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Scene.04 勇気の鈴が鳴るとき
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勇気の心が熱くなる。
「なんですの?
この心から溢れる力は……」
「それがブリキュアの力です。
さぁ、唱えるのです。
貴方の……貴方だけの呪文を!」
ブリ男が、力を込めてそう言う。
「希望の光が小さく光る。勇気を与えろと鳴り響く!
魔法少女ブリキュア・カレジ!ここに参上ですわ!」
勇気の体が熱くなる。
そして、光輝き衣装が変わる。
「カレジ……
それが、貴方の名前ですね」
ブリ男が、小さく笑う。
「私は、カレジ……」
カレジが小さく笑う。
「ブリキュアか……
人間を殺すより何倍も経験値になる!
早速だがお前を倒させてもらうぞ!」
ブルースが、大砲を放つ。
「貴方の全てを切り裂きます!
ハートフルソード!」
カレジは、その大砲の弾を斬る。
そして、そのままブルースに斬りかかる。
しかし、ブルースの体は固く傷さえもつかなかった。
「今のは少し痛かったぞ!」
ブルースが、笑う。
そして、カレジの体を素手で掴む。
「離しなさい……!」
カレジが、抵抗するがブルースは離さない。
ブリ男が、ブルースの間合いに入る。
「動くなよ?
動けば、こいつの頭が吹き飛ぶぞ」
ブルースが、カレジの頭に大砲を向ける。
「卑怯ですよ?」
ブリ男が、そう言うとブルースが笑う。
「当たり前だ、俺は怪人なのだからな……」
すると影がゆっくりと現れブルースを締め付ける。
ブルースは思わずカレジを落とす。
「何者だ……?」
ブルースの問いに、男は答える。
「お前に名乗る名前はない」
そう言って現れたのは無だった。
そしてボクが、カレジをブルースから離す。
「大丈夫ですか?」
ボクが、カレジに尋ねる。
「はい。
大丈夫ですわ。
貴方たちは?」
「通りすがりの正義の味方……かな」
ボクが、そう言うと無が影を強く締め付ける。
「不意打ちとは卑怯だな」
ブルースが、そう言うと無が笑う。
「別に俺は正義の味方じゃないからな」
「あんなことを言っていますけど……」
カレジが、ボクにそう言うとブリ男が礼を言う。
「ありがとうございます。
助かりました……」
すると無が、首を横に振った。
「いや、問題ない。
今は、この名前のある怪人を倒すことだけを考えるぞ」
無が、そう言うとブルースの顔に笑みが浮かび上がった。
「なんですの?
この心から溢れる力は……」
「それがブリキュアの力です。
さぁ、唱えるのです。
貴方の……貴方だけの呪文を!」
ブリ男が、力を込めてそう言う。
「希望の光が小さく光る。勇気を与えろと鳴り響く!
魔法少女ブリキュア・カレジ!ここに参上ですわ!」
勇気の体が熱くなる。
そして、光輝き衣装が変わる。
「カレジ……
それが、貴方の名前ですね」
ブリ男が、小さく笑う。
「私は、カレジ……」
カレジが小さく笑う。
「ブリキュアか……
人間を殺すより何倍も経験値になる!
早速だがお前を倒させてもらうぞ!」
ブルースが、大砲を放つ。
「貴方の全てを切り裂きます!
ハートフルソード!」
カレジは、その大砲の弾を斬る。
そして、そのままブルースに斬りかかる。
しかし、ブルースの体は固く傷さえもつかなかった。
「今のは少し痛かったぞ!」
ブルースが、笑う。
そして、カレジの体を素手で掴む。
「離しなさい……!」
カレジが、抵抗するがブルースは離さない。
ブリ男が、ブルースの間合いに入る。
「動くなよ?
動けば、こいつの頭が吹き飛ぶぞ」
ブルースが、カレジの頭に大砲を向ける。
「卑怯ですよ?」
ブリ男が、そう言うとブルースが笑う。
「当たり前だ、俺は怪人なのだからな……」
すると影がゆっくりと現れブルースを締め付ける。
ブルースは思わずカレジを落とす。
「何者だ……?」
ブルースの問いに、男は答える。
「お前に名乗る名前はない」
そう言って現れたのは無だった。
そしてボクが、カレジをブルースから離す。
「大丈夫ですか?」
ボクが、カレジに尋ねる。
「はい。
大丈夫ですわ。
貴方たちは?」
「通りすがりの正義の味方……かな」
ボクが、そう言うと無が影を強く締め付ける。
「不意打ちとは卑怯だな」
ブルースが、そう言うと無が笑う。
「別に俺は正義の味方じゃないからな」
「あんなことを言っていますけど……」
カレジが、ボクにそう言うとブリ男が礼を言う。
「ありがとうございます。
助かりました……」
すると無が、首を横に振った。
「いや、問題ない。
今は、この名前のある怪人を倒すことだけを考えるぞ」
無が、そう言うとブルースの顔に笑みが浮かび上がった。
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