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1章 いざ、異世界生活
1 異世界移転
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つい最近、家族が死に、友人に裏切られ、親族からは家族が遺した莫大な遺産を狙われ、天涯孤独となったという絶望を味わい心身ともに疲れ切っている少女がとある森林の奥地にある崖の上にいた。腰まである黒髪に亡くなった姉が好みで入れさせられた桃色のインナカラー、陽の光が当たると痛む白い肌を隠すように露出が少ない黒いロングワンピースに黒い日傘を差した10代後半ぐらいの少女・桜田小町である。
平日の真昼間であるが本来高校生である彼女に対して誰かしら学校に行かず、のんびりしている彼女を注意してくれる人は現地ではいなかった。そもそも人気のないところのため当たり前である。友人に裏切られた場所に行きたいと思えず、その怒りのまま感情的に高校を中退してしまった。
実家のローンはすでに払い済みだったので生命保険や家族が乗っていた大きめの車を売った資金でかなりの額が入ってきた。実家自体も一人で住むには大きすぎる為、売ってしまおうかと考えたが16年もいた家だ。そんな簡単に売れずそのままになっている。
お金はあるがそれもいつかは必ず尽きる。そのために就職活動をすべきなのだが、すべてを裏切られた今になって生きるつもりはない。信頼できるひともいない、相談できる人もいない、本当の孤独。生きている意味はあるのだろうか。家族も死んだ。自分も家族とともにあの世に行きたかった。なんで自分を置いて行ったのだと恨んだ。お葬式の日、泣いて泣いて、疲れるぐらい大声で泣いて、そのまま気絶するように寝てしまった。
「…おとうさん、おかあさん、おねえちゃん。わたしも行く。そっち…。」
泣きつかれたのにまた泣いて喉が枯れた。
ふわっと浮遊感を感じた。思い浮かべるのは家族のこと。だいぶ昔に亡くなった父、父が亡くなり朝昼晩と休む暇もなく子供二人を養うために働き愛情いっぱいに育ててくれた母、ミリタリーオタクであった美容系の大手会社に勤めていてちょっと年の離れた優しい姉。父のことは正直あまり記憶にないが、かすかに残る記憶に姉と一緒に父の肩や足をマッサージしてたもの。確か姉はエステティシャンを目指していてそのマッサージの練習だった筈だ。
懐かしい記憶に自分はまた涙を流した。
🌸🌸🌸🌸🌸
「ここは…どこ?」目が覚めたら知らない森がいた。自分は全てのことに絶望して自らの命を絶ったのになぜここにいるのだろう。近くにあった日傘は目も当てれないほど無残に壊れていた。あの日傘…5000円だったんだけどなぁ…。
「おや。こちらにいたのね。こっちにいらっしゃい。」
「!?」
視界が暗転。気が付くと白い空間にいた。どうしてここにいるのだろうかと少し歩いていると、畳と炬燵、そして蜜柑や猫がいた。なぜこの空間に全く合わないモノがここにあるのだろうか。いや、本当になんだここはと頭を抱えそうになる。
すると後ろから女性の透き通るような声で思考が現実に引き戻された。声の方法をみれば白髪赤目の20代前半か半ばくらいの美女の姿があった。彼女の服装は蝶と桜の黒と桃色の着物であった。小町の横を通り過ぎ、彼女は炬燵の中へ入りこちらを手招きした。小町はそれに答えるように正面に向かうように炬燵に入った。
「あなたは異世界の女神…でしょうか。」確信に近い声色で彼女に問う。死んだと思ったら知らない土地、そしてこの白い空間に神々しい雰囲気纏う絶世の美女、これはよくあるラノベの展開に似ている。彼女は小町の問いに頷く。
「左様。妾の名は日本名でお月という。この世界、ヴァルキリーという…そなたからしたら異世界であろうか?そのたの世界におる天照大御神という大神に頼んでそなたをこちらに移転させた。よくラノベである魔王倒せとかそういう理由で呼んだのではないのだが、完全に妾の私情だ。」
「…私情ですか?」
お月と名乗る女神は表情一つ動かすことなく小町を異世界に呼んだ理由を淡々と述べた。
「妾が管理している世界には魔力というものがあるのだが、戦争により魔力を湧かす地脈が枯渇してしまってな。そなたの世界にも魔力や地脈があるのだがそれが豊富にあるため、そなたをこちらに移転させ、こちらとそちらの世界で行き来してくれれば供給ができる。故にそなたを呼んだ。」そう女神はお茶を飲みながら優しい視線を向けた。淡々と話し、眉も表情も動かさない女神は視線だけは優しかった。
まあ元々こっちの世界は魔法を使わないため逆に膨大な魔力が蓄えられ、いつしか暴走して大地を揺らし波の怒りがよし寄せ、世界が破滅に向かうところだったという。ならばそれを先に言えと呆れてしまう。わざわざ遠回しに言うことでない内容だ。
「もちろん、そなたにはチートというものを授ける。その内容はそちらの世界でも使えるように話し合ったものであるが使い時や人目に触れてはならぬぞ。」
ヴァルキリーという異世界は魔法と剣の世界らしい。魔族、魔王はいるがそもそも神が住まう神界、人間が住まう人間界、魔族が住まう魔界と別れており纏めて第三世界というらしい。第三世界は不可侵条約を結んでおり、神と人間は信仰するされる関係であるが魔族は一切の関与はないという。
女神が提示した能力は「世界渡り」「創造」「アイテムボックス」という3つのチート能力。言語に関してはどこでも通じるようにしてくれるらしい。更に世界で旅をするために必要な食糧や道具、貴重品をアイテムボックスにいれといてくれたというのだ。
しかし小町はまだうんともすんとも言ってないがそれでも話は進んでいく。
死んだと思った神の身勝手な行動で意味の分からない世界に連れてこられ、魔力の供給のために世界の行き来、自分はただ家族に会いたかっただけだったのに。その気持ちを読み取ったのか、女神は小町の横に移動し彼女の頭を撫でた。女神の瞳は悲しそうだった。まるで自分の子供を見るような、優しい瞳。あれだけ泣いたのにまた涙が出てきてしまう。
「…そなたにしか出来ぬのだ。死なせてやれずすまないが、自害となるともう2度と家族には会えぬ。」
女神は自害は重罪だと言う。
なによりもなにがあっても自害はするなと言った。
「それに、生きていればそなたを裏切った者どもに復讐の機会だってある。あやつらより、幸せになれ。そなたは誰よりも、何よりも大切な娘ぞ。大丈夫、そなたを死ぬまで大切にしてくれる奴が必ず現れる。それまでしばし待て。」女神は苦しそうな声で「すまない」と呟いた。
🌸🌸🌸🌸🌸
女神はとても優しい神であった。彼女は小町が泣き止むまでずっと待っていてくれた。たくさん泣いた後神々の願いを承諾したのだった。
「ふむ…そなたは昔から陽の光が苦手であったな。この和傘を使うといい、これで敵を殴れば肋骨の2本や3本は確実に折れるぞ。よいか、 変な男がいたらこれで男袋を殴るとよいぞ。」と、女神は小町に黒ベースの月と桜の模様が入っている和傘を手渡した。見た目も持っていても普通の和傘だが、最後の言葉は聞かなかったことにした。
とりあえず異世界は小町が想像しているように冒険者ギルドだとか魔物だとか色々あるみたいで、職業冒険者でも問題なく生活はできそうだ。ただ小町はそもそも戦えない。定番は冒険者になって魔物を倒してなり上がる系だが、どうも自信がない。異世界に行ってすぐ死ぬなんて意味がないのだ。
「…ふむ。別に魔法と剣がある。冒険者ギルドがあるかといってその道でしかないとは言えぬ。回復ポーションを作る薬師でもいいし、得意分野を売る商人でも色々な選択肢がある。何がしたいか、とりあえず実家に帰り考えるといい。妾はそなたをいつでも見守っている。」
女神は「さあ…そろそろ時間だ。…いってらっしゃい、小町。」といい、小町を黒い空間の落とし穴に突き落とした。いやいやいや、あれだけ優しい言葉を吐きながらその仕打ちは何ということだ!
心の中で絶叫しながら小町を意識を沈めたのだった。
平日の真昼間であるが本来高校生である彼女に対して誰かしら学校に行かず、のんびりしている彼女を注意してくれる人は現地ではいなかった。そもそも人気のないところのため当たり前である。友人に裏切られた場所に行きたいと思えず、その怒りのまま感情的に高校を中退してしまった。
実家のローンはすでに払い済みだったので生命保険や家族が乗っていた大きめの車を売った資金でかなりの額が入ってきた。実家自体も一人で住むには大きすぎる為、売ってしまおうかと考えたが16年もいた家だ。そんな簡単に売れずそのままになっている。
お金はあるがそれもいつかは必ず尽きる。そのために就職活動をすべきなのだが、すべてを裏切られた今になって生きるつもりはない。信頼できるひともいない、相談できる人もいない、本当の孤独。生きている意味はあるのだろうか。家族も死んだ。自分も家族とともにあの世に行きたかった。なんで自分を置いて行ったのだと恨んだ。お葬式の日、泣いて泣いて、疲れるぐらい大声で泣いて、そのまま気絶するように寝てしまった。
「…おとうさん、おかあさん、おねえちゃん。わたしも行く。そっち…。」
泣きつかれたのにまた泣いて喉が枯れた。
ふわっと浮遊感を感じた。思い浮かべるのは家族のこと。だいぶ昔に亡くなった父、父が亡くなり朝昼晩と休む暇もなく子供二人を養うために働き愛情いっぱいに育ててくれた母、ミリタリーオタクであった美容系の大手会社に勤めていてちょっと年の離れた優しい姉。父のことは正直あまり記憶にないが、かすかに残る記憶に姉と一緒に父の肩や足をマッサージしてたもの。確か姉はエステティシャンを目指していてそのマッサージの練習だった筈だ。
懐かしい記憶に自分はまた涙を流した。
🌸🌸🌸🌸🌸
「ここは…どこ?」目が覚めたら知らない森がいた。自分は全てのことに絶望して自らの命を絶ったのになぜここにいるのだろう。近くにあった日傘は目も当てれないほど無残に壊れていた。あの日傘…5000円だったんだけどなぁ…。
「おや。こちらにいたのね。こっちにいらっしゃい。」
「!?」
視界が暗転。気が付くと白い空間にいた。どうしてここにいるのだろうかと少し歩いていると、畳と炬燵、そして蜜柑や猫がいた。なぜこの空間に全く合わないモノがここにあるのだろうか。いや、本当になんだここはと頭を抱えそうになる。
すると後ろから女性の透き通るような声で思考が現実に引き戻された。声の方法をみれば白髪赤目の20代前半か半ばくらいの美女の姿があった。彼女の服装は蝶と桜の黒と桃色の着物であった。小町の横を通り過ぎ、彼女は炬燵の中へ入りこちらを手招きした。小町はそれに答えるように正面に向かうように炬燵に入った。
「あなたは異世界の女神…でしょうか。」確信に近い声色で彼女に問う。死んだと思ったら知らない土地、そしてこの白い空間に神々しい雰囲気纏う絶世の美女、これはよくあるラノベの展開に似ている。彼女は小町の問いに頷く。
「左様。妾の名は日本名でお月という。この世界、ヴァルキリーという…そなたからしたら異世界であろうか?そのたの世界におる天照大御神という大神に頼んでそなたをこちらに移転させた。よくラノベである魔王倒せとかそういう理由で呼んだのではないのだが、完全に妾の私情だ。」
「…私情ですか?」
お月と名乗る女神は表情一つ動かすことなく小町を異世界に呼んだ理由を淡々と述べた。
「妾が管理している世界には魔力というものがあるのだが、戦争により魔力を湧かす地脈が枯渇してしまってな。そなたの世界にも魔力や地脈があるのだがそれが豊富にあるため、そなたをこちらに移転させ、こちらとそちらの世界で行き来してくれれば供給ができる。故にそなたを呼んだ。」そう女神はお茶を飲みながら優しい視線を向けた。淡々と話し、眉も表情も動かさない女神は視線だけは優しかった。
まあ元々こっちの世界は魔法を使わないため逆に膨大な魔力が蓄えられ、いつしか暴走して大地を揺らし波の怒りがよし寄せ、世界が破滅に向かうところだったという。ならばそれを先に言えと呆れてしまう。わざわざ遠回しに言うことでない内容だ。
「もちろん、そなたにはチートというものを授ける。その内容はそちらの世界でも使えるように話し合ったものであるが使い時や人目に触れてはならぬぞ。」
ヴァルキリーという異世界は魔法と剣の世界らしい。魔族、魔王はいるがそもそも神が住まう神界、人間が住まう人間界、魔族が住まう魔界と別れており纏めて第三世界というらしい。第三世界は不可侵条約を結んでおり、神と人間は信仰するされる関係であるが魔族は一切の関与はないという。
女神が提示した能力は「世界渡り」「創造」「アイテムボックス」という3つのチート能力。言語に関してはどこでも通じるようにしてくれるらしい。更に世界で旅をするために必要な食糧や道具、貴重品をアイテムボックスにいれといてくれたというのだ。
しかし小町はまだうんともすんとも言ってないがそれでも話は進んでいく。
死んだと思った神の身勝手な行動で意味の分からない世界に連れてこられ、魔力の供給のために世界の行き来、自分はただ家族に会いたかっただけだったのに。その気持ちを読み取ったのか、女神は小町の横に移動し彼女の頭を撫でた。女神の瞳は悲しそうだった。まるで自分の子供を見るような、優しい瞳。あれだけ泣いたのにまた涙が出てきてしまう。
「…そなたにしか出来ぬのだ。死なせてやれずすまないが、自害となるともう2度と家族には会えぬ。」
女神は自害は重罪だと言う。
なによりもなにがあっても自害はするなと言った。
「それに、生きていればそなたを裏切った者どもに復讐の機会だってある。あやつらより、幸せになれ。そなたは誰よりも、何よりも大切な娘ぞ。大丈夫、そなたを死ぬまで大切にしてくれる奴が必ず現れる。それまでしばし待て。」女神は苦しそうな声で「すまない」と呟いた。
🌸🌸🌸🌸🌸
女神はとても優しい神であった。彼女は小町が泣き止むまでずっと待っていてくれた。たくさん泣いた後神々の願いを承諾したのだった。
「ふむ…そなたは昔から陽の光が苦手であったな。この和傘を使うといい、これで敵を殴れば肋骨の2本や3本は確実に折れるぞ。よいか、 変な男がいたらこれで男袋を殴るとよいぞ。」と、女神は小町に黒ベースの月と桜の模様が入っている和傘を手渡した。見た目も持っていても普通の和傘だが、最後の言葉は聞かなかったことにした。
とりあえず異世界は小町が想像しているように冒険者ギルドだとか魔物だとか色々あるみたいで、職業冒険者でも問題なく生活はできそうだ。ただ小町はそもそも戦えない。定番は冒険者になって魔物を倒してなり上がる系だが、どうも自信がない。異世界に行ってすぐ死ぬなんて意味がないのだ。
「…ふむ。別に魔法と剣がある。冒険者ギルドがあるかといってその道でしかないとは言えぬ。回復ポーションを作る薬師でもいいし、得意分野を売る商人でも色々な選択肢がある。何がしたいか、とりあえず実家に帰り考えるといい。妾はそなたをいつでも見守っている。」
女神は「さあ…そろそろ時間だ。…いってらっしゃい、小町。」といい、小町を黒い空間の落とし穴に突き落とした。いやいやいや、あれだけ優しい言葉を吐きながらその仕打ちは何ということだ!
心の中で絶叫しながら小町を意識を沈めたのだった。
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