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王族よりめんどい貴族のご乱心
噂で伝わる英雄譚ってあるよね
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ギルド長、ユーナ宅で風呂を借りたあとユーナを含む大地達はギルドに向かった。
余談だが風呂から出た大地にフルネールが『飲みました?』『どれくらい飲みました?』『飲んでない?』『嘘をつかなくても良いんですよ?』『引いたりしませんから言っちゃいなよYOU』などと、脳内が騒がしかったのが辛かった。
ギルド前につくと大きな馬車が目に留まった。それも大きいだけじゃなく装飾がかなり豪華なのだ。
「なんだこりゃ」
「大地さん。これは馬車って言うんですよ?知らないんですか?学がないですね~♪」
「そのくらい知ってるわ!」
その馬車が気になりつつもギルド内に入るとギルド長と誰かが話している。見た感じ若い男の貴族に見えるが……。
「お、ようやく来たか」
ギルド長が大地に気づいて声をかけると、その若い男も大地へと目を向けた。
「ベルヴォルフ殿。彼が?」
「そうだ。ダイチ、城から迎えが来ているぞ」
ギルド長がそう言うということは彼がそのお迎えらしい。お城からのお迎えならそりゃ確かに身なりが良いはずだ。
……表の馬車はそのためか。
「はじめまして。ダイチさん……であってるんだよな?」
近くで見ると良くわかるが……くっそイケメンだ。金色の髪も似合いすぎてるし。そこのエルフより顔が良いって何なんだ?恐るべし城勤め。
「そうだが……あんた誰だ?」
「おっと、これは失礼。俺はクロトだ。城までの案内人ってところだな」
クロトがそう言うとギルドの外へ促すように手の先を差し向けた。
「大通りに馬車を待たせてある。乗ってくれるか?」
急かすように乗せられている感じもするが、ギルド長の知り合いのようだし問題はないだろう。大地たち5人ととクロトの計6名が馬車に乗るとお城に向けて動き出した。
馬車の中は6人いても余裕がある。その中でレヴィアは興味津々のように馬車の中や窓を覗き込んで動いているように見える景色を楽しんでいる。
逆にライズとシャーリーは大分緊張しているようで先程の様子とは一変してガチガチに固まっている。でもそれは無理もないだろう。自分の人生がここでほぼ決まるのだ。死にはしないとは言え今後の自由が制限されるのは辛いだろう。
そしてフルネールはと言うと意外にも大人しくしているのだ。黙って座っているその姿はやはり美しいのだ。特に今この馬車は金髪比率が多いせいかフルネールの輝く銀色の髪が強調されているように目を引いた。
「……?大地さんどうしました?」
ついフルネールへと目をやってしまっていた大地がフルネールにそう聞かれた。用などあるはずもない。何せ普通に見惚れていたのだから。
「いや。何でもないから気にするな」
「そうですか」
フルネールが短くそう言うと大地へ聞く為に傾けた首を戻してまた同じ態勢へと戻る。
何か考え事しているのかもしれないな。
大地がそっとしておく事にきめて手持ちぶさたから視線をさまよわせるとクロトがじっと大地を見ていることに気づいた。
「俺の顔に何かついてるか?」
「ついてないな」
「そうか……あんたも貴族なのに俺達の送迎とは大変だな」
対等な貴族の送迎ならまだしもただの平民……いや、貧民の送り迎えだなんて嫌だろうな。
高飛車で傲慢の態度をとる貴族のイメージを思い浮かべるが、クロトはどうやらそれには当てはまらないようだ。
「貴族か。いや、別にどうってことはないさ。こうして英雄と一緒の馬車に乗るなんて滅多に出来ないからな」
クロトがそんな意味の分からない事をいきなり呟いてきた。
「は?英雄?誰が?」
「ん?ダイチが英雄だとアーデルハイド王女と聖女リリアが言ってたぞ」
あの二人は何でそんな事を吹聴しているのか……。
「俺は英雄なんかじゃないぞ?」
