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Scene08 デモニックになった日
122 ポッキーの日
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「この世にはわからないことがある」
おぢやビンゴが言う。
「僕には君がわからないよ」
おぢやビンゴがそんな言葉などお構いなしにコーヒーを飲む。
「ブラマヨさんは?」
「今日は1月11日。
ポッキーの日ですぞ!」
「あ、はい」
壱には本当におぢやビンゴがわからない。
「学校ですぞ!」
「そっか、冬休み終わりましたもんね」
「そうですぞ……!」
「で、能力って何を貰えばいいのでしょう」
「テオスは破壊の能力に拘っている。
ピノさんはその逆ですぞ。
癒やしの能力です」
「そうなのですか……」
「足りないものを補うか。
長所を手に入れるか。
縛りを付けて呪われた能力になるか。
それは壱さんの自由!なのですぞ!」
「……自由ですか。
自由って虚しくないですか?」
「お?なら自由という能力を授けよう」
突然、男性が現れる。
「モトフミさま?モトフミさまは突然現れますね」
おぢやビンゴが驚きながらコーヒーを啜る。
「え?どっちの?」
「うむ。
我のことは真・モトフミと呼んでくれるとありがたい」
突然現れた真・モトフミは壱の頭をポンポンと撫でた。
「ん?」
「授与完了」
「ん?ん?」
壱は何が起きたかわからないまま。
呪われた能力になった。
おぢやビンゴが言う。
「僕には君がわからないよ」
おぢやビンゴがそんな言葉などお構いなしにコーヒーを飲む。
「ブラマヨさんは?」
「今日は1月11日。
ポッキーの日ですぞ!」
「あ、はい」
壱には本当におぢやビンゴがわからない。
「学校ですぞ!」
「そっか、冬休み終わりましたもんね」
「そうですぞ……!」
「で、能力って何を貰えばいいのでしょう」
「テオスは破壊の能力に拘っている。
ピノさんはその逆ですぞ。
癒やしの能力です」
「そうなのですか……」
「足りないものを補うか。
長所を手に入れるか。
縛りを付けて呪われた能力になるか。
それは壱さんの自由!なのですぞ!」
「……自由ですか。
自由って虚しくないですか?」
「お?なら自由という能力を授けよう」
突然、男性が現れる。
「モトフミさま?モトフミさまは突然現れますね」
おぢやビンゴが驚きながらコーヒーを啜る。
「え?どっちの?」
「うむ。
我のことは真・モトフミと呼んでくれるとありがたい」
突然現れた真・モトフミは壱の頭をポンポンと撫でた。
「ん?」
「授与完了」
「ん?ん?」
壱は何が起きたかわからないまま。
呪われた能力になった。
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