17 / 18
17
しおりを挟む
カーテンは閉じられ、部屋中の電気も消えたままだ。黒瀬は自室のベッドの上で座り込んでいた。あれから何日経ったのか分からない。今が何時なのか分からない。最後に外に出たのが、食事をしたのが、風呂に入ったのが、眠ったのが、それがいつなのか分からない。しかし黒瀬は食欲も睡眠欲も感じなかった。部屋の様子が視界に入っているのに脳に認識されない。山積みになっている衣服もごみ袋も、物質としてただそこにあった。黒瀬は頭の中にモヤがかかったようにただじっとそこに座っていた。それからしばらくしてなにか大きな音が響き出した。人の声も聞こえてくる。それは黒瀬にも届いていた。しかしただじっと座っていた。金属音がした。視界の色が変わった。ビニールが擦れる音がした。胸元を掴まれて引き寄せられた。きれいな黒髪に細身の眼鏡、その奥の瞳がじっと黒瀬を見つめていた。
「黒瀬くん、大丈夫ですか」
黒瀬は返事をしようと口を開いた。そのとき黒瀬は初めて自分の口内が、それどころか喉の奥まで乾ききっていることに気がついた。ケホ、と小さな咳が出る。ガラガラの声で黒瀬は彼の名を呼んだ。
「凍城さん」
凍城は安心したように小さく笑った。ほら、と黒瀬をひっぱって立ち上がらせる。そのまま黒瀬の手を引いて外に出た。黒瀬はただ連れて行かれるまま歩いていった。
車に乗って数十分、たどり着いたのはきれいなマンションだった。「まずはシャワー浴びてきなさい」と浴室に押し込まれ、黒瀬は黙々と自分を洗った。湯とともに流れていく泡を眺めながら黒瀬はじわじわと思考を取り戻していった。同時に自分の醜態も思い出す。理不尽な暴力とその後の無断欠勤。まずは凍城に謝らなければならない。しかし許してもらえるのだろうか。少なくとも昔の鏡也は許してくれなかった。
再度顔を合わせるのは怖いがいつまでも浴室に籠もっているわけにもいかない。黒瀬はあがることにした。体を拭いて凍城が用意してくれたスウェットを着る。丈も袖も少しだけ足らなかった。タオルを被ったまま黒瀬はそっとリビングへ戻る。ドアを開けた瞬間、なにやら美味しそうな匂いが黒瀬まで届いた。カウンター式のキッチンで凍城がフライパンを振るっている。黒瀬に気づいた凍城は、優しそうな顔で手招きをした。
「ご飯食べられます?」
覗き込んでくる表情も声色もとにかく柔らかい。それでも早い方がいい。黒瀬は凍城に向かって頭を下げた。
「すみませんでした」
「こっちこそごめんね。頑張らせすぎました。ちゃんと見ててあげなきゃいけなかった」
でも、と黒瀬は頭を上げて食い下がったが、凍城の左頬にまだ残っている線が視界に入って言葉に詰まってしまった。
「大学も行ってなかったでしょ。君の友達たちが心配して店まで来たんですよ。期末試験始まるからってすごく心配してました」
「……今日って何日ですか?」
「十二月八日ですよ。金曜日」
なら期末は来週からだ。黒瀬はほっと胸をなでおろした。
「ご飯食べながらちゃんと話しましょう。だからちょっとだけ待っててください」
はい、と差し出されたマグカップを受け取る。そこから漂う匂いはいつも店で嗅いでいるもとの全く同じだった。凍城に背を押されて黒瀬はダイニングテーブルの横にある椅子に座った。それを飲みながら黒瀬はふとロテュスに入ったばかりのころを思い出していた。当時は少しでも早く覚えようとティーセットを買って毎日家で紅茶を淹れる練習をしていた。あのティーセットを最後に使ったのはいつだっただろうか。いったいどこにしまい込んでしまったのか。黒瀬は記憶を辿ってみるが思い出すことができなかった。
おまたせしました、と凍城がダイニングテーブルへ料理を持ってきてくれる。皿に乗っているのはナポリタンであった。釣られるように黒瀬の腹が鳴る。数日間もまともに食事を取っていなかったのだから仕方がない。二人で手を合わせて食べ始める。しばらくして凍城が「一応伝えておきますね」とポツポツ話しだした。
鏡也を一年前ロテュスで雇ったが一ヶ月も続かなかったこと、裏口の嫌がらせは未菜が黒瀬を指名したころに始まったこと、そして犯人は鏡也だったこと。
「宇洞さんに間に入ってもらって、彼のホストクラブと話をつけました。これで嫌がらせは止むはずです」
幼馴染の愚行を知らされて黒瀬は思わず食べる手が止まった。しかしその原因は元々彼の客であった未菜がこちらに頻繁に通うようになったことであり、ならばそれは実質自分のせいなのではないか。自分が居なければそもそも凍城は苦しまずに済んだのではないか、などとネガティブな感情が渦巻いてくる。
「黒瀬くん、彼と知り合いなんですよね」
「はい、幼馴染です。……でも」
どこまで話すべきか黒瀬には分からなかった。とりあえず「中学のころに仲違いして、そこから連絡とってませんでした」と続けた。
「まあ、うちの店としては今後彼と関わることはないと思います。なので柳田くんの話は終わりです」
「はい」
「それで黒瀬くんの話ですけど」
「はい」と返事をしつつ黒瀬は身構えた。
「今後はアプリ集客一切禁止です。ダイエットも一旦中止」
「はい」
「あとは大学の友人たちに謝罪とお礼をちゃんとすること」
「はい」
「それくらいですかね」と凍城はナポリタンに入っているベーコンにフォークを突き立てている。凍城から出てきた言葉があまりにも想像も違ったので、黒瀬は「あの」と恐る恐る聞いてみた。
「俺、クビじゃないんですか」
「クビじゃないですよ。人手がたらなくなるじゃないですか」
確かにそれはそうなのだが、自分がしでかしたことのヤバさをさすがに黒瀬も理解していた。店長の首を絞めたのにそのまま雇われるなど常識的に考えておかしいだろう。
「今まで何度も助けてもらいましたからね」
だから一回やらかしたくらいじゃ首切りませんよ、と凍城はぽつりと言う。
「凍城さん、俺に甘すぎませんか」
そうですねと凍城は笑った。
「でももう一回やったらさすがにクビにしますよ」
「はい。もうやらないです」
「……ところでなんで私の首絞めたんですか?」
「えっと……。好きだからです」
数秒考えてから凍城は「よく分からないですね」と言った。分かるわけないよな、と黒瀬は自分の頭を掻いた。
「まあいいです。ちょっとずつ知っていけばいいので」
ごちそうさま、と凍城が手を合わせるので黒瀬もつられて手を合わせる。使った皿を持った黒瀬は凍城の後ろに続いてキッチンへ行く。そのときふとテレビボードの上にある封筒に目がいった。宛名には佐々木肇様と書かれている。
「佐々木肇って誰ですか?」
「私ですよ」
え、と黒瀬は驚きの声を出す。
「凍城って本名じゃないんですか?」
「源氏名ですよ。ホスト時代から使ってるやつです」
「凍城さんホストだったんですか!?」
そうですよ、と平然といいながら凍城は皿を洗い始めた。自分だって凍城のことなにも知らないんだな、と黒瀬は肩の力が抜けるような気がした。
「ちょっとずつでいいじゃないですか。まだまだうちの店で働いてもらわないと困りますから」
愛さん来月から週二って言うんですよ。と凍城は続けた。戦力としてきちんと見てくれることを黒瀬は素直に嬉しく思った。
「黒瀬くん、大丈夫ですか」
黒瀬は返事をしようと口を開いた。そのとき黒瀬は初めて自分の口内が、それどころか喉の奥まで乾ききっていることに気がついた。ケホ、と小さな咳が出る。ガラガラの声で黒瀬は彼の名を呼んだ。
「凍城さん」
