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Scene05 かなしみよこんにちわ
104 ハーモニカ
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次の日の放課後。
オカルト部から軽快な音が聞こえる。
「ずんちゃんずっちゃ
ずんちゃっちゃっちゃ」
華織の歌声も聞こえる。
恋次のテンションがあがる。
ジャズのことは知らないが。
父親の影響でこの曲が好きなのだ。
「テイクファイブ!」
恋次はテンションのあまりドアを開けるよりも先に言ってしまった。
そんなのお構いなしにドアを開ける。
分雨は手を止めニッコリと笑う。
「よ!釜戸!
釜戸のギターもそこにあるぞ」
「あ、ありがとうございます!」
恋次はギターを手に入れた!
「まずは、弦の貼り方を教える」
「はい!」
「よし、恋次筋が良いぞ」
「じゃセッションしよう!」
華織がニッコリと笑う。
「いや、僕はまだギター引けないんですけど?」
「私ハーモニカ吹くね」
そうして華織はハーモニカを吹いた。
その音色は美しく。
そして優しかった。
「ハーモニカでテイクファイブなんて初めて聞いた」
分雨の言葉に恋次は同意した。
オカルト部から軽快な音が聞こえる。
「ずんちゃんずっちゃ
ずんちゃっちゃっちゃ」
華織の歌声も聞こえる。
恋次のテンションがあがる。
ジャズのことは知らないが。
父親の影響でこの曲が好きなのだ。
「テイクファイブ!」
恋次はテンションのあまりドアを開けるよりも先に言ってしまった。
そんなのお構いなしにドアを開ける。
分雨は手を止めニッコリと笑う。
「よ!釜戸!
釜戸のギターもそこにあるぞ」
「あ、ありがとうございます!」
恋次はギターを手に入れた!
「まずは、弦の貼り方を教える」
「はい!」
「よし、恋次筋が良いぞ」
「じゃセッションしよう!」
華織がニッコリと笑う。
「いや、僕はまだギター引けないんですけど?」
「私ハーモニカ吹くね」
そうして華織はハーモニカを吹いた。
その音色は美しく。
そして優しかった。
「ハーモニカでテイクファイブなんて初めて聞いた」
分雨の言葉に恋次は同意した。
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