。その南に進み海を開拓するのはやばい。最悪漂流して勇者がうろつく危険地帯に行ってしまう。開拓はもうこれで一段落だな。
「後、鉱脈の位置は検索できるか?」
「はい。…これもダメですね、北の山脈中腹に一つだけです。後地下は、人間モンスター共々行けない数万メートル下です。」
は?鉱石がほぼこっちに無いのか…。これはやらかした。そうなると、あの黒曜石の剣も最高ランクの奇跡の剣となる。ナイフでもだ。あと数万キロの地中を掘るとか…無理だろ?しかも地下水脈がその間にある公算が高い。となるときつい。地下開発もこれで終了となる。・・・情報があると世界だドンドン悪い意味で狭くなるぞ…。当然北の山脈は鳥海さんの領域だ。手は出せない。理論上可能なのは鉱床を作るという手だ。交渉必要分量まで魔力を使い、作れば金属鉱脈も作れるが、今度はそこまでしてほしいのかって事だ。
「石炭もか?」
「石炭もです、あれはさらに悪く、北の山脈のさらに地下数万メートルです。」
「ダメだこりゃ。」
二人は地面に突っ伏した。当たり前だ、文明開化が裸足で逃げたぞ、今。木炭をはやらせたら最後、この辺は燃料不足で死ぬぞ。俗にいう”化学が魔法を上回る”ことはこれでここでは不可能となった。根本となる燃料が無いのだ。できるわけがない。熱帯なら石油も期待できるが。あったとして石炭みたいな高火力とはならない。となると、魔法による工業しかなくなる。なので、魔法は必須となる。気が付けば。となると、次に欲しいのは。
「イ草、又はイグサの代わりになるイネ科の草は?」
「…稲がマルワール東、沼地に存在します。イネ科があっているかわかりませんが…。」
「よじ!そこを領域にせよ!米だ!米!楽園にもコメがあるが・・・天然のコメが喰いたい!」
日本人は米である。うるち米もいいし、酒用のコメも欲しい。もち米も欲しい。そして”藁が欲しい。燃料として乾燥させれば有能だ。そして何よりこれで…。
「畳が作れる!」
なんか、建築で好物って感じより…農業にシフトした気がするが、気のせいだ、気のせい…。
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
アホ王子が王宮の中心で婚約破棄を叫ぶ! ~もう取り消しできませんよ?断罪させて頂きます!!
アキヨシ
ファンタジー
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
すべての真相を知ったと思ったら……えっ、お兄様、なんでそんなに近いかな!?
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。
※小説家になろう・カクヨム様にも投稿しています。
前回は断頭台で首を落とされましたが、今回はお父様と協力して貴方達を断頭台に招待します。
夢見 歩
ファンタジー
長年、義母と義弟に虐げられた末に無実の罪で断頭台に立たされたステラ。
陛下は父親に「同じ子を持つ親としての最後の温情だ」と断頭台の刃を落とす合図を出すように命令を下した。
「お父様!助けてください!
私は決してネヴィルの名に恥じるような事はしておりません!
お父様ッ!!!!!」
ステラが断頭台の上でいくら泣き叫び、手を必死で伸ばしながら助けを求めても父親がステラを見ることは無かった。
ステラは断頭台の窪みに首を押さえつけられ、ステラの父親の上げた手が勢いよく振り下ろされると同時に頭上から鋭い刃によって首がはねられた。
しかし死んだはずのステラが目を開けると十歳まで時間が巻き戻っていて…?
娘と父親による人生のやり直しという名の復讐劇が今ここに始まる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
全力で執筆中です!お気に入り登録して頂けるとやる気に繋がりますのでぜひよろしくお願いします( * ॑꒳ ॑*)
婚約破棄はいいですが、あなた学院に届け出てる仕事と違いませんか?
来住野つかさ
恋愛
侯爵令嬢オリヴィア・マルティネスの現在の状況を端的に表すならば、絶体絶命と言える。何故なら今は王立学院卒業式の記念パーティの真っ最中。華々しいこの催しの中で、婚約者のシェルドン第三王子殿下に婚約破棄と断罪を言い渡されているからだ。
パン屋で働く苦学生・平民のミナを隣において、シェルドン殿下と側近候補達に断罪される段になって、オリヴィアは先手を打つ。「ミナさん、あなた学院に提出している『就業許可申請書』に書いた勤務内容に偽りがありますわよね?」――
よくある婚約破棄ものです。R15は保険です。あからさまな表現はないはずです。
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』にも掲載しています。
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
【完結】彼女以外、みんな思い出す。
❄️冬は つとめて
ファンタジー
R15をつける事にしました。
幼い頃からの婚約者、この国の第二王子に婚約破棄を告げられ。あらぬ冤罪を突きつけられたリフィル。この場所に誰も助けてくれるものはいない。
お飾り公爵夫人の憂鬱
初瀬 叶
恋愛
空は澄み渡った雲1つない快晴。まるで今の私の心のようだわ。空を見上げた私はそう思った。
私の名前はステラ。ステラ・オーネット。夫の名前はディーン・オーネット……いえ、夫だった?と言った方が良いのかしら?だって、その夫だった人はたった今、私の足元に埋葬されようとしているのだから。
やっと!やっと私は自由よ!叫び出したい気分をグッと堪え、私は沈痛な面持ちで、黒い棺を見つめた。
そう自由……自由になるはずだったのに……
※ 中世ヨーロッパ風ですが、私の頭の中の架空の異世界のお話です
※相変わらずのゆるふわ設定です。細かい事は気にしないよ!という読者の方向けかもしれません
※直接的な描写はありませんが、性的な表現が出てくる可能性があります
「お姉様の赤ちゃん、私にちょうだい?」
サイコちゃん
恋愛
実家に妊娠を知らせた途端、妹からお腹の子をくれと言われた。姉であるイヴェットは自分の持ち物や恋人をいつも妹に奪われてきた。しかし赤ん坊をくれというのはあまりに酷過ぎる。そのことを夫に相談すると、彼は「良かったね! 家族ぐるみで育ててもらえるんだね!」と言い放った。妹と両親が異常であることを伝えても、夫は理解を示してくれない。やがて夫婦は離婚してイヴェットはひとり苦境へ立ち向かうことになったが、“医術と魔術の天才”である治療人アランが彼女に味方して――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる