94 / 281
異世界無双!1000対俺
敵を知らないと絶望する事って出来ないよね
しおりを挟む
ホワイトキングダムの東、山を越えて平原を越えて尚、遠い場所に一つの国がある。
その名はセインダール。ホワイトキングダムを狙う国の一つだ。
ホワイトキングダム内に潜伏している仲間から通信魔法で連絡があった。その内容が戦争が二つ同時に始まったらしい。という事だ。それを知ったセインダールは手練れを集め転送魔法で送りつけたのだ。
「手薄になった国なら上手くすればあっさりと落とせるはずた」
この軍勢の指揮をする一番偉いおっさん……ゲルゴスが声を張り上げながら言う。
「特にお前ら二人には期待しているぞ?」
この軍の中にはもちろん有志で集まる手練れもいるがそれらより遥かに強い二人がいる。人…ではあるが人間ではない。亜人だ。
その種族は魔法を得意としている。特に自然を利用したま魔法なら右に出るものはほぼいないだろう。耳が長くあるのも特徴だが、それ以上に美男美女しか居ないと言っても過言ではないのも特筆するべき点か。その種族の名はエルフ。
簡素な作りの衣服を来た二人のエルフだ。男の方は長ズボンを履いているからいいが、女の方は丈が少し長いシャツを紐で腰の当たりを縛るだけと言うものだ。そんな二人のエルフにゲルゴスが言う。
「王の命令だからな。死ぬために戦えよ?」
奴隷の呪い。二人の主人たる王からの命令は既に下されていた。奴隷は主人から受けるその呪いの言葉に背くことは決して出来ない。だからこそこの戦争でも戦わなければいけないのだ。ただ、目の前のおっさんにそれを言われたところで「はい」なんていう必要が無く、エルフはゲルゴスから顔を背けるのだ。
「ふん。まあいい。全員整列しろ!」
ゲルゴスの号令により侵攻の準備が開始される。兵を並ばせるのは攻め落とす為の準備だ。
「兄さん……どうにかして呪いを解く方法は無いかしら……」
エルフの妹であるシャーリー・エル・フォルンは自身の胸元を服の上から触って嘆くように言う。
「……ホワイトキングダムにいる聖女様なら或いは……と思ったが出会えなければそれも叶わない。シャーリーすまない」
あの日、セインダールに森を焼かれエルフの兄妹は捕らえられた。
王に奴隷の呪いを掛けられるが最初は抵抗していた。奴隷の呪いをかける条件は三つある。
相手より相当強くあれば強制的に掛けることができる。
相手の強さに関係なく心を折れば掛けることができる。
相手が条件を提示して受け入れれば掛けることができる。
二人の強さから王では強制的に掛けることはできない。だから、業を煮やした王がシャーリーの心を折るためにその体に癒えない傷をつけようとした。
それを止めるために兄であるライズ・エル・フォルンは奴隷の呪いを受ける代わりにシャーリーに手出しをしないよう条件を求めた。
奴隷の呪いを受けいれる時に加えられる条件。もし、奴隷の呪いを施した側が決めた条件を破ればそれ相応のペナルティは発生する。
エルフに手を出す事が出来ないのは王としてちと惜しくもあるが、それ以上にこのエルフ達を手駒に加えられるならそれで十分だった。
そしてライズは奴隷に身を堕とすのだ。そして、シャーリーも条件……『戦死以外で自分たちを殺すな』という条件により同じくして奴隷となった。
こうしてセインダールの王は二人のSランクと同等以上の戦力であるエルフ二人を支配下に置いたのだ。
奴隷になれば逃げることは不可能だ。唯一希望があるのは聖女なら解けるということ。だか、その聖女に会う前に戦場に連れてこられてしまった。
だから二人はこの戦争に勝って生き残り聖女に会わなければいけない。
「ゲルゴス様。相手の戦力が把握出来ました!」
若い兵士が遠距離索敵魔法により砦付近にいる大地達を確認したのだ。
「敵は4名であります」
「4名?やはり戦力はもう残っていないんだな。これなら楽勝だろう」
「それが内2名は鬼神のベルヴォルフと鮮血のユーナです」
二人の異名はリリアと同じく広い世界に知れ渡っている。だが、ホワイトキングダムにいる以上、基本的に彼らに手を出す事はまず不可能だが……逆に相手をするとなるとそれはそれで無理難題なのだ。Sランク換算で言えばベルヴォルフはSランク3人分、ユーナは4人分と言えよう。
「くぅ。だが、我らの中にもSランクのハンターも混じっている!奴らを落とせないわけがない!」
だが、その声の大きさからエルフ兄妹はしっかりとわかってしまった。ホワイトキングダムはこちらを殲滅する気なのだと。過去に1度だけ見たことがある。例の二人が戦場に出た時の事を長命故に覚えている。二人はその戦争にかかわったわけではないがとある森に居た時に近くで戦争が起こった。二人は巻き込まれない様にその森の高い木の上から様子を見ていたのだ。
2人対大勢。2人に対して数えるのすら馬鹿らしくなる数である。結果は惨敗。大勢いた人間が一人も動いておらず息をしている者が居なかった。
恐ろしい程の戦いだった。
ベルヴォルフは魔力をそのまま物理に変え爪様なもので大きな傷跡を地面につけるほどだ。
ユーナについては魔力で流れた相手の血を操り相手を仕留める武器にする他、高等魔法で広範囲に人を焼いていった。
