異世界と現実世界の両方で最強になってしまった件

 不運な事故により家族を失い途方にくれ、今まで仲が良かった友人たちに裏切られ、家族の遺産目当てに親族から狙われている齢16の桜田小町(さくらだ こまち)は全てに絶望しある森林の奥の崖の上ににて涙を流し身を投げた…筈だった。


 しかし目が覚めれば中世ヨーロッパ程度の文明であり魔法や件がある世界へ移転してしまう。そして異空間で神に出会い、不思議な力を手にすることになった。その中の一つである世界を渡る能力で二つの世界を行き来できるようになり、絶望の中から希望を見出す。


 裏切った友人、遺産目当ての親族を見返す為に小町は「異世界と現実世界の両方で最強になってやる」と決意した。


 この物語は「世界渡り」「創造」「アイテムボックス」の力を手に入れた彼女が異世界と現実世界で色んな意味で成り上がり最強になっていく、そういう話である。
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