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探索活動

7.異世界転移成功(?)

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「「おいコラ!ふざくんな!!いきなり人を殺したことにするな!!!!こっちは生きてんだよ!!!!」」

おやおや、2人はズタボロの状態ではあるが生きていたようだ。どうやら落ちた先にあった大きな木がクッションになってくれてたようだ。チッ...

「あ?今誰か舌打ちしなかった?」

自分達をこんな目に合わせた神にイラついてた炯は何か感じたような気がして周囲をジロリと見渡したが自分同様ボロボロな姿の零しかないので気にしすぎかと肩の力を抜いた。

「いや、何も聞こえなかったよ??にしてもヤバくない?落ちながら周りも少し見たけど木ばっか...よく分からない森に落っこちたみたいだよ僕達。」

頭をこてんと傾け炯は何言ってるんだろうと思う零は空を見上げて葉と葉の隙間から漏れる光が眩しくて手で軽く覆った。あんな空中で投げ出されてよく生きていたなぁ...と物憂げな表情を浮かべた。
零は昔から自分の事を"僕"と呼んでいたので呼び方を元に戻して楽に喋り始めた。

「にしてもまじふざくんな神め。あいつが俺らを呼び付けたくせに...」

割と口の悪い炯は神の姿が見えないのをいいことに色々愚痴を言い始めた。ぷんぷんと頬を膨らませ零も続いて文句を言い始めた。

「ねー?ちょっとお願いした位であんなに怒らなくてよくない??」

「「それなーwwwww」」

2人息があったように人差し指を出し神の愚痴に盛り上がった。

神side
《.....いや、明らかに多いだろ!?大体、如月炯を呼ぶ選択したの八神零だよな?俺のせいにすんなよ》

愚痴を言いながら談笑している2人の姿を水鏡で見ていた悪口言われてる当人...こと神は呆れていた。コイツら反省の色ねーな。もう知るか!勝手にしろ!!!と2人は更に神の逆鱗に触れたのであった。


一方その頃━━━━━━━

「はぁ......。」

深い溜息を零しこの世の終わりのように肩を下げる零が見受けられた。

「零、どうした...?大丈夫...?」

やっぱり急に異世界転移させられ不安なのかと心配した炯が零の肩に触れようとしたその瞬間

「奴隷欲しかった...」

零がボソッと呟いた台詞が耳に入り炯は固まった。

「...ヲイ!それが一番かよ!」

ズコッとコケそうになったがワナワナと身体を震わせ心配した俺の気持ちを返せと思う炯であった。

「うん...。だってイケメン奴隷獲得して戦わせればサボって良くない?!......はぁ、それじゃとりあえずどうする?」

零がげんなりしながらどうしようかなーっと悩んでいると炯が何か思いついた表情を浮かべた

「あー...ステータスとか言えばなんか出るんじゃ?」

「あー異世界ものあるあるだよね」

「「ステータスオープン」」

普段の掛け合いに気が緩む2人であったが流石にこのままでは魔物なんかが出て来たらヤバいしなーと思い、今まで見てきた異世界もの小説やアニメを元に行動を開始するのだった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やっと異世界来れました...。
けどこれからやりたいことが沢山ありすぎて時間が足りません!
ハードモードって書くの難しい...
最近チートものよく見るので走らないよう気をつけます!

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