そんな怪物二名が今同じ戦場にいるのだ。生きて帰れるわけがない。結局『王』の命令通りに死ぬこととなるだろう。
「それで後の二名はなんだ?」
「情報がなくわかりません。一人は男で水ぼらしい恰好したおっさんです。もう一人はだいぶ幼い女の子の様ですが……」
「ふむ。まぁ、どちらにおいても鬼神と鮮血以上ではないだろう。ついでに殺すくらいで考えておこう」
ゲルゴスがそう言うと兵士は「はっ」と短い返事をしてから持ち場へと戻っていく。その直後、別の監視兵が駆け付けてきた。
「ゲルゴス様。男が一名こちらにゆっくりと歩いてきます!」
先ほどの水ぼらしい恰好をしたおっさんだろうと直ぐにあたりをつけると、ゲルゴスは不敵な笑みを浮かべる。
「くく、バカが。一人で我らに向かってくるとは。よかろう、こちらも全軍突撃するぞ!」
2度目の号令で軍全体が動き始める。
だがその前に二人のエルフは遠距離索敵魔法によって近寄ってくる男を確認した。
生きて勝つ為には誰であれ戦う相手の存在を知らなければならないからだ。
「シャーリー……」
「兄さん……」
その結果、二人は自分の死期をさとる。
二人の目にはその男が死神にしか見えなかったのだ。
その名はセインダール。ホワイトキングダムを狙う国の一つだ。
ホワイトキングダム内に潜伏している仲間から通信魔法で連絡があった。その内容が戦争が二つ同時に始まったらしい。という事だ。それを知ったセインダールは手練れを集め転送魔法で送りつけたのだ。
「手薄になった国なら上手くすればあっさりと落とせるはずた」
この軍勢の指揮をする一番偉いおっさん……ゲルゴスが声を張り上げながら言う。
「特にお前ら二人には期待しているぞ?」
この軍の中にはもちろん有志で集まる手練れもいるがそれらより遥かに強い二人がいる。人…ではあるが人間ではない。亜人だ。
その種族は魔法を得意としている。特に自然を利用したま魔法なら右に出るものはほぼいないだろう。耳が長くあるのも特徴だが、それ以上に美男美女しか居ないと言っても過言ではないのも特筆するべき点か。その種族の名はエルフ。
簡素な作りの衣服を来た二人のエルフだ。男の方は長ズボンを履いているからいいが、女の方は丈が少し長いシャツを紐で腰の当たりを縛るだけと言うものだ。そんな二人のエルフにゲルゴスが言う。
「王の命令だからな。死ぬために戦えよ?」
奴隷の呪い。二人の主人たる王からの命令は既に下されていた。奴隷は主人から受けるその呪いの言葉に背くことは決して出来ない。だからこそこの戦争でも戦わなければいけないのだ。ただ、目の前のおっさんにそれを言われたところで「はい」なんていう必要が無く、エルフはゲルゴスから顔を背けるのだ。
「ふん。まあいい。全員整列しろ!」
ゲルゴスの号令により侵攻の準備が開始される。兵を並ばせるのは攻め落とす為の準備だ。
「兄さん……どうにかして呪いを解く方法は無いかしら……」
エルフの妹であるシャーリー・エル・フォルンは自身の胸元を服の上から触って嘆くように言う。
「……ホワイトキングダムにいる聖女様なら或いは……と思ったが出会えなければそれも叶わない。シャーリーすまない」
あの日、セインダールに森を焼かれエルフの兄妹は捕らえられた。
王に奴隷の呪いを掛けられるが最初は抵抗していた。奴隷の呪いをかける条件は三つある。
相手より相当強くあれば強制的に掛けることができる。
相手の強さに関係なく心を折れば掛けることができる。
相手が条件を提示して受け入れれば掛けることができる。
二人の強さから王では強制的に掛けることはできない。だから、業を煮やした王がシャーリーの心を折るためにその体に癒えない傷をつけようとした。
それを止めるために兄であるライズ・エル・フォルンは奴隷の呪いを受ける代わりにシャーリーに手出しをしないよう条件を求めた。
奴隷の呪いを受けいれる時に加えられる条件。もし、奴隷の呪いを施した側が決めた条件を破ればそれ相応のペナルティは発生する。
エルフに手を出す事が出来ないのは王としてちと惜しくもあるが、それ以上にこのエルフ達を手駒に加えられるならそれで十分だった。
そしてライズは奴隷に身を堕とすのだ。そして、シャーリーも条件……『戦死以外で自分たちを殺すな』という条件により同じくして奴隷となった。
こうしてセインダールの王は二人のSランクと同等以上の戦力であるエルフ二人を支配下に置いたのだ。
奴隷になれば逃げることは不可能だ。唯一希望があるのは聖女なら解けるということ。だか、その聖女に会う前に戦場に連れてこられてしまった。
だから二人はこの戦争に勝って生き残り聖女に会わなければいけない。
「ゲルゴス様。相手の戦力が把握出来ました!」
若い兵士が遠距離索敵魔法により砦付近にいる大地達を確認したのだ。
「敵は4名であります」
「4名?やはり戦力はもう残っていないんだな。これなら楽勝だろう」
「それが内2名は鬼神のベルヴォルフと鮮血のユーナです」
二人の異名はリリアと同じく広い世界に知れ渡っている。だが、ホワイトキングダムにいる以上、基本的に彼らに手を出す事はまず不可能だが……逆に相手をするとなるとそれはそれで無理難題なのだ。Sランク換算で言えばベルヴォルフはSランク3人分、ユーナは4人分と言えよう。