凍城は安心したように小さく笑った。ほら、と黒瀬をひっぱって立ち上がらせる。そのまま黒瀬の手を引いて外に出た。黒瀬はただ連れて行かれるまま歩いていった。
車に乗って数十分、たどり着いたのはきれいなマンションだった。「まずはシャワー浴びてきなさい」と浴室に押し込まれ、黒瀬は黙々と自分を洗った。湯とともに流れていく泡を眺めながら黒瀬はじわじわと思考を取り戻していった。同時に自分の醜態も思い出す。理不尽な暴力とその後の無断欠勤。まずは凍城に謝らなければならない。しかし許してもらえるのだろうか。少なくとも昔の鏡也は許してくれなかった。
再度顔を合わせるのは怖いがいつまでも浴室に籠もっているわけにもいかない。黒瀬はあがることにした。体を拭いて凍城が用意してくれたスウェットを着る。丈も袖も少しだけ足らなかった。タオルを被ったまま黒瀬はそっとリビングへ戻る。ドアを開けた瞬間、なにやら美味しそうな匂いが黒瀬まで届いた。カウンター式のキッチンで凍城がフライパンを振るっている。黒瀬に気づいた凍城は、優しそうな顔で手招きをした。
「ご飯食べられます?」
覗き込んでくる表情も声色もとにかく柔らかい。それでも早い方がいい。黒瀬は凍城に向かって頭を下げた。
「すみませんでした」
「こっちこそごめんね。頑張らせすぎました。ちゃんと見ててあげなきゃいけなかった」
でも、と黒瀬は頭を上げて食い下がったが、凍城の左頬にまだ残っている線が視界に入って言葉に詰まってしまった。
「大学も行ってなかったでしょ。君の友達たちが心配して店まで来たんですよ。期末試験始まるからってすごく心配してました」
「……今日って何日ですか?」
「十二月八日ですよ。金曜日」
なら期末は来週からだ。黒瀬はほっと胸をなでおろした。
「ご飯食べながらちゃんと話しましょう。だからちょっとだけ待っててください」
はい、と差し出されたマグカップを受け取る。そこから漂う匂いはいつも店で嗅いでいるもとの全く同じだった。凍城に背を押されて黒瀬はダイニングテーブルの横にある椅子に座った。それを飲みながら黒瀬はふとロテュスに入ったばかりのころを思い出していた。当時は少しでも早く覚えようとティーセットを買って毎日家で紅茶を淹れる練習をしていた。あのティーセットを最後に使ったのはいつだっただろうか。いったいどこにしまい込んでしまったのか。黒瀬は記憶を辿ってみるが思い出すことができなかった。
おまたせしました、と凍城がダイニングテーブルへ料理を持ってきてくれる。皿に乗っているのはナポリタンであった。釣られるように黒瀬の腹が鳴る。数日間もまともに食事を取っていなかったのだから仕方がない。二人で手を合わせて食べ始める。しばらくして凍城が「一応伝えておきますね」とポツポツ話しだした。
鏡也を一年前ロテュスで雇ったが一ヶ月も続かなかったこと、裏口の嫌がらせは未菜が黒瀬を指名したころに始まったこと、そして犯人は鏡也だったこと。
「宇洞さんに間に入ってもらって、彼のホストクラブと話をつけました。これで嫌がらせは止むはずです」
幼馴染の愚行を知らされて黒瀬は思わず食べる手が止まった。しかしその原因は元々彼の客であった未菜がこちらに頻繁に通うようになったことであり、ならばそれは実質自分のせいなのではないか。自分が居なければそもそも凍城は苦しまずに済んだのではないか、などとネガティブな感情が渦巻いてくる。
「黒瀬くん、彼と知り合いなんですよね」
「はい、幼馴染です。……でも」
どこまで話すべきか黒瀬には分からなかった。とりあえず「中学のころに仲違いして、そこから連絡とってませんでした」と続けた。
「まあ、うちの店としては今後彼と関わることはないと思います。なので柳田くんの話は終わりです」
