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第08章 青い空
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次の日の朝。
一本の電話で目が覚めた。
「ん?電話だよ」
港がだるそうに、俺の体を揺らした。
「うん」
俺は、そう言うとゆっくりと立ち上がり電話に出た。
「もしもし?」
「今日の10時、ひらぱーの駅の入り口で待っている」
電話は、名前も名乗らずその一言で切れた。
でも、誰なのかはわかった。
時計を見た。
9時20分。
やばい、今から行かないと間に合いそうもない。
「港!」
「どうしたの?」
港は、眠気眼で、目をこすりながらそう言った。
俺は申し訳なさそうに、港に言った。
「ちょっと、仕事が入っちゃった」
「そうなんだ……?
あ、朝ごはん作るね。」
「うんん。
今から、家を出ないと間に合わないから」
「そっか」
俺は、慌てて服を着替えた。
「じゃ、行ってきます!」
「いってらっしゃい。
早く帰ってきてね」
港は、そう言うと手を振った。
こういうのも、いいな。
一瞬、そう思ったが、時計を見て焦った。
9時30分
間に合いそうも無い。
俺は、すぐに来たバスに慌てて乗った。
一本の電話で目が覚めた。
「ん?電話だよ」
港がだるそうに、俺の体を揺らした。
「うん」
俺は、そう言うとゆっくりと立ち上がり電話に出た。
「もしもし?」
「今日の10時、ひらぱーの駅の入り口で待っている」
電話は、名前も名乗らずその一言で切れた。
でも、誰なのかはわかった。
時計を見た。
9時20分。
やばい、今から行かないと間に合いそうもない。
「港!」
「どうしたの?」
港は、眠気眼で、目をこすりながらそう言った。
俺は申し訳なさそうに、港に言った。
「ちょっと、仕事が入っちゃった」
「そうなんだ……?
あ、朝ごはん作るね。」
「うんん。
今から、家を出ないと間に合わないから」
「そっか」
俺は、慌てて服を着替えた。
「じゃ、行ってきます!」
「いってらっしゃい。
早く帰ってきてね」
港は、そう言うと手を振った。
こういうのも、いいな。
一瞬、そう思ったが、時計を見て焦った。
9時30分
間に合いそうも無い。
俺は、すぐに来たバスに慌てて乗った。
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