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08 ないてたてんしが、ほらわらう

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「おはよう」

 僕は、クラスメイトに適当に挨拶をして自分の席へと座った。

 タイミング良く予鈴のチャイムが鳴り担任が入ってきた。

「おい、みんな席に座れ、ホームルームを始めるぞ」

 さぁ、だるい一日の始まりだ。
 僕は、机を枕にしようとした。

「寝たらダメですよ……」

 水谷さんの声が聞こえた。

「わかったよ」

 踵落としはもう嫌だしね。
 パンツが見れるのは嬉しいけど。
 僕は、眠い目をこすりながら授業を受けた。


 キーンコーンカーンコーン
 キーンコーンカーンコーン

 チャイムの音が鳴り響く。
 何とか、眠らずに昼休みを迎える事が出来た。

「瞳、お弁当」

 瞳は、ニヤリと笑うと自分の弁当箱を持って教室を出て行った。


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