「はい」
「それで黒瀬くんの話ですけど」
「はい」と返事をしつつ黒瀬は身構えた。
「今後はアプリ集客一切禁止です。ダイエットも一旦中止」
「はい」
「あとは大学の友人たちに謝罪とお礼をちゃんとすること」
「はい」
「それくらいですかね」と凍城はナポリタンに入っているベーコンにフォークを突き立てている。凍城から出てきた言葉があまりにも想像も違ったので、黒瀬は「あの」と恐る恐る聞いてみた。
「俺、クビじゃないんですか」
「クビじゃないですよ。人手がたらなくなるじゃないですか」
確かにそれはそうなのだが、自分がしでかしたことのヤバさをさすがに黒瀬も理解していた。店長の首を絞めたのにそのまま雇われるなど常識的に考えておかしいだろう。
「今まで何度も助けてもらいましたからね」
だから一回やらかしたくらいじゃ首切りませんよ、と凍城はぽつりと言う。
「凍城さん、俺に甘すぎませんか」
そうですねと凍城は笑った。
「でももう一回やったらさすがにクビにしますよ」
「はい。もうやらないです」
「……ところでなんで私の首絞めたんですか?」
「えっと……。好きだからです」
数秒考えてから凍城は「よく分からないですね」と言った。分かるわけないよな、と黒瀬は自分の頭を掻いた。
「まあいいです。ちょっとずつ知っていけばいいので」
ごちそうさま、と凍城が手を合わせるので黒瀬もつられて手を合わせる。使った皿を持った黒瀬は凍城の後ろに続いてキッチンへ行く。そのときふとテレビボードの上にある封筒に目がいった。宛名には佐々木肇様と書かれている。
「佐々木肇って誰ですか?」
「私ですよ」
え、と黒瀬は驚きの声を出す。
「凍城って本名じゃないんですか?」
「源氏名ですよ。ホスト時代から使ってるやつです」
「凍城さんホストだったんですか!?」
そうですよ、と平然といいながら凍城は皿を洗い始めた。自分だって凍城のことなにも知らないんだな、と黒瀬は肩の力が抜けるような気がした。
「ちょっとずつでいいじゃないですか。まだまだうちの店で働いてもらわないと困りますから」
愛さん来月から週二って言うんですよ。と凍城は続けた。戦力としてきちんと見てくれることを黒瀬は素直に嬉しく思った。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
王様のナミダ
白雨あめ
BL
全寮制男子高校、箱夢学園。 そこで風紀副委員長を努める桜庭篠は、ある夜久しぶりの夢をみた。
端正に整った顔を歪め、大粒の涙を流す綺麗な男。俺様生徒会長が泣いていたのだ。
驚くまもなく、学園に転入してくる王道転校生。彼のはた迷惑な行動から、俺様会長と風紀副委員長の距離は近づいていく。
※会長受けです。
駄文でも大丈夫と言ってくれる方、楽しんでいただけたら嬉しいです。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした
なの
BL
社長になって1年、父の葬儀でその少年に出会った。
「あんたのせいよ。あんたさえいなかったら、あの人は死なずに済んだのに…」
高校にも通わせてもらえず、実母の恋人にいいように身体を弄ばれていたことを知った。
そんな理不尽なことがあっていいのか、人は誰でも幸せになる権利があるのに…
その少年は昔、誰よりも可愛がってた犬に似ていた。
ついその犬を思い出してしまい、その少年を幸せにしたいと思うようになった。
かわいそうな人生を送ってきた少年とイケメン社長が出会い、恋に落ちるまで…
ハッピーエンドです。
R18の場面には※をつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる