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学園に王道がやって来たとさ♪
俺の可愛い朔…
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律side
俺の名前は皐月律。17歳の高校2年生だ。
そんな俺には、可愛い可愛い大事な幼なじみがいる。
幼なじみの名前は卯月朔。俺が通っている桜花学園の生徒会会計をしている。
本人は自分は可愛くないと思っているが…
んなわけねぇだろ!!!あいつめちゃくちゃ可愛いんだよ!!俺よりも身長が低いから俺を見ると必然的に上目遣いになってしまうんだ!はぁ、俺の幼なじみが可愛すぎて辛い…と、キャラ崩壊してしまったけどまぁ俺が考えてる事はいつだって朔に関係してるって事。
最近、学園に転校生が来た。名前は…なんて言ったかな?忘れちゃった。確か毬藻みたいな名前だったけど…まぁ、覚える価値ないしいいか、ってなったんだ。
でもそんな訳にもいかなくてアイツは…小鳥遊は器物破損ばかり繰り返している…風紀も尋常ではない程の迷惑を被っている。
なんでそんなことを知っているかというと…
「副委員長!また小鳥遊が暴れて食堂でものを壊し始めました!!」
そう、俺は風紀副委員長をしている…何故かというと朔のためである。
「またか、あの野郎!」
風紀に連絡をしてくれたやつに礼をいい、食堂へ走った…
食堂のドアを開くと
「……………………………」
何故か静寂が続いている。その静寂を破ったのはあの毬藻だった。
「お前らのせいで光也たちは友達ができないんだぞ!!」
そう大きな声で喚く毬藻の前には殴られたらしい赤く腫れた頬を押さえている男子生徒がいた。
「風紀だ!!何があった!?」
そういうとそこにいた野次馬の生徒が
「あそこの毬藻が隊長をぶったんです!」
というので
「じゃあ、何故彼は手を出したのですか?」
「隊長が生徒会の方々に余り近づかない方がいいと忠告なさったんです!それをあの毬藻が勝手に勘違いして…」
やっぱり毬藻が悪いのかと俺が考えていると…
俺が大声でいうとあの毬藻が
「あぁー!!お前かっこいいな!名前教えろよ!!」
とかほざくので
「黙れ、毬藻が…」(ボソッ)
といってみる…
それは本人にも聞こえたらしく、顔を真っ赤にしながら
「お、お前!そんなこと友達にいったらダメなんだぞ!!謝ったら許してやるよ!!俺は優しいからな!!」
とか言ってくるので
「え、そもそも友達じゃなくよね?」
というと…
「ぐすっ、うぇーん」
とか泣き出す。それを見た今まで空気だった生徒会の連中が
「「あー!翠泣かしてる!!」」
「貴様何をしてるんだ!!」
とか色々言ってくるので
「あなたたちこそ何をしてるんですか?書類は?全部終わってから食堂にいるんですよね?」
と、最上級の笑顔付きで言うと顔をそらした…
キーンコーンカーンコーン
授業開始五分前のチャイムがなったので俺は食堂から立ち去った…
「あ、そうそう。次あったら容赦しないから…ね?」
もちろん釘を刺すのも忘れずにね。
あぁ、早く朔に会いたいな。そんな事を考えながら寮の部屋に帰ると…
あの状態の朔がいた…
朔にゆっくりと話を聞いてみるとやはり、生徒会の連中のせいらしい…泣きつかれてしまったのか朔は寝てしまったけどその前にリコールをしないでほしい…と言われてしまった。なるべく朔のお願いは聞いてやりたい…次はないからなと笑いつつ
「わかったよ」
と返事をすると朔は嬉しそうに目を細めて眠ってしまった。
もう二度とお前を傷つけさせないから…悲しませないから…泣かせないから…苦しませないから…どうか俺に君を守らせて…俺の可愛い朔…
そんな願いを込めて俺は朔の額にキスを落とした…
俺の名前は皐月律。17歳の高校2年生だ。
そんな俺には、可愛い可愛い大事な幼なじみがいる。
幼なじみの名前は卯月朔。俺が通っている桜花学園の生徒会会計をしている。
本人は自分は可愛くないと思っているが…
んなわけねぇだろ!!!あいつめちゃくちゃ可愛いんだよ!!俺よりも身長が低いから俺を見ると必然的に上目遣いになってしまうんだ!はぁ、俺の幼なじみが可愛すぎて辛い…と、キャラ崩壊してしまったけどまぁ俺が考えてる事はいつだって朔に関係してるって事。
最近、学園に転校生が来た。名前は…なんて言ったかな?忘れちゃった。確か毬藻みたいな名前だったけど…まぁ、覚える価値ないしいいか、ってなったんだ。
でもそんな訳にもいかなくてアイツは…小鳥遊は器物破損ばかり繰り返している…風紀も尋常ではない程の迷惑を被っている。
なんでそんなことを知っているかというと…
「副委員長!また小鳥遊が暴れて食堂でものを壊し始めました!!」
そう、俺は風紀副委員長をしている…何故かというと朔のためである。
「またか、あの野郎!」
風紀に連絡をしてくれたやつに礼をいい、食堂へ走った…
食堂のドアを開くと
「……………………………」
何故か静寂が続いている。その静寂を破ったのはあの毬藻だった。
「お前らのせいで光也たちは友達ができないんだぞ!!」
そう大きな声で喚く毬藻の前には殴られたらしい赤く腫れた頬を押さえている男子生徒がいた。
「風紀だ!!何があった!?」
そういうとそこにいた野次馬の生徒が
「あそこの毬藻が隊長をぶったんです!」
というので
「じゃあ、何故彼は手を出したのですか?」
「隊長が生徒会の方々に余り近づかない方がいいと忠告なさったんです!それをあの毬藻が勝手に勘違いして…」
やっぱり毬藻が悪いのかと俺が考えていると…
俺が大声でいうとあの毬藻が
「あぁー!!お前かっこいいな!名前教えろよ!!」
とかほざくので
「黙れ、毬藻が…」(ボソッ)
といってみる…
それは本人にも聞こえたらしく、顔を真っ赤にしながら
「お、お前!そんなこと友達にいったらダメなんだぞ!!謝ったら許してやるよ!!俺は優しいからな!!」
とか言ってくるので
「え、そもそも友達じゃなくよね?」
というと…
「ぐすっ、うぇーん」
とか泣き出す。それを見た今まで空気だった生徒会の連中が
「「あー!翠泣かしてる!!」」
「貴様何をしてるんだ!!」
とか色々言ってくるので
「あなたたちこそ何をしてるんですか?書類は?全部終わってから食堂にいるんですよね?」
と、最上級の笑顔付きで言うと顔をそらした…
キーンコーンカーンコーン
授業開始五分前のチャイムがなったので俺は食堂から立ち去った…
「あ、そうそう。次あったら容赦しないから…ね?」
もちろん釘を刺すのも忘れずにね。
あぁ、早く朔に会いたいな。そんな事を考えながら寮の部屋に帰ると…
あの状態の朔がいた…
朔にゆっくりと話を聞いてみるとやはり、生徒会の連中のせいらしい…泣きつかれてしまったのか朔は寝てしまったけどその前にリコールをしないでほしい…と言われてしまった。なるべく朔のお願いは聞いてやりたい…次はないからなと笑いつつ
「わかったよ」
と返事をすると朔は嬉しそうに目を細めて眠ってしまった。
もう二度とお前を傷つけさせないから…悲しませないから…泣かせないから…苦しませないから…どうか俺に君を守らせて…俺の可愛い朔…
そんな願いを込めて俺は朔の額にキスを落とした…
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