「Sランクモンスターを一人で討伐して二人とも命を助けてもらったと言っているぞ。それに今回の戦争で一人も死人を出さなかった事も伝わってる。それを英雄と言わずしてどうする!?」
クロトが少し興奮した様子を見せる。だが、それらを見て見ぬふりして大地は変な方向に話が発展しそうだとややうんざりし始める。
「それでも俺は英雄とは程遠い。誰かを助けたいなんて思ってないしな」
そういう熱い思いを抱くやつを英雄にしてやってほしいところだ。
「ふむ。それじゃあダイチは何故そんなことをしてきたんだ?全部知らないフリしていてもよかったんじゃないか?」
「あまり深く考えてないんだ。どれもこれも成り行きって奴だ。知って何とか出来そうだったからなんとかした。それだけなんだよ」
大地としてはあまり興味がそそられない話題のせいか少し無感情で答えているのだが、クロトは何かが楽しいのか顔に『興味津々』といった文字が書かれてそうな程食いつきがいい。
「へぇ。成り行きで。それでもSランクモンスターに立ち向かったんだろ?怖くはなかったのか?」
【女神との契約】の力でゲーム感覚だったからか最初の戦闘で怖いとは思わなかったんだよな。
「いや、倒せると思ったからな」
「ほぉ~。凄いな。いや、だが……そうか。話に伝わる英雄たちも恐れず立ち向かう勇気を持っていたとある。それならダイチの話も頷けるな」
ん~?何か変な方向に思考動かしてないか?
「貴重な話をありがとう。楽しかったよ」
笑みを見せながら言うクロトだが、彼を気にかける女性がこの場にいたらはしゃいだかもしれないな。今は残念ながら緊張している美女と考える美女と景色に夢中な美少女しかいない。
「さて、もうすぐ城につく頃合いだ」
「もうつくのか。連れてきてくれてありがとな」
ダイチがお礼を言ったところで終点らしく馬車は動きを止めた。そして、4人が馬車から降りていき最後に大地が降りた。
「また会えるのを楽しみにしておくよ。ダイチの要望が通ることを祈りながらね」
クロトの口ぶりから大地が何か王様に言うつもりなのがわかっているのだろうか。振り替えって問いただそうとするが馬車はすでに動き出していてそれは叶わなかった。
余談だが風呂から出た大地にフルネールが『飲みました?』『どれくらい飲みました?』『飲んでない?』『嘘をつかなくても良いんですよ?』『引いたりしませんから言っちゃいなよYOU』などと、脳内が騒がしかったのが辛かった。
ギルド前につくと大きな馬車が目に留まった。それも大きいだけじゃなく装飾がかなり豪華なのだ。
「なんだこりゃ」
「大地さん。これは馬車って言うんですよ?知らないんですか?学がないですね~♪」
「そのくらい知ってるわ!」
その馬車が気になりつつもギルド内に入るとギルド長と誰かが話している。見た感じ若い男の貴族に見えるが……。
「お、ようやく来たか」
ギルド長が大地に気づいて声をかけると、その若い男も大地へと目を向けた。
「ベルヴォルフ殿。彼が?」
「そうだ。ダイチ、城から迎えが来ているぞ」
ギルド長がそう言うということは彼がそのお迎えらしい。お城からのお迎えならそりゃ確かに身なりが良いはずだ。
……表の馬車はそのためか。
「はじめまして。ダイチさん……であってるんだよな?」
近くで見ると良くわかるが……くっそイケメンだ。金色の髪も似合いすぎてるし。そこのエルフより顔が良いって何なんだ?恐るべし城勤め。
「そうだが……あんた誰だ?」
「おっと、これは失礼。俺はクロトだ。城までの案内人ってところだな」
クロトがそう言うとギルドの外へ促すように手の先を差し向けた。
「大通りに馬車を待たせてある。乗ってくれるか?」
急かすように乗せられている感じもするが、ギルド長の知り合いのようだし問題はないだろう。大地たち5人ととクロトの計6名が馬車に乗るとお城に向けて動き出した。
馬車の中は6人いても余裕がある。その中でレヴィアは興味津々のように馬車の中や窓を覗き込んで動いているように見える景色を楽しんでいる。
逆にライズとシャーリーは大分緊張しているようで先程の様子とは一変してガチガチに固まっている。でもそれは無理もないだろう。自分の人生がここでほぼ決まるのだ。死にはしないとは言え今後の自由が制限されるのは辛いだろう。
そしてフルネールはと言うと意外にも大人しくしているのだ。黙って座っているその姿はやはり美しいのだ。特に今この馬車は金髪比率が多いせいかフルネールの輝く銀色の髪が強調されているように目を引いた。
「……?大地さんどうしました?」
ついフルネールへと目をやってしまっていた大地がフルネールにそう聞かれた。用などあるはずもない。何せ普通に見惚れていたのだから。
「いや。何でもないから気にするな」
「そうですか」
フルネールが短くそう言うと大地へ聞く為に傾けた首を戻してまた同じ態勢へと戻る。
何か考え事しているのかもしれないな。
大地がそっとしておく事にきめて手持ちぶさたから視線をさまよわせるとクロトがじっと大地を見ていることに気づいた。
「俺の顔に何かついてるか?」
「ついてないな」
「そうか……あんたも貴族なのに俺達の送迎とは大変だな」
対等な貴族の送迎ならまだしもただの平民……いや、貧民の送り迎えだなんて嫌だろうな。
高飛車で傲慢の態度をとる貴族のイメージを思い浮かべるが、クロトはどうやらそれには当てはまらないようだ。
「貴族か。いや、別にどうってことはないさ。こうして英雄と一緒の馬車に乗るなんて滅多に出来ないからな」
クロトがそんな意味の分からない事をいきなり呟いてきた。
「は?英雄?誰が?」
「ん?ダイチが英雄だとアーデルハイド王女と聖女リリアが言ってたぞ」
あの二人は何でそんな事を吹聴しているのか……。
「俺は英雄なんかじゃないぞ?」
「Sランクモンスターを一人で討伐して二人とも命を助けてもらったと言っているぞ。それに今回の戦争で一人も死人を出さなかった事も伝わってる。それを英雄と言わずしてどうする!?」
クロトが少し興奮した様子を見せる。だが、それらを見て見ぬふりして大地は変な方向に話が発展しそうだとややうんざりし始める。
「それでも俺は英雄とは程遠い。誰かを助けたいなんて思ってないしな」
そういう熱い思いを抱くやつを英雄にしてやってほしいところだ。
「ふむ。それじゃあダイチは何故そんなことをしてきたんだ?全部知らないフリしていてもよかったんじゃないか?」
「あまり深く考えてないんだ。どれもこれも成り行きって奴だ。知って何とか出来そうだったからなんとかした。それだけなんだよ」
大地としてはあまり興味がそそられない話題のせいか少し無感情で答えているのだが、クロトは何かが楽しいのか顔に『興味津々』といった文字が書かれてそうな程食いつきがいい。
「へぇ。成り行きで。それでもSランクモンスターに立ち向かったんだろ?怖くはなかったのか?」
【女神との契約】の力でゲーム感覚だったからか最初の戦闘で怖いとは思わなかったんだよな。
「いや、倒せると思ったからな」
「ほぉ~。凄いな。いや、だが……そうか。話に伝わる英雄たちも恐れず立ち向かう勇気を持っていたとある。それならダイチの話も頷けるな」
ん~?何か変な方向に思考動かしてないか?
「貴重な話をありがとう。楽しかったよ」
笑みを見せながら言うクロトだが、彼を気にかける女性がこの場にいたらはしゃいだかもしれないな。今は残念ながら緊張している美女と考える美女と景色に夢中な美少女しかいない。
「さて、もうすぐ城につく頃合いだ」
「もうつくのか。連れてきてくれてありがとな」
ダイチがお礼を言ったところで終点らしく馬車は動きを止めた。そして、4人が馬車から降りていき最後に大地が降りた。
「また会えるのを楽しみにしておくよ。ダイチの要望が通ることを祈りながらね」
クロトの口ぶりから大地が何か王様に言うつもりなのがわかっているのだろうか。振り替えって問いただそうとするが馬車はすでに動き出していてそれは叶わなかった。
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