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第02章 無邪気な悪魔
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シャンプーの匂いが近づいてくる。
「お先でしたー」
髪にタオルを巻いた港が歩いてきた。
「じゃ、次、お風呂に入ってくるね。
あ、冷蔵庫にビール入っているから、良かったら飲んでね。」
「ありがとー」
俺は、港が冷蔵庫からビールを取り出すのを確認すると、俺は風呂場に向かった。
風呂場には、シャンプーの香がしていて、心が落ち着かなかった。
どうする俺?
部屋には、若い女の子が一人。
本当に俺の子がお腹にいるのなら。
一回くらいいいかな?
でも。
なんだろう?
胸がソワソワする。
何もしていないのに体が興奮をしている。
俺はシャンプーの匂いを消すかのように冷水を頭の上から被った。
それでも、心のモヤモヤは消えることはなかった。
だから、何度も何度も冷水を被った。
風呂場から出てリビングに向かうと、机にもたれかかるような感じで港が眠っていた。
俺は冷蔵庫からビールを取り出し、一気に飲み干した。
港に近づき、抱きしめようとしたとき、港が寝言を言った。
「ごめんね」
そのセリフを聞いたとき、理性が働いた。
その寝顔を見たとき、自分の中で何かが消えた。
「お先でしたー」
髪にタオルを巻いた港が歩いてきた。
「じゃ、次、お風呂に入ってくるね。
あ、冷蔵庫にビール入っているから、良かったら飲んでね。」
「ありがとー」
俺は、港が冷蔵庫からビールを取り出すのを確認すると、俺は風呂場に向かった。
風呂場には、シャンプーの香がしていて、心が落ち着かなかった。
どうする俺?
部屋には、若い女の子が一人。
本当に俺の子がお腹にいるのなら。
一回くらいいいかな?
でも。
なんだろう?
胸がソワソワする。
何もしていないのに体が興奮をしている。
俺はシャンプーの匂いを消すかのように冷水を頭の上から被った。
それでも、心のモヤモヤは消えることはなかった。
だから、何度も何度も冷水を被った。
風呂場から出てリビングに向かうと、机にもたれかかるような感じで港が眠っていた。
俺は冷蔵庫からビールを取り出し、一気に飲み干した。
港に近づき、抱きしめようとしたとき、港が寝言を言った。
「ごめんね」
そのセリフを聞いたとき、理性が働いた。
その寝顔を見たとき、自分の中で何かが消えた。
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