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第07章 認知
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「温もり?」
俺は、顔をあげ港に聞き返した。
「そう、温もり。
胸の真ん中あたりが、ひんやりと冷たくなることってない?
お腹の中で、ぷわーっと冷たいなにかが広がることってない?」
「うん」
「そんな時にね、こうやって抱きしめてもらったとき。
温もりって感じる事ができるの」
「そっか……
暖かいね。」
「でしょ?
お互いが暖かく感じる事が出来ることが『温もり』なの」
港は、俺より年下のはずだった、でもこの時は何故か、年上に感じた。
「俺も、赤ちゃん育てるよ」
この温もりが続くように。
「うん」
港が、本当に好きなのは裕也だって事はわかっている。
だけど。
俺は、この温もりを手に入れたかった。
「近いうちにさ、籍を入れようよ」
港は、少し躊躇ったが、快く了承してくれた。
俺は、顔をあげ港に聞き返した。
「そう、温もり。
胸の真ん中あたりが、ひんやりと冷たくなることってない?
お腹の中で、ぷわーっと冷たいなにかが広がることってない?」
「うん」
「そんな時にね、こうやって抱きしめてもらったとき。
温もりって感じる事ができるの」
「そっか……
暖かいね。」
「でしょ?
お互いが暖かく感じる事が出来ることが『温もり』なの」
港は、俺より年下のはずだった、でもこの時は何故か、年上に感じた。
「俺も、赤ちゃん育てるよ」
この温もりが続くように。
「うん」
港が、本当に好きなのは裕也だって事はわかっている。
だけど。
俺は、この温もりを手に入れたかった。
「近いうちにさ、籍を入れようよ」
港は、少し躊躇ったが、快く了承してくれた。
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