「くぅ。だが、我らの中にもSランクのハンターも混じっている!奴らを落とせないわけがない!」
だが、その声の大きさからエルフ兄妹はしっかりとわかってしまった。ホワイトキングダムはこちらを殲滅する気なのだと。過去に1度だけ見たことがある。例の二人が戦場に出た時の事を長命故に覚えている。二人はその戦争にかかわったわけではないがとある森に居た時に近くで戦争が起こった。二人は巻き込まれない様にその森の高い木の上から様子を見ていたのだ。
2人対大勢。2人に対して数えるのすら馬鹿らしくなる数である。結果は惨敗。大勢いた人間が一人も動いておらず息をしている者が居なかった。
恐ろしい程の戦いだった。
ベルヴォルフは魔力をそのまま物理に変え爪様なもので大きな傷跡を地面につけるほどだ。
ユーナについては魔力で流れた相手の血を操り相手を仕留める武器にする他、高等魔法で広範囲に人を焼いていった。
そんな怪物二名が今同じ戦場にいるのだ。生きて帰れるわけがない。結局『王』の命令通りに死ぬこととなるだろう。
「それで後の二名はなんだ?」
「情報がなくわかりません。一人は男で水ぼらしい恰好したおっさんです。もう一人はだいぶ幼い女の子の様ですが……」
「ふむ。まぁ、どちらにおいても鬼神と鮮血以上ではないだろう。ついでに殺すくらいで考えておこう」
ゲルゴスがそう言うと兵士は「はっ」と短い返事をしてから持ち場へと戻っていく。その直後、別の監視兵が駆け付けてきた。
「ゲルゴス様。男が一名こちらにゆっくりと歩いてきます!」
先ほどの水ぼらしい恰好をしたおっさんだろうと直ぐにあたりをつけると、ゲルゴスは不敵な笑みを浮かべる。
「くく、バカが。一人で我らに向かってくるとは。よかろう、こちらも全軍突撃するぞ!」
2度目の号令で軍全体が動き始める。
だがその前に二人のエルフは遠距離索敵魔法によって近寄ってくる男を確認した。
生きて勝つ為には誰であれ戦う相手の存在を知らなければならないからだ。
「シャーリー……」
「兄さん……」
その結果、二人は自分の死期をさとる。
二人の目にはその男が死神にしか見えなかったのだ。
0
お気に入りに追加
153
あなたにおすすめの小説
この称号、削除しますよ!?いいですね!!
布浦 りぃん
ファンタジー
元財閥の一人娘だった神無月 英(あずさ)。今は、親戚からも疎まれ孤独な企業研究員・27歳だ。
ある日、帰宅途中に聖女召喚に巻き込まれて異世界へ。人間不信と警戒心から、さっさとその場から逃走。実は、彼女も聖女だった!なんてことはなく、称号の部分に記されていたのは、この世界では異端の『森羅万象の魔女(チート)』―――なんて、よくある異世界巻き込まれ奇譚。
注意:悪役令嬢もダンジョンも冒険者ギルド登録も出てきません!その上、60話くらいまで戦闘シーンはほとんどありません!
*不定期更新。話数が進むたびに、文字数激増中。
*R15指定は、戦闘・暴力シーン有ゆえの保険に。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
王命を忘れた恋
須木 水夏
恋愛
『君はあの子よりも強いから』
そう言って貴方は私を見ることなく、この関係性を終わらせた。
強くいなければ、貴方のそばにいれなかったのに?貴方のそばにいる為に強くいたのに?
そんな痛む心を隠し。ユリアーナはただ静かに微笑むと、承知を告げた。
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉
Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」
華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。
彼女の名はサブリーナ。
エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。
そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。
然もである。
公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。
一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。
趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。
そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。
「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。
ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。
拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる