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おねぇさんと美少年

告白と美少年

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 「僕、おねぇさんが寝てる時におっぱい吸ってたの」と、美少年に突然告白された時の、心情を140文字で表現せよ。

 驚きました。晴天の霹靂です。まさか、あの恥ずかしがり屋の美少年が、頬を桃色に染め怪しい薬を使って、私を明るすぎる寝室のベッドに押し倒し、寝巻き代わりに羽織っていたシャツのボタンを外して全開にしてから、ぽろんと曝されたおっぱいを揉んでこんな告白をするとは、夢にも思っていませんでした。(140文字)

 スマホが手元にあったら呟きたい。おねぇさん、そんな気分です。

「ごめんなさい。でも、起きてるおねぇさんの、おっぱい吸うの初めてだから、どうしたら気持ちいいのか教えてね?」

 全裸で馬乗りになって、両手を私の胸の脇に突き、得意の小首傾げ上目使いで見てくるリーシュは、もう私の天使じゃなくなった。この子は人類を堕落させる小悪魔よ!
 身体を戦慄かせて二の句が継げない私に、理解しているのかしていないのか、彼は、はにかみながら、自分の赤い唇をペロリと舐めて、ケーキを食べた時のように「あーん」と口を開けた。

「ちょ、ちょっと、まって! りー……」

 ぱくんっ。と赤い唇がおっぱいの頂をお口に含んだ。ぬめる暖かい感触に、ぶるりと震える。すると、口腔に含まれた右の乳首の先っぽが熱くて柔らかい舌にチロチロ嬲られる。

「ふぁんっ」

 思わず鼻から抜けるような、変な声が漏れる。その音に勢いづいたのか、次第に乳房を大胆に咥え直した彼が、先端をヌメヌメ、ベロベロ、ねっとりと嘗め回し始めた。
 時々空気を含んだ息継ぎをして、じゅっぱぁ、じゅっぱぁ、と形が変わるほど強く吸い付く。隙間から溢れた唾液が乳の谷間や腋に垂れて、くすぐったい。
 変な声が出そうになるのを何とか堪えていると、彼がじゅぼぼっと唾液を啜るような音を立てて、乳房を上に引っ張りながら頭を上げた。

「あっああ……」

 乳首を咥えて引っ張られているせいで、乳房が餅のように上に伸びる。ツキツキ痛みを感じて思わず声を出してしまうと、ぱっと口を開けて乳首を解放された。解放されたおっぱいが重力にしたがい、胸にぼよんっと落ちてくる。水風船を落としたように弾み、薄い血管の透けた皮膚が波打った。
 恍惚とした表情で、おっぱいの波を眺めていたリーシュが、次に熱の篭った瞳で私を見る。
 ツキツキ痛む乳首が、むずがゆい。
 自力で動かせるのが口と眼球と瞼だけになった私は、どうする事もできずに彼を見つめ返す。

「これは? きもちいい?」

 興奮と好奇心でキラキラ輝く瞳を向けられ、答えに窮する。
 それを否定と捉えたのか、またさっきと同じ右の乳房を、今度は掬い上げるように、べろり、べろりと舐めはじめた。右の乳房全体を満遍なく嘗め終わると、最後に残したケーキの苺を弄ぶように、ポツンと固く膨れた乳首を舌先が左右に押し倒す。

「んんっ、ふっ、……あん」

 いたぶられて敏感になった乳首の先っぽを、今度は容赦なく上から押し潰すように舐められ、時々鼻息でくすぐられて、私の熱くなった蜜口からどろり、どろりと止めどなく生暖かい液体が流れ落ちた。

「これは? どう?」

 確信犯なんじゃなかろうかと言うほど徹底的に乳首を責められ、脳内が可愛いリーシュのおしゃぶり画像に占領される。
 だめだ、もう……これ私のせいじゃないよね? だって、動けないし! 変な薬飲まされて気持ちよすぎて子宮が爆発しそうだし!
 いや、やっぱり否定しないと。これは犯罪なんだとリーシュに教えて諭すのが年長者としての義務なんじゃないの?
 あああ、でもこれを否定とか無理。だって気持ちいいもん。もっとして欲しいし。
 いやいや、しかし、そんな、まって、だって、これ。

「……もっと、してぇ……」

 うっかり呟いた小声を拾った彼が、ごくんと唾を飲み込んで完全停止した。

 ……やっちまった……。

 そう思っても後の祭り。むしろ、今お祭り!
 こんな筈ではなかった。いや、本当にそうなの? 私の方こそ、ずっとこーなる事を望んでたんじゃないの? あああ、本当に、わけ分かんない。どうでもいい。どうにでもなれっ。

「りーしゅっ……」

 甘えたような声で呼ぶと、彼は訳の分からない呻き声を上げながら、おっぱいに食らいついた。

「んあっ……もぉ、そっち、ばっかぁ……やぁ」

 考えるのをあっさり放棄した、意志薄弱のおねぇさんは、辛抱堪らん放置プレイのおっぱい代弁者となって、いたいけな美少年に、「左のおっぱいも、しゃぶってぇええ……!」と、とんでもないお強請りをしてしまった。

 おねぇさんは、多感な少年のおっぱいに対する並々ならぬ執着心と情熱を、甘くみていた。
 そこからのリーシュは、おっぱいをひたすら舐めて揉んで、吸って噛んで、限界まで乳房を口に含もうと喉を鳴らす、小さな野獣と化していた。
 どこまでも、貪欲に。飽く無き挑戦を続けておっぱいに食らいつく姿は、ある種の感動を私に与え、もう彼が望むならおっぱいなんて、くれてやる! なんて思ったり、思わなかったり。



 いっそ、もっと強いエロ薬使ってくれたら良かったのに! なぜ中途半端に敏感になって理性が残るような薬を使ったのよ。って心の叫びが口から出てたみたいで、リーシュはきょとんとして久しぶりに私の顔を見てくれた。

「だって、僕……いつものおねぇさんが大好きだから……」

 私に責められて、ちょっとしょんぼりしながら答える。
 ずるい。そんな事言われたら文句も出なくなる。


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