7 / 40
探索活動
7.異世界転移成功(?)
しおりを挟む
「「おいコラ!ふざくんな!!いきなり人を殺したことにするな!!!!こっちは生きてんだよ!!!!」」
おやおや、2人はズタボロの状態ではあるが生きていたようだ。どうやら落ちた先にあった大きな木がクッションになってくれてたようだ。チッ...
「あ?今誰か舌打ちしなかった?」
自分達をこんな目に合わせた神にイラついてた炯は何か感じたような気がして周囲をジロリと見渡したが自分同様ボロボロな姿の零しかないので気にしすぎかと肩の力を抜いた。
「いや、何も聞こえなかったよ??にしてもヤバくない?落ちながら周りも少し見たけど木ばっか...よく分からない森に落っこちたみたいだよ僕達。」
頭をこてんと傾け炯は何言ってるんだろうと思う零は空を見上げて葉と葉の隙間から漏れる光が眩しくて手で軽く覆った。あんな空中で投げ出されてよく生きていたなぁ...と物憂げな表情を浮かべた。
零は昔から自分の事を"僕"と呼んでいたので呼び方を元に戻して楽に喋り始めた。
「にしてもまじふざくんな神め。あいつが俺らを呼び付けたくせに...」
割と口の悪い炯は神の姿が見えないのをいいことに色々愚痴を言い始めた。ぷんぷんと頬を膨らませ零も続いて文句を言い始めた。
「ねー?ちょっとお願いした位であんなに怒らなくてよくない??」
「「それなーwwwww」」
2人息があったように人差し指を出し神の愚痴に盛り上がった。
神side
《.....いや、明らかに多いだろ!?大体、如月炯を呼ぶ選択したの八神零だよな?俺のせいにすんなよ》
愚痴を言いながら談笑している2人の姿を水鏡で見ていた悪口言われてる当人...こと神は呆れていた。コイツら反省の色ねーな。もう知るか!勝手にしろ!!!と2人は更に神の逆鱗に触れたのであった。
一方その頃━━━━━━━
「はぁ......。」
深い溜息を零しこの世の終わりのように肩を下げる零が見受けられた。
「零、どうした...?大丈夫...?」
やっぱり急に異世界転移させられ不安なのかと心配した炯が零の肩に触れようとしたその瞬間
「奴隷欲しかった...」
零がボソッと呟いた台詞が耳に入り炯は固まった。
「...ヲイ!それが一番かよ!」
ズコッとコケそうになったがワナワナと身体を震わせ心配した俺の気持ちを返せと思う炯であった。
「うん...。だってイケメン奴隷獲得して戦わせればサボって良くない?!......はぁ、それじゃとりあえずどうする?」
零がげんなりしながらどうしようかなーっと悩んでいると炯が何か思いついた表情を浮かべた
「あー...ステータスとか言えばなんか出るんじゃ?」
「あー異世界ものあるあるだよね」
「「ステータスオープン」」
普段の掛け合いに気が緩む2人であったが流石にこのままでは魔物なんかが出て来たらヤバいしなーと思い、今まで見てきた異世界もの小説やアニメを元に行動を開始するのだった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やっと異世界来れました...。
けどこれからやりたいことが沢山ありすぎて時間が足りません!
ハードモードって書くの難しい...
最近チートものよく見るので走らないよう気をつけます!
おやおや、2人はズタボロの状態ではあるが生きていたようだ。どうやら落ちた先にあった大きな木がクッションになってくれてたようだ。チッ...
「あ?今誰か舌打ちしなかった?」
自分達をこんな目に合わせた神にイラついてた炯は何か感じたような気がして周囲をジロリと見渡したが自分同様ボロボロな姿の零しかないので気にしすぎかと肩の力を抜いた。
「いや、何も聞こえなかったよ??にしてもヤバくない?落ちながら周りも少し見たけど木ばっか...よく分からない森に落っこちたみたいだよ僕達。」
頭をこてんと傾け炯は何言ってるんだろうと思う零は空を見上げて葉と葉の隙間から漏れる光が眩しくて手で軽く覆った。あんな空中で投げ出されてよく生きていたなぁ...と物憂げな表情を浮かべた。
零は昔から自分の事を"僕"と呼んでいたので呼び方を元に戻して楽に喋り始めた。
「にしてもまじふざくんな神め。あいつが俺らを呼び付けたくせに...」
割と口の悪い炯は神の姿が見えないのをいいことに色々愚痴を言い始めた。ぷんぷんと頬を膨らませ零も続いて文句を言い始めた。
「ねー?ちょっとお願いした位であんなに怒らなくてよくない??」
「「それなーwwwww」」
2人息があったように人差し指を出し神の愚痴に盛り上がった。
神side
《.....いや、明らかに多いだろ!?大体、如月炯を呼ぶ選択したの八神零だよな?俺のせいにすんなよ》
愚痴を言いながら談笑している2人の姿を水鏡で見ていた悪口言われてる当人...こと神は呆れていた。コイツら反省の色ねーな。もう知るか!勝手にしろ!!!と2人は更に神の逆鱗に触れたのであった。
一方その頃━━━━━━━
「はぁ......。」
深い溜息を零しこの世の終わりのように肩を下げる零が見受けられた。
「零、どうした...?大丈夫...?」
やっぱり急に異世界転移させられ不安なのかと心配した炯が零の肩に触れようとしたその瞬間
「奴隷欲しかった...」
零がボソッと呟いた台詞が耳に入り炯は固まった。
「...ヲイ!それが一番かよ!」
ズコッとコケそうになったがワナワナと身体を震わせ心配した俺の気持ちを返せと思う炯であった。
「うん...。だってイケメン奴隷獲得して戦わせればサボって良くない?!......はぁ、それじゃとりあえずどうする?」
零がげんなりしながらどうしようかなーっと悩んでいると炯が何か思いついた表情を浮かべた
「あー...ステータスとか言えばなんか出るんじゃ?」
「あー異世界ものあるあるだよね」
「「ステータスオープン」」
普段の掛け合いに気が緩む2人であったが流石にこのままでは魔物なんかが出て来たらヤバいしなーと思い、今まで見てきた異世界もの小説やアニメを元に行動を開始するのだった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やっと異世界来れました...。
けどこれからやりたいことが沢山ありすぎて時間が足りません!
ハードモードって書くの難しい...
最近チートものよく見るので走らないよう気をつけます!
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。
白雪なこ
恋愛
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したかと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?
*6/21続編公開。「幼馴染の王女殿下は私の元婚約者に激おこだったらしい。次期女王を舐めんなよ!ですって。」
*外部サイトにも掲載しています。(1日だけですが総合日間1位)
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
妹に陥れられ処刑決定したのでブチギレることにします
リオール
恋愛
実の妹を殺そうとした罪で、私は処刑されることとなった。
違うと言っても、事実無根だとどれだけ訴えても。
真実を調べることもなく、私の処刑は決定となったのだ。
──あ、そう?じゃあもう我慢しなくていいですね。
大人しくしてたら随分なめられた事態になってしまったようで。
いいでしょう、それではご期待通りに悪女となってみせますよ!
淑女の時間は終わりました。
これからは──ブチギレタイムと致します!!
======
筆者定番の勢いだけで書いた小説。
主人公は大人しく、悲劇のヒロイン…ではありません。
処刑されたら時間が戻ってやり直し…なんて手間もかけません。とっととやっちゃいます。
矛盾点とか指摘したら負けです(?)
何でもオッケーな心の広い